栗山千明「食べることも大好きなので…」この夏楽しみにしていることは?:晩酌の流儀3

公開: 更新: テレ東プラス

6月28日(金)深夜24時42分から、ドラマ25「晩酌の流儀3」がスタート!

「1日の最後に、いかに美味しくお酒を飲むことが出来るか」を追求する、“お酒”をテーマにしたグルメドラマ。多くの人に愛され、待望のシーズン3に突入!

「テレ東プラス」は、主人公・伊澤美幸を演じる栗山千明にインタビュー!

【動画】ドラマ25「晩酌の流儀3」予告映像

お芝居していると言っていいのかわからないくらい、美幸は身近な存在


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――まずはシーズン3が決定した時の気持ちを聞かせてください。

「続編を期待していたので、お話をいただいた時は『やった!』と思いました。
シーズン2の時から1年間が空いたので感覚を取り戻せるかなという心配がありましたが、撮影が始まるとすぐに感覚を取り戻せました。今回もあまり心配することはなく、楽しいことがたくさん待っているのではとワクワクしています」

――"晩酌"という幸せのために、日々全力を尽くす美幸。シリーズを重ねるにつれて、美幸に対しての思いや印象は変わってきましたか?

「美幸が私に近づいてきたのか、私が美幸に近づいてきたのかわからないのですが、より身近で親しい感覚になっています。私も晩酌が好きなので、この役をいただいた当初から自分にぴったりだと思っていましたし、美幸が発する言葉も演じていて違和感がありません。
俳優としていろんな役を演じていると、『この言い方はきついな』とか『こんなこと言っちゃうんだ』と思うような役と出会うこともありますが、美幸に関してはそういうことが全くなく、『私でもこういう発言をするだろうな』と共感するセリフがどんどん出てきます。お芝居していると言っていいのかわからないくらい、私にとって美幸は身近な存在です。
10代〜20代くらいの頃はミステリアスな役をいただくことが多かったので、その印象を持っている方も多いと思いますが、美幸を演じることで、親しみやすいイメージに変わってきていたらうれしいです」――今回は、美幸の晩酌がさらにパワーアップし、お酒への情熱が加速しているそうですね。栗山さんご自身は、最近情熱が加速していることはありますか?

「久々に観葉植物を買ったので、育てることに熱中しています。以前はペットを飼っていて、お別れしたのが辛くてもう飼わないと思っていたのですが、やはり何かを愛でたいという気持ちが強くて。今回買ったのはガジュマルですが、"ガジュ郎"と名前をつけて、毎朝『ガジュ郎さん、おはよう。お水いる?』と話しかけています(笑)。
植物は今まで何回もチャレンジしましたが、いつもうまくいきませんでした。お水をあげすぎてダメにしてしまうタイプなので、様子を見ながらあげています。新芽がちょっと出ただけで『かわいい!』と思いますし、忙しい毎日の中でこういう喜びがあると穏やかにいられますよね。まだ買ってから数ヶ月なので、うまく育てられるかわかりませんが、もしうまくいったらポトスなど他の植物も育ててみたいです」

――夏に向けて楽しみにしていることはありますか?

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「海で浜焼きをしてみたいです。昔から海水浴にはそこまで興味がないのですが、海の家で食べられるグルメは楽しんでみたいです。ご飯を食べることも大好きなので、間食は控えて、しっかりお腹を空かせてから食を楽しんでいます」

――「晩酌の流儀」にかけまして…栗山さんの流儀はありますか?

「流儀というほどのことではないのですが、自己分析すると、本当に無駄が嫌いなんだなと思います。焦るのは嫌ですが待つのも苦手で、要領よく全てを済ませたいタイプなので、プライベートのスケジュールがバチッとうまくいった時は気持ちいいです。わりとせっかちで、歩くのも早いですし、撮影現場ではセッティング待ちで呼ばれていないのにスタンバイしてしまうことも(笑)。
家にある食材も、賞味期限が近いものから手前に出して在庫管理しています。義務感でやっているというよりは、そっちの方が自分にとって気持ちがいいんです」

――最後に、読者へメッセージをお願いします。

「シーズン3では、手軽なおつまみから少し手の込んだものまで、試したくなるお料理がたくさん登場します。ドラマを見ながら、ぜひ一緒に晩酌しましょう!」

【栗山千明 プロフィール】
1984年10月10日生まれ。ティーン向け雑誌のモデルを経て、1999年から女優としても活動。映画「バトルロワイヤル」(2000年)出演をきっかけに、映画「キル・ビル vol.1」(2003年)でハリウッド進出。「サイレント・ヴォイス 行動心理捜査官・楯岡絵麻」シリーズ(BSテレ東)、「ラブコメの掟〜こじらせ女子と年下男子〜」(テレ東系)、「ワタシってサバサバしてるから」(NHK)、「リエゾン -こどものこころ診療所-」(テレビ朝日系)、「けむたい姉とずるい妹」(テレ東系)など、ドラマ、映画、舞台などで幅広く活躍。

(取材・文/みやざわあさみ)

【第1話】
不動産会社の営業として働く伊澤美幸(栗山千明)は、理想の晩酌を追い求め、年に一度引っ越す。今年は近所に商店街がある社宅へ引っ越し、様々なお店が揃う街の姿に胸が高鳴っていた。一方、物件を探しに職場へ現れた横野(駿河太郎)は引っ越し後の挨拶の品に悩んでいた。新居に越してきたばかりの美幸もその悩みに共感し思い悩む。そこで冗談しか言わない支店長・海野(おかやまはじめ)が珍しくまともなアドバイスをし…。