350万円のヴィンテージ&セレブに人気のスカジャンを発見! お宝ジーンズを探すオシャレYOUに起きた奇跡:YOUは何しに日本へ?

テレ東プラス

日本を訪れる外国人たちを、空港で勝手に出迎えアポなしインタビュー! そのまま密着取材を行う「YOUは何しに日本へ?」(毎週月曜夜6時25分~)。今回のテーマは「祝9年目突入SP 海外から伝説YOUがおめでとう!美女とイケメンの密着も初出し!超ビッグなサプライズゲストも登場!視聴者プレゼントも大放出!YOUたち9年目もヨロシクね!大大大感謝祭」。盛りだくさんの95分で、はたしてどんな面白YOUに出会えるのか?

you_20210405_01.jpg(取材日:2020年3月2日)

成田国際空港で声をかけたのは、オランダから来たマイケルさん(22歳)。東京・原宿で買った古着コーデが似合う若者の目的は、アメリカや日本にしか在庫がない「LEVI'Sリーバイス®」のお宝ビンテージジーンズの入手だ。そのための軍資金は、なんと50万円っ! 古着屋巡りについて行きたいとお願いすると、快諾してもらえたので密着決定!

you_20210405_02.jpg(取材日:2020年3月3日)

翌日、JR原宿駅で合流したマイケルさんは、昨日にも増してオシャレ。こだわりのトップス以外にも、バッグは約2万9000円、革靴は約13万円...と、とにかくキメキメでお宝探しへゴー!

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まず向かったのは、古着の聖地「BerBerJin(ベルベルジン)」。ここはアメリカンビンテージを中心に扱う原宿を代表するショップで、豊富なビンテージジーンズの数にマイケルさんは思わず「スゲェ!」と大興奮。店長の藤原さんによれば、これらはすべてフリーマーケットや専門ディーラーから仕入れたアメリカ製だそう。次々と物色しながら、「それぞれのジーンズに長い年月の物語が詰まっていて、新品では決して味わえない歴史を纏(まと)っている特別な感覚になれるんだ」と、ワクワクが止まらないマイケルさん。

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「初めて生で見た!」とマイケルさんがいっそう感激したのは、壁面に陳列された1940年代後半&第二次世界大戦中のジーンズ。その"リーバイス501大戦モデル"のお値段は、79万8000円(税別/総額表示義務化前の3月収録時点)! 美術品並みの値にフリーズしつつ、続いてチェックした"リーバイス501XX 1922年モデル"は、100万円(税別・現在は販売していません)!! さらに、コンディションが良い「リーバイス1915年モデル」(税別・現在は販売していません)にいたっては...、なんと350万円(店内最高額)!!! 100年以上前のものがこの状態で残っているのは本当に希少だ、と藤原さんは教えてくれた。

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マイケルさんはこの相場に「ヤバイね...」とボー然とし、お礼を言って店を後にした。

そもそもジーンズの始まりは、19世紀中頃、米国リーバイ・ストラウス社が鉱夫向けの作業パンツを商品化したこと。丈夫なデニム生地で作られ、ほころびにくいと人気になり、後のジーンズの原型に。それから約100年後の1990年代、アメリカの古着ファッション(アメカジ)が日本で流行した際、古着店のバイヤーがアメリカでビンテージジーンズを大量に買い付けるように。さらに人気の雑誌でも特集を組んで紹介、一大ブームへ。その後ブームは世界に広がったが、すでにビンテージの多くは日本に流れていたのだ。

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その後マイケルさんは、2日間で古着屋を10店以上ハシゴしたが、「予算と好みに合うジーンズが見つからない」と断念し、「じつはもう1つ欲しかったものがあるんだ」と明かした。それは「スカジャン」だ!

ブティックを経営する母の影響でファッションに興味を持ち、スタイリストの道に進んだマイケルさん。「友人が買ったスカジャンを見たとき、あまりの美しさにひと目惚れ。欧州で着ている人は滅多にいないから、ぜひ買って僕の特別な1着にしたい」という想いがあったのだ。

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再び原宿を探すマイケルさんが、ピンときて入ったのは「原宿 スカジャン デプト」。日本最大規模の品揃えを誇る専門店で、デザイナー兼オーナーのKen Kakinumaさんが手がけた品が店頭に並ぶ。マイケルさんは新品のスカジャンを眺め、和柄の刺繍を美しいと絶賛した。オーナーによればここには世界のセレブも来るそうで、著名な映画監督も買い物に来たばかりなんだって!

そもそもスカジャンとは、戦後の横須賀(神奈川県)に駐留した米軍兵士が、自分のジャケットに和風の刺繍を入れたのが始まり。やがて日本各地や海外の米軍基地で販売され、人気が拡大。そのうち横須賀基地の周辺で一般向けに販売され始めると、アメリカ文化にあこがれる若者に人気になった。名前の由来も、「横須賀ジャンパー」から来ているという説が(諸説あり)。

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マイケルさんが物色していると、スタイリスト&デザイナー歴30年のオーナーが彼のセンスを褒め、オススメのスカジャンを選んでくれた。初試着したマイケルさんが「これはもう服じゃなくてアートだ」と惚れぼれすると、「この刺繍には意味があって、虎と龍、後ろの富士山、日本を代表する3つのパワーが込められている」と伝授。

ここで奇跡が起こった。オーナーが、「よかったらプレゼントするよ」というのだ! 信じられないという表情のマイケルさんに、「君と出会えた記念さ。とても似合ってるよ」と粋な言葉も。「あなたはクレイジーすぎる!」と感極まるマイケルさんに、オーナーは「俺はマジメな男だよ」と返した。

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最後に、「君がスタイリストとして大成すると信じてるし、スカジャンに宿ったパワーが成功へ導いてくれるよ」と励ましてくれたオーナーと誓いの握手をして、店を後にしたマイケルさん。「こんなことが起きるなんて。あんなステキな方に出会えて本当に行ってよかったよ!」と、最高の思い出を見届けたところで密着は終了。マイケルさん、また洋服を買いに日本に来てね~!

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