1日5分!「眼球体操」で目の疲れもスッキリ

公開: 更新: テレ東プラス

nanairo_20210620_01.jpg画像素材:PIXTA

スマホやパソコンの普及による眼精疲労は、年代問わず現代人の悩み。また、昔から老いは目と歯から始まると言われ、40代からは目の老化も気になります。

毎回さまざまな専門家がレギュラー出演中の生活情報番組「なないろ日和!」(毎週月~木 午前9時26分~放送中)から、日本初となる視覚とメンタル機能を同時に鍛えるプログラム「目からの情報を頭で的確に理解するトレーニング」を提唱する松島雅美さんに、頭も心もスッキリする「眼球体操」を教えていただきました。

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【眼球体操1】目のストレッチ

1.親指を目の高さに立てる。
2.爪を見ながら顔を左にゆっくり振り、ゆっくり戻す。
3.爪を見ながら顔を右にゆっくり振り、ゆっくり戻す。
4.爪を見ながら顔をゆっくり上にあげる、ゆっくり戻す。
5.爪を見ながら顔をゆっくり下にさげる、ゆっくり戻す。
※左右上下3往復ずつ1日1回。

目の筋肉は、首と頭のつけ根の筋肉と繋がっています。スマホなどで凝り固まった筋肉を、眼球を左右上下に動かすことでほぐしましょう。肩こり解消にも効果あり。

【眼球体操2】目の筋トレ

1.前を見て2回まばたきをする。
2.頭の上の指を見ながら2回まばたきをする。
3.右上→右→右下と同じ動作をしていく。
※1~3の動作の逆回りを行う。

衰えた筋肉に力をつけるトレーニング。音楽に合わせてリズムよく! また、現代人が少ないとされる「まばたき」も有意義。意識してまばたきすることで、涙の分泌を促すことも期待できます。

【眼球体操3】ピント合わせのトレーニング

1.人差し指に指サックをはめて見つめる(ピントを合わせる)。
2.ゆっくりピントが合わなくなるまで近づける。
3.ゆっくりと戻す。

目の筋肉がほぐれて、ピントが合いやすくなります。「ゆっくり」がポイント! スマホやパソコンの作業でピントが固定している人は、定期的にこのストレッチを。

【眼球体操4】周辺視トレーニング

1.お手玉(または握りやすいボール)を持ち、肩幅より少し広く腕を広げて、まっすぐ前を見てお手玉を投げる。
2.連続5回キャッチするまで続ける。
※慣れてきたら手の間隔を広げる。

高齢者の運転による交通事故などが問題となっていますが、老化による周辺を視る力「周辺視」の衰えが一因でもあります。このトレーニングで、見える範囲を広げましょう。

「眼球体操は、情報処理能力をあげるだけでなく、目の使い方や物の見方のクセをとって正しい位置に戻すためにもオススメです」と松島さん。毎日続けて、目の疲れをとり、心も体も健康に!

取材協力: 松島雅美先生。メンタルトレーナー、臨床心理士、公認心理師、一般社団法人国際メンタルビジョントレーニング協会 代表理事。精神神経科クリニックや教育機関などで、のべ20000人をカウンセリングしてきた実績がある。視覚とメンタル機能を同時に鍛えるプログラム「目からの情報を頭で的確に理解するトレーニング」を構築。著書に「1日5分でアタマとココロがすっきりする眼球体操」(セブン&アイ出版)。
オフィシャルホームページ

松島雅美先生も出演する「なないろ日和!」は、今後もあらゆる専門家が出演し、生活に役立つ情報をお届けしていきます。毎週月~木曜9時26分からのOAも要チェックです!