「青春アミーゴ」作詞家が凡人でもバズる作詞テクを暴露!「うっせえわ」ヒットの秘密も:じっくり聞いタロウ

テレ東プラス

売れっ子から懐かしのスターまで、芸能人が驚きの近況を報告する番組「じっくり聞いタロウ~スター近況(秘)報告」(毎週木曜深夜0時放送)。5月27日(木)の放送では、「青春アミーゴ」の作詞家が、名曲誕生秘話から凡人でもバズる作詞テクニックを大暴露!

作詞家のzoppさんは2005年、亀梨和也山下智久による期間限定ユニット、修二と彰の「青春アミーゴ」を作詞。CDは160万枚以上を売り上げる大ヒットを記録した。

jikkuri_20210529_02.jpg
そもそも作詞家を目指して音楽業界に入ったのではなく、もともとは広告音楽やコンサート制作などを手掛ける会社の営業職でレコード会社やプロダクションに営業を行っていた。ある日、営業先で「何をやっているの?」と聞かれた時に「趣味で作詞をやっています」と言うと、「じゃあやってみる?」とあっさりとコンペに参加することに。

軽いノリで作詞コンペに参加するようになったzoppさんだったが、当然ながらプロの世界はそんなに甘くはなかった。500~600作が集まるコンペに挑むものの「初めて採用されるまでは200以上落ちてました」と険しい道。作詞家デビューして約2年で、ようやくポツポツと作詞が採用されるようになったという。

zoppさんの人生を大きく変えたのは、亀梨と山下のW主演ドラマ「野ブタ。をプロデュース」の主題歌「青春アミーゴ」。もともと「青春〜」はカップリング候補で、ドラマ主題歌になる曲は別にあった。カップリングのコンペで「こっちは自由に書いていいよ」と言われたzoppさんは、先に出来ていた曲のイメージを活かしながら「昔から書いてみたかったハードボイルドな感じの歌詞を書いた」ところ、先方に気に入られ急遽主題歌に変更になったという。

ミリオンヒットした「青春アミーゴ」の印税は、「当時、月給15万円だった僕が受け取るにはバカデカい金額でビックリした」という額だったという。計算によると、作詞家印税は3%くらいなので、当時CDが約1200円×約3%×162.9万枚=約5853万円。

jikkuri_20210529_03.jpg
それだけでもすごい金額だが、カラオケで歌われたりラジオで流れたりDVDに入ったりする際に支払われる「著作隣接権」の方が大きかったとか。「青春~」は、2006年にカラオケで歌われたランキング1位となった。ちなみに1位の曲は、少なく見積もっても10億回は歌われているとのこと。

zoppさんは、山下智久の2006年のソロデビュー曲「抱いてセニョリータ」も作詞。こちらも60万以上のヒットを記録したが、とてもおいしい体験をした。

zoppさんがコンペに出す詞を考えている頃、偶然山下と会い「Bメロに"セニョリータ"とか入れたらいいと思うんだよね」と言われた。この言葉に「アミーゴとセニョリータ、スペイン語つながりで面白い。『青春アミーゴ』の続編を作ってみたらいいのかも」と思い立ち、1番は20分くらいで作詞してしまったそう。

現在はYouTubeなどで誰もが全世界に向けて自作曲を発表できる時代。未経験者でも要所を押さえれば心に響く歌詞を書けるかも? そこでzoppさんが「青春アミーゴ」を例に3つのポイントを解説。

【売れる作詞のポイント3】
1.ネガティブな歌詞
日本人はネガティブな歌が好き。「青春〜」にもネガティブな気持ちを歌っている部分がある。

2.歌い手とギャップのある歌詞
「青春〜」にはちょいダサなフレーズがある。カッコイイ人がカッコイイことをやってもあまり面白くなく、ファンしか喜ばない。ヒットするためにはファン以外の人を取りこむことが必要。カッコイイ人がダサイことをやっていると違和感を感じ、そのギャップで思わず誰もが聴いてしまう。

3.替え歌にしやすい歌詞
一般の人が真似したり替え歌ができるコンテンツが流行りやすい。また誰か有名人が真似をすると、真似した人を好きな人もオリジナル曲を聴くため広がっていく。

zoppさんの解説した作詞のポイントを押さえ、まさに今爆裂的な再生数を稼いでいるのがAdoの「うっせえわ」。YouTubeでMVが公開されてからわずか1週間で100万回再生を記録した。

zoppさんいわく「青春アミーゴ」と似ているのは「替え歌にしやすい」ところや「歌詞がネガティブ」なところで、また歌い手たちからは出てこないような言葉が歌詞になっているところでギャップが出ているのも大きいという。

他、飲んだくれ大学生から億プレイヤーになったプロゲーマーが、ゲームを始めて2年4ヵ月で世界1位となり1億円をゲットした裏側を大暴露!