世界中から日本そして東京に注目が集まる2020年を見据えて、つい見逃しがちだった街やエリアの魅力が再発見されています。そんな中都内にも、宿泊する街をめぐることを目的にした新しい旅の形を提案する都市型観光ホテル「星野リゾート OMO5 東京大塚」が誕生。後編では、大塚を知り尽くしたガイドとともに、はじめての大塚散歩を120%楽しめると話題のOMOオリジナルのガイドツアーをレポートします!
街歩きのプロ「OMO GREEN」と、はじめての大塚散歩
前編では、ゲストルームからカフェの隅々まで遊び心いっぱいのOMO5 東京大塚の館内をご案内。オリジナルスイーツで小腹を満たし、ゲストルームで旅の疲れを癒して、準備万端。大塚の街に繰り出します!
その街を知り尽くした、グルメやナイトカルチャーなど各ジャンルのプロフェッショナルたちで構成される「ご近所ガイド OMOレンジャー」。現在「OMO5 東京大塚」では、GREEN・RED・YELLOW・BLUE・PURPLEの5色のレンジャーがそれぞれのスタイルで、宿泊客をおもてなししてくれます。
まず案内してくれたのは、大塚初心者に街の歩き方を教えてくれる「OMO GREEN」。OMOレンジャーオリジナルのユニフォームとポージングで、お出迎え。
いざ、出発!
「大塚駅は、山手線沿線の駅で唯一、都電と交差する駅なんです。」
一両編成の都電荒川線が行き交う横には、まるで昭和にタイムスリップしたかのようなネオン管の「バッティングセンター」の文字が。
「OMO PURPLEのナイトカルチャーツアーでは、バッティングセンターにご案内することもあります。」
下町情緒あふれる光景は、都会の喧騒を忘れさせどこかノスタルジーな気分にしてくれます。
駅を越え、南口の目の前に位置する商店街に到着。
「3つの商店街が融合して生まれたのが『サンモール』です。」
まさか「サンモール」がダジャレとは...下町らしいネーミングに好感度◎です。
商店街のメイン通りを進み、細い路地に入り見えてきたのはレトロな店構えの精肉店。
大塚の街で70年以上続く老舗で、A5ランクのお肉を下町価格で買い求められるほか、
豚の耳や猪脚などの珍しい部位も置いていることで、地元の人に愛されているそう。
「店内のカウンターで注文してその場でいただけるコロッケ、美味しいですよ。」
ホテルの次にコロッケが好きと言っても過言ではないコロッケ狂として、反射的に注文していました(しかも二つ)。
肉汁たっぷりで超ジューシーの肉コロッケと、濃厚で懐かしい味のカニクリームコロッケを瞬時に平らげ、ツアー開始数分にしてテンションは最高値へ。
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肉のハヤシ(林精肉店)
住所:東京都豊島区南大塚3-55-1
営業時間:9:00~19:30
定休日:日曜・祭日
お問い合わせ:03-3971-0324
HP:http://www.m-ohtsuka.net/hp/hayasi/
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次に向かったのは、『肉のハヤシ』の目と鼻の先。前編のコラボスイーツ・OMOなかサンドも手がける『千成もなか本舗』です。
創業80年以上の歴史ある最中の名店で、現在はここ大塚店と巣鴨店があるそう。色とりどりの最中は、パッケージもかわいらしく、大塚土産にもぴったりです。
そんな最中が並ぶ店頭に突如現れる「パンケーキ」の文字。
「千成もなかさんは、どら焼きも人気なんです。パンケーキは皮だけのどら焼きのことで、ぜひ食べていただきたかったんですが...」
がーん...残念。
人気商品なだけに、夕方には売り切れてしまうことが多いとのこと。宿泊される方は、午前中のゲットをオススメします。
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千成もなか本舗大塚店
住所:東京都豊島区南大塚3-54-4
営業時間:9:00~19:00
定休日:
お問い合わせ:03-3982-6000
HP:https://www.monaka.co.jp/
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続いて向かったのは、立派な鳥居が目印の神社。
「かつて大塚に川が流れていたと言われる時代から、700年以上の大塚の街を見守ってきたのが、ここ『天祖神社』です」
紅葉の季節は鳥居の上に生い茂る緑が色づき、新年には初詣に訪れる人で駅まで行列ができる地域の人に愛されている神社だそう。
賑やかな商店街の中に、自然豊かでふと心を落ち着かせられる場所があるのも、下町の醍醐味です。
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天祖神社
住所:東京都豊島区南大塚3-49-1
営業時間:9:00~17:00
お問い合わせ:03-3983-2322
HP:https://tensojinja.or.jp/
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日も暮れてきたところで、続いては、はしご酒をガイドしてくれる「OMO RED」にバトンタッチ!
裏メニューも注文できちゃう!?はしご酒のプロ「OMO RED」とのんべえツアー
1軒目に訪れたのは、下町どころか日本ばなれしたオシャレな店構えのこちらは、クラフトビールと宇都宮餃子のお店『タイタンズ』。
店内に入ると、その日に飲めるクラフトビールがぎっしり書かれた頭上の黒板にワクワク。
店員さんに好みを伝えながら、目の前のサーバーでその日のオススメのビールをいれていただきます。
「OMO REDをやっていると、はしご酒をするうちにお客さんとの距離も縮まり、人生相談や悩みをお聞きすることもあります。」
OMO REDさんとパシャり。はしご酒ツアーでは、こんな感じでOMOレンジャーとカウンターに並んで、フランクにお酒を楽しめるのも醍醐味です。
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Titans Craft Beer Taproom & Bottle Shop
住所:東京都豊島区南大塚3-53-7
営業時間:[月~土]15:00~23:30(L.O.23:00)[日・祝]15:00~21:30(L.O.21:00)
定休日:無休
お問い合わせ:03-5904-9531
Facebook:https://www.facebook.com/Titans-Craft-Beer-Taproom-Bottle-Shop-1662340077422197/
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続いてのはしご酒二軒目は、「待ってました!」と言わんばかりの下町情緒満載のやきとん店『富久晴(ふくはる)』。
「こちらは、OMOレンジャーの間でも大人気のお店です。初めて大塚を訪れた人には、なかなか入るのに勇気がいるようなお店でも、OMOレンジャーがいれば安心して楽しんでいただけます。」
緊張しつつ扉を開けてびっくり!店内のカウンターは超満員で、平日(しかも18時頃)とは思えない盛り上がりっぷり。さすがの人気店です。
串は1本130円と良心価格。瓶ビールとお品書きに書かれた串を、心おきなく注文していきます。
「裏メニュー頼んでみますか?」
ここはOMO REDの腕の見せどころ。お店に顔のきくOMOレンジャーがいれば、初訪問にして裏メニューが注文できちゃうんです。
数分すると、常連さんの間では定番の富久晴の裏メニュー「たたき」が登場。
「OMOレンジャーが始まった当初は、お店の方にもお客さんにも驚かれることも多かったですが、大塚は温かい方が多くて、街ぐるみで私たちを受け入れてくださりました。今は街で声をかけてもらえることも多いです。」
OMOレンジャーの活躍も、下町ならではの人の温かさがあってこそだそう。
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富久晴
住所:東京都豊島区南大塚2-44-6
営業時間:17:00~22:00
定休日:日曜・祝日
お問い合わせ:03-3947-2980
HP:http://www.m-ohtsuka.net/hp/fukuharu/
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通常のはしご酒コースでは、約2時間で3軒ほどはしごすることが多いとか。
「OMO5 東京大塚には、大塚エリアですでに100軒ほどの飲食店リストがあります。その中から、参加されるお客様のご希望などに合わせて、毎度オリジナルのツアーを組んでいます。」
さらに、6月にはガイドツアーがパワーアップ。
「大塚で世界を味わう、本格多国籍料理ツアー」や「女子受け必須のオシャレ系グルメスポット」、ショーレストランやスナックをめぐる「花街の香り残る大塚ナイトカルチャー体験」など、テンション上がること間違いなしのツアーが続々と登場します。
2軒のはしご酒で、お腹も満たされ、ほろ酔い気分になってきたところで、ずっと気になっていたことをお聞きしてみました。
(ライター)「ちなみに、OMO REDさんの正体は...?」
(OMO RED)「星野リゾートのスタッフです!」
てっきり、大塚に住む地元の方だと思っていました!
以上、前編・後編にわたって「OMO5 東京大塚」の魅力をじっくりレポートしてまいりました。
新陳代謝が激しく、日々進化を遂げる東京。
OMOには、そんな東京の地で、つい見逃しがちなの街のもつ歴史や空気、人の温かさを味わえる新たな宿泊体験が待っていました。
次の週末は、ちょっと足をのばして大塚に泊まってみてはいかがですか?
※この記事内の店舗情報は、2019年6月5日時点のものです。最新情報をご確認の上、お出かけください。