キム・スヒョンの魅力がさく裂!韓国ドラマ「太陽を抱く月」あらすじ&今後の見どころ

公開: 更新: テレ東プラス

テレ東では、毎週月曜~金曜 朝8時15分から、韓流プレミア「太陽を抱く月」(主演:キム・スヒョン 全20話)を好評放送中!

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チョン・ウングォルによる同名小説を実写ドラマ化した大ヒット宮廷ロマンス! 若き王イ・フォンと、悲劇的な運命に翻弄されるヨヌのピュアなラブストーリーを中心に、宮廷内の陰謀や権力争いを描く。

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物語は、王位継承者であるイ・フォン(キム・スヒョン/子役:ヨ・ジング)と知識階級の家に生まれたヨヌ(ハン・ガイン/子役:キム・ユジョン)の出会いから始まる。2人は幼少期に恋に落ち、結婚を約束するが、宮廷内の陰謀により、ヨヌは命を奪われてしまう。しかし実際は、ヨヌは生きたまま記憶を失い、巫女として新たな生活を送っていた。
数年後、王として国家を統治するフォンは、巫女として生きるヨヌと運命的な再会を果たし、彼女の記憶を取り戻そうと奮闘する。

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ヨ・ジング、キム・ユジョン、後に世子嬪となるユン・ボギョン役のキム・ソヒョン、ヨヌの兄でフォンの学問の師、ホ・ヨム役のイム・シワン…子役たちの名演に引き込まれる序盤。第7話からは、いよいよ成人パートへスイッチするが、なんと言っても見逃せないのが、本作で一躍ブレイクしたキム・スヒョンの熱演だ。

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1988年生まれのスヒョンは、2007年、シットコム「キムチ・チーズ・スマイル」で俳優デビュー。その後「ドリームハイ」(2011)で、歌手になる夢を追い求め、田舎から上京した高校生役をエネルギッシュに演じて注目を浴びた。続いて出演した「太陽を抱く月」では、愛と苦悩に満ちた若き王・フォンの複雑な内面を見事に表現し、大ブレイクを果たす。その後、チョン・ジヒョンと共演した恋愛ファンタジー「星から来たあなた」では、400年間地球に住む宇宙人役という特殊な役柄にリアリティを持たせ、コメディーとロマンスを絶妙なバランスで演じきり、アジア中の女性の胸をときめかせた。さらに「サイコだけど大丈夫」では、複雑な過去を持つ精神病院の保護士役を熱演。心に傷を抱えながらも他人を癒やす温かいキャラクターを繊細に演じ、視聴者の心をとらえた。

「愛の不時着」を手掛けたパク・ジウン脚本の作品として注目を集めた最新作「涙の女王」では、財閥の娘と結婚したハイスペックな弁護士役でスイートな魅力を発揮! 今年4月に韓国で放送された最終回の視聴率は、「愛の不時着」の21.7%を超える24.9%を記録。同作では、スヒョンが涙を流すシーンが40回も登場したことが話題に。

スヒョンが泣くシーンは、「太陽を抱く月」でも随所に登場。“泣きの天才”と呼ばれるスヒョンがヨヌを思って涙を流すシーンは号泣必至だ。王としての決断力や統率力を持つ一方で、愛する人を失った悲しみや孤独感を抱えるフォン…スヒョンがこの二面性を巧みに演じ分け、俳優としての評価も一気に高まった。

そんなスヒョンの素顔は超天然! バラエティーやインタビューで突然ダンスを始めたり、日本でのファンミーティングでも、アニメで覚えた日本語を羅列したりとコミカルな一面があらわに。また、ファンへの手紙を読み上げながら感極まるなど、感情豊かな姿を見せ、素の姿でもファンを魅了している。

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そして、ヒロイン・ヨヌを演じたのがハン・ガインだ。知的で心優しい女性でありながら、運命に翻弄されるヨヌ…。ハン・ガインは、ヨヌの内に秘めた強い意志と優しさを繊細に演じ、作品に華を添える事に成功した

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フォンのライバルで異母兄弟、陽明君(ヤンミョングン)を演じるチョン・イルも、本作で高い人気を得た一人。庶子のため王の座を手にすることができない陽明君(ヤンミョングン)は、愛と忠誠心の間で葛藤。ヨヌへの一途な愛を抱えながらも、彼女を守るために自己犠牲を払うシーンは感動的で、陽明君(ヤンミョングン)の存在が物語に深みを与えている。

その他、フォンを護衛する若き武士キム・ジュウン役を「とにかくアツく掃除しろ! ~恋した彼は潔癖王子!?」のソン・ジェリム、政略結婚でフォンへの愛と実家の父親との関係に苦しむ王妃・ユン・ボギョン役を「童顔美女」のキム・ミンソ、夫に一途すぎる愛を抱くフォンの妹・ミナ王女役を「ヒョシムの独立奮闘記~Live Your Own Life」のナム・ボラ、ヨムの兄でミナの夫となるホ・ヨム役をソン・ジェヒが好演。現在も活躍する俳優たちが、安定した演技で作品を支えている。

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第7話以降、物語はより一層ドラマティックに展開! 記憶を失ったヨヌが巫女・ウォルとして宮廷に戻り、フォンと再会。ヨヌが死んだと思い込んでいるフォンは、ウォルに強く引き寄せられつつも葛藤する。今後、ウォルがどのような形で自分の記憶を取り戻し、真実に近づいていくのか…。フォンとヨヌのラブラインに加え、陽明君(ヤンミョングン)のヨヌへの未練やフォンへの対抗心も描かれ、宮廷内の陰謀と権力闘争も激化。緊張感が増していく愛の物語を、どうぞお見逃しなく!

【第7話】
8年の歳月が流れ、朝鮮の王となったイ・フォンは、ユン・デヒョンの娘、ボギョンを王妃に迎えていたものの、病を理由に夜をともにすることはなかった。そんな折、フォンは病気療養に都を離れることになる。その王の行列がひなびた村を通りかかったとき、偶然そこには…。

(文/斉藤和美)