どんな人が借りてるの?懐かしの「レンタルビデオ店」アダルトコーナーの今

公開: 更新: テレ東プラス

じっくり聞いタロウ~スター近況㊙報告~」(毎週木曜深夜0時)。5月9日(木)の放送では「夜の昭和の常識は非常識!? SP」をお届け!

【動画】昭和VS令和 アダルトビデオの楽しみ方

アダルトビデオ事情


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令和では、エッチな動画はサブスクや購入したものをスマホやパソコンで視聴する人が多いが、昭和世代がAVを見る時は、街のレンタルビデオ店でレンタルするのが基本だった。
AV作品は、カーテンなどで仕切られた「18禁」のコーナーに陳列。借りる人は周囲の目線が気になるし、会計時にレジにいるのが女性だとさらに勇気が必要に。
MCの河本準一いわく、「昔は店員さんが、レジで作品のタイトルを読み上げていた」とのこと(笑)。
AVだけ借りるのは恥ずかしいため、見る予定のなかった映画作品にAVを挟み“映画・エロ・映画”とサンドイッチのようにしてレジに持って行く人も。現在も営業している埼玉県のレンタル店へ取材に行くと、今でもアダルトコーナーが!

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昭和世代が足繁く訪れるそうで、来店していた男性客に話を聞くと、「スマホとかは使い慣れていない。(AVを)返せば後腐れない」「お金を払って借りる方が満足感がある。お店だとゆっくりパッケージも見られる」「今のAVは規制が多くなっている。昔の方が好みに合っている」と教えてくれた。昭和世代は令和になっても、お店でお好みのアダルト作品を求め続けている。

当時のAVには、モザイク加工以外に一部のファンを魅力した隠し方があった。それは、局部を光で隠すフラッシュバック加工というもので、1980年代にあるアダルト会社が販売し、“モザイク加工より興奮できる”と支持者が急増! しかしその人気は、数年で終了してしまった。

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また、当時昭和世代が気になったいたのが「モザイク除去装置」なるもの。雑誌などに「モザイクが消える」とうたった広告があり、男性たちの中で“夢の機械”と話題になったが、購入した人はほとんどいなかったという。

エッチへのステップ“ABC”


昭和世代では、エッチまでには段階があり、A=キス、B=ペッティング、C=エッチという言葉が1980年代にかけて大流行! 当時の若者は、このABCを大事にしながら恋愛をしていた。
“キスができたら次のデートではペッティングまで”というように、1度のデートで最後までいかず、段階を踏むことがカッコいいと思っていて、最初のデートは手をつなぐだけだったという。
街ゆく昭和世代の男性は、「今の子は、ABC全部一気にいくやろ? 昔はいきなり“C”にいけへんねん!(笑)」と熱く語っていた。