【無料配信】「ケーキにプラスチック片が入っていた」レビューサイトへの虚偽投稿犯の末路

公開: 更新: テレ東プラス

中島健人演じる弁護士・保田理(中島健人)が、ネットやSNSトラブルを解決! ドラマ8「しょせん他人事ですから 〜とある弁護士の本音の仕事〜」(毎週金曜夜8時)。保田がネットトラブル専門の弁護士になるきっかけとなった第4話「喫茶柏原」炎上編を振り返り、トラブル対処法を解説!

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保田弁護士から学ぶネットトラブル対処法#4


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【今回のトラブル】
10年近く前、柏原麻帆(片平なぎさ)が営む「喫茶柏原」が炎上。レビューサイトに書き込まれた「ケーキにプラスチック片が入っていたんだけど」という身に覚えのない投稿が拡散され、イタズラ電話がかかってきたり、冷やかしがやってきたり、店が被害をこうむる。

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困り果てた麻帆は、偶然、客として店にやってきた保田弁護士を自慢のスイーツで魅了し、相談に乗ってもらうことに。当時は、まだネットトラブル専門ではなかった保田弁護士だが、「面白そうだから実験で」と引き受ける。

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まずは、レビュー投稿が虚偽であることを立証するため、レビューサイトへ投稿の「削除請求」「情報開示請求」を行う。…のだが、当時の手続きは今以上に大変で、この件のように海外法人を相手にする際には登記簿の入手法がわからなかったり、申立書は英語版を用意しなければならなかったり、さらに判例や資料も今ほどはなく、試行錯誤の連続だった。

記事画像【店のネットトラブルの一例】
店に関するネットトラブルの例として、保田弁護士は「バイトテロ」と「デジタルタトゥー」について解説。

「バイトテロ」
とある居酒屋でアルバイトをしていた大学生のAくんは、バイト仲間と厨房でふざけ合う中、食材のキスの一夜干しを手に取り「キスにキス」という渾身のギャグを披露。バイト仲間がその写真をSNSにアップしたことから大炎上し、店もAくんも特定されてしまう。

Aくんはバイトを首になり、店から賠償請求の裁判を起こされ、心身ともにやつれ、半ば引きこもりのように。軽い気持ちでネット上に上げたものが、後に大問題になってしまったのだ。

「デジタルタトゥー」
しかし、本当に怖いのはその後だった。数年後、Aくんは就職活動を始めたが、最終面接まではいくのに内定はもらえない。実は、人事担当がネットを検索して炎上のことを知り、不採用にしていたのだ。

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【保田弁護士からのワンポイントアドバイス】
「インターネットとSNSが普及した今、ちょっとの冗談でも一度ネットで広まってしまうと、人生に暗い影を落とすこともあるということです。この傾向は今後ますます強くなるでしょうね」

炎上の元となった投稿の意外な犯人とは!? 保田が、ネットトラブル専門の弁護士になった理由とは!? 事務所の掛け軸「他人事」の意味も明らかに! 「TVer」、「ネットもテレ東」で、第1~4話を期間限定配信中! 1話4分でサクッと見られるダイジェストも配信中!