バチ当たりかも?超大手企業かベンチャーか…就職先をおみくじに委ねたYOUの決断:YOUは何しに日本へ?

公開: 更新: テレ東プラス

日本を訪れる外国人たちを空港で勝手に出迎え、アポなしインタビュー! そのまま密着取材を行う「YOUは何しに日本へ?」(月曜夜6時25分~)。今回のテーマは、「ラッキー&アンラッキー 師弟 兄妹 新婚YOUがワンチャン狙って運試しSP!」。ワンチャンを夢見るYOUが続々登場する90分で、果たしてどんな面白YOUに出会えるのか?

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(2020年3月23日放送)
空港で声をかけたのは、先月会社をクビになったばかりというシアトル(アメリカ)から来たタムラさん(当時27歳)。社員700人のうち、4日間でなんと360人が解雇されるという騒動に巻き込まれたものの、再就職活動に燃えた結果、見事2つの会社に合格! しかも1社は世界的大企業で、もう1社はチームワークが良く通勤便利な社員数1100人ほどのベンチャー企業というから優秀だ。ただしどちらに入社するか、翌日までに決めて返事をしなくてはならないという。

【動画】世界的大企業とベンチャー企業。出世にご利益のある神社おみくじのお告げは!?

決めかねたまま来日したタムラさんは、神社へ行くそうだ。「おみくじを使って就職先を選ぼうかなと。明日は人生で一番大事な日ね」と笑うが、二択をおみくじで決めるなんて強者すぎる…。ぜひ神社について行きたいとお願いすると、快諾してもらえたので密着決定!

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翌朝タムラさんの宿泊するホテルで再会後、緊張しつつ向かったのは愛宕神社(東京都港区)。出世運の良いパワースポットだとネットに書いてあったのが決め手だそうで、「私にとって運を試すには絶好の場所だと思うの」と笑う。それにしても、なぜ神社のおみくじで就職先を決めようと考えるのか?実は4年前にも社会人になってからお金を貯めて語学留学で来日した経験があるタムラさん。その際、京都の有名な縁結び神社「地主神社」で“彼氏が欲しい”と願掛けした時に、人生初のおみくじを引いたそうだ。開封してれば見事に大吉、しかも1週間後に本当に彼氏ができるというびっくり体験をした。以来おみくじを崇拝し、今回の重要な岐路でも人生を委ねることに決めたのだった。

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目的地の愛宕神社に到着。タムラさんは、神社に続く長くて急な86段の階段“出世の石段”を見上げ、気合を入れる。

この石段の由来は、江戸三大将軍・徳川家光公。愛宕山に咲く梅を見て、誰か馬に乗って梅を取って参れと命令するが、家臣らは急な石段にビビッて動こうとしなかった。しかし曲垣平九郎だけは馬で石段を駆け上がり、梅を献上することに成功。こうして曲垣が家光公に讃えられ大出世したのをきっかけに、この石段が仕事運UPのパワースポットとなったそうだ。

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タムラさんは必死で石段を上り、社殿の社務所(おみくじコーナー)へ。「まずは2回おみくじを引くの。1つは大企業で、もう1つをベンチャー企業にする。くじの運勢が良いほうの会社に私は就職するわ」と、ルールを決めた。担当Dが「このおみくじに人生をかける…、後悔しない?」と聞くと、ド緊張した様子ではあるが「後悔しないわ」ときっぱり。挑戦とやりがいのベンチャーか、お金と安定の大企業か、果たしておみくじはどちらを選ぶのか…!?

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まずはベンチャー企業のおみくじから。なんと大吉が出た! 「もう1つが大吉じゃなかったらベンチャー企業に決まりね」と、ますます緊張するタムラさんだが、すぐにもう1つも引いた。結果は…小吉! ということは…!?

おみくじははっきりしたが、なんだかタムラさんの表情には戸惑いが。とはいえ善は急げ、さっそくスマホで「内定を受けます」というメールを送信した。決断することができたタムラさんの表情はとても清々しい。せっかくなので、担当Dもメールの内容を見せてほしいとお願いすると、「I would be happy to accept it.I’m excited (喜んでお受けします)」という文面を快く見せてくれた。

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が、よくよく見ると…。

あれ? 宛名はベンチャー企業じゃなく、大企業ではないか!?
担当Dが目を疑うと、タムラさんは「やっぱり…大企業にしちゃった。バチが当たらなければいいけど…」と、苦笑するのであった。「大企業のほうがお給料が断然良いの! やっぱりお金は重量よね」とぶっちゃけるタムラさん、これからどんどん出世の階段を駆け上がってね~!