倉庫で14万枚の画像を撮影し、撮影に費やした期間は7年...ハリウッドからオファーが殺到した映画監督

テレ東プラス

5月11日(火)夜11時6分からは、23時の密着テレビ「レべチな人、見つけた」を放送。ディレクターが「世の中に1%くらいしかいないだろう」というレベル違いなすごい人「レベチさん」に密着し、ビートたけし国分太一にプレゼンする。

「テレ東プラス」では、放送の中から「7年間地道な作業でハリウッドからオファーが殺到した男」の内容を先取りでご紹介!

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ペンキまみれで塗装作業をしているこの男性が、ハリウッドからオファーが殺到したレベチさんこと堀貴秀監督。「映画の公開がなかなか決まらず、生活のために塗装のアルバイトをしている」と話す堀監督にカメラが密着!

元々内装美術などを手がけていた堀さんは、その作業場を改装し、撮影現場として使用しているそう。撮影現場の倉庫には不思議な人形たちが!

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中央に立つ白いキャラクターが作品の主人公・バートン。人形たちが立つセットもリアルに作られており、細かいディテールも実に素晴らしい!

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堀さんが手掛けるのは、人形や物を少しずつ動かしてカメラで撮影し、画像をつなぎ合わせて動画のように見せる「ストップモーションアニメーション」。堀さんは、この撮影方法で100分のストップモーション映画を制作したという。エンドロールは、もちろん堀さんの名前だらけ! 映画製作のすべてを手掛ける、まさに"レベチな人"なのだ。

新作の「JUNK HEAD」(大ヒット上映中)は、トータルで14万枚の画像を撮影し、制作に費やした期間は7年。アクティブなカメラワークが特徴で、とても静止画を組み合わせたものとは思えない。一体どのようにして撮影しているのだろうか。

セットはすべて堀さんの手作り。スペースの都合上、大掛かりなセットは撮影終了後に取り壊し、次のセットを新たに作るそう。精巧に作られた細かい装飾などは、レーザーカッターでパーツを作り、組み立てた後に色付けをしていく。セットはもちろん、生きているかのように見えるキャラクターもすべて手作りで、物づくりだけでなく、声優や効果音も自ら担当している。

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周囲に映画知識に長けた人材が不在だったので、仕方なく一人で映画を作り始めた堀さんは、「ストップモーションなら面白い映画が作れるのでは?」と、8年前に30分の短編作品でデビュー。YouTubeに動画をアップすると、すぐにハリウッドから制作オファーが届いたという。アメリカ大使館からも「あなたを探しているスタジオがある」と熱心な問い合わせがあったが、英語がわからなくてスルーしてしまったことも...。

実はフランスの映画祭でも賞を獲得。世界中から絶賛された堀さんは、その活躍が日本の配給会社の目に留まり、今回100分(短編30分+新撮70分)の長編映画「JUNK HEAD」を公開することにつながった。

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一般的なストップモーションは、カメラを固定し物を動かしながら撮影するが、堀さんは人形だけでなくカメラも動かしながら撮影。両方動かすので時間も労力も通常の倍以上を費やすが、このカメラアングルで、今までにないレべチなストップモーションを生み出すことに成功した。

番組では、気が遠くなるような作業を積み重ね、キャラクターの動きがよりリアルに見える撮影手法を紹介。また、バートンに「コマネチ!」に挑戦してもらい、撮影の過程をリポートする。わずか3秒の「コマネチ!」を撮影するために要した時間は、なんと1時間40分! バートンのキレのある「コマネチ!」をぜひ番組で確認して欲しい。

そしてスタジオには、堀貴秀監督が人形たちと共に登場。たけしが「将来大物になるよ!」と太鼓判を押すシーンも。

番組では他にも「9歳でプロデビューした売れっ子似顔絵師・門土くん」をお届けする。5月11日(火)夜11時6分放送! 23時の密着テレビ「レべチな人、見つけた」をどうぞお楽しみに!