胃がラクになる! 薬膳のプロが教える自宅でカンタン発酵前菜レシピ

テレ東プラス

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いよいよ寒さも大詰め。春が待ち遠しいところですが、漢方の世界には「冬令進補、開春打虎」という言葉があること、ご存じでした? これは「冬はじっと滋養強壮にいそしむ時期。そうすれば、春が来る頃にはトラにも勝てるほどのスタミナが宿っている!」という意味だとか。

おめでたい新年につい食べすぎた人、飲みすぎた人は、滋養強壮のためにも、まずは胃の健康を取り戻すところから始めたいところ! というわけで、東京・銀座にある「オーガニック野菜×バルkitchen kampo's‐カンポーズ(以下、カンポーズ)」にやってきました。

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ここは、漢方と薬膳の魅力をおいしく伝えることをコンセプトとする料理店。店内には漢方薬局も備えているユニークなお店です。たくさんの生薬をたっぷりと使った薬膳鍋を得意とし、メラメラと体を燃やして毒素を発散する「デトックス発散鍋」や、豆乳と白ごまペーストで体を潤いで満たす「美肌鍋」などのスープ4種を取り揃え、加えて季節の鍋もあるなど、おいしく気軽に薬膳の世界を味わえるようになっています。

薬膳師が教える! 胃を元気にする冬のオススメ食材3選

hakko_20200209_02.jpg▲「カンポーズ」のレシピを監修する薬膳師の山口りりこさん(左)とメニュー開発を行っている店長の川島良太さん(右)

「薬膳というと、生薬を使うイメージが強いかもしれません。でも、実はどんな食材にも薬性があると考えるのが、薬膳の面白いところ。たとえばスーパーで食材を買ってきて、自宅で薬膳の知恵にもとづいたインナーケアを実践することもできるんですよ」と薬膳師・山口さん。

ということは、寒さや乾燥が厳しいこの季節、胃を酷使する人にぴったりの食材も?

「もちろんあります! たとえば『大根』や『オレンジ』のような香りのいい果物は、胃腸の消化を促してくれます。発酵食品として人気が高い『ヨーグルト』もすばらしい食材で、胃腸はもちろん、体の内側からたっぷりと水気を補ってくれます。暴飲暴食で熱をもった胃をやさしく冷まし、胃もたれや胸やけなどを軽減するほか、体の免疫力を高める効果も期待できますね。慢性的な胃弱とならないよう、ぜひ日々のお食事に取り入れてください」(山口さん)

なるほど、疲れた胃腸を癒すキー食材は「大根」「オレンジ」「ヨーグルト」。店長・川島さんがこの3種の食材を使ったオリジナルレシピを考えてくれました。ズバリ、「大根とオレンジの発酵マリネ」です。

自宅でカンタン! 爽やか「大根とオレンジの発酵マリネ」

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<材料>(4-5人分)
【ドレッシング】ヨーグルト...100ml/りんご酢...10ml/はちみつ...10ml
・大根...1/3本(&塩)
・オレンジ...1個(皮をむく)
・リンゴ...1/2個(皮付き)
・ブルーベリーなど...お好みで

<作り方>
1)まずはドレッシング作りから。といっても混ぜるだけ!
2)大根はイチョウ切りでスライスします。
3)スライスした大根に塩(大さじ1程度)を揉みこんで15〜30分ほど置きます。
4)水でよく洗い、ギューッとしぼってよく水気をとります。
5)果物をゴロゴロとカットして、4の大根とともにドレッシングにあえれば完成!

「ドレッシングと和えた後に大根から水が出ないように、しっかり塩もみしてくださいね。りんご酢とヨーグルトの酸味をはちみつで整えるので、甘すぎず、酸っぱすぎず、寝起きでもスルスルと食べられる味わいですから、夜のうちに朝食用に作っておいくのもいいですよ」(川島さん)

シンプルな手順ですが、ドレッシングがかろやかで爽やか。ゴロゴロと入れたフルーツとはちみつの甘さが朝の"おめざ"にもぴったりです。季節でフルーツを変えれば一年中楽しめそう。胃弱でお困りの方はぜひおためしを。

元気な胃でしっかり食べて、春までにトラを倒せる(!)ほどの活力を蓄えましょう!

【取材協力】
オーガニック野菜 × バルkitchen kampo's
住所:東京都港区新橋1丁目5-6 銀座第3誠和ビル5F
電話番号:03-4446-9864

※この情報は、2020年2月時点のものです。最新情報をご確認の上、お出かけください。