残念ながら彼氏は助かりませんでした。「私の方が岸側で、彼はもうちょっと先に浮いていたみたい」とりかさん。「あの人と再婚できなかったのがアウト」…。
後遺症は1カ月ほど続いたそうで、「筋肉が溶けていくのよ。ずっと熱湯をかけられているみたいな状態。でも、食べないとどんどん痩せていっちゃうから必死で食べました」と入院当時の様子を明かしてくれました。さらにつらい事実が追い打ちをかけます。
彼氏が亡くなったことを病院の先生もご両親も伏せていたそうで、自分のニュースを自分のニュースだと思わずに見ていたりかさん。その姿を見かねて母親が教えてくれたといいます。「後遺症のつらさと悲しさでぐちゃぐちゃになりながら闘っていた覚えはある」。
入院中ずっと泣いていたりかさんですが、娘さんがいたおかげでなんとか頑張れたといいます。スピード離婚、束札発見、落雷事故などなど数々の衝撃的な体験を経てきたりかさんに、こう尋ねてみました。「自分の人生をどう思いますか？」。すると、「波乱万丈」と即答！ りかさんは自分の半生と生きてこられた理由について「もちろん運が良かったのもあると思う」と振り返りつつ、「（落雷に遭った時）宝くじ1等＋前後賞が当たるくらいの確率って言われた」といいます。
父親の記憶がない娘さんには「素敵な夫を見つけてほしい」といいます。「私も欲しいし」（りかさん）。「相思相愛の人と付き合って結婚する確率って雷に遭うよりも難しい」と真顔になり、「そんな人と結婚できるってそれこそ奇跡」と語ります。「だから結婚したーい！」（笑）。
壮絶な経験をしたとは思えない、天真らんまんなりかさんの笑顔に癒やされました。宝くじに当たるよりもすごいお話を聞かせてくれてありがとうございました！
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どうぞお楽しみに！
