二階堂ふみ「“明るい未来”につながるヒントがたくさんある」:JAPANプロジェクト

公開: 更新: テレ東プラス

4月28日(日)よる6時30分から、テレビ東京開局60周年特別企画 「JAPANプロジェクト」を放送!

【動画】佐々木蔵之介出演「JAPANプロジェクト」第一章 予告

「ハゲタカ」シリーズや事件の全貌を洗い直した「ロッキード」などで知られる作家・真山仁のオリジナル作品を番組化。「革新」を生む異端児のドキュメント&ドラマで描くシン報道経済番組。
テーマは『世界都市TOKYO』『食』『ものづくり』。激動の60年から見えてくる未来へのヒントとは?
フィクションのドラマパートとテレ東が誇る経済アーカイブ映像、新撮のドキュメントパートで構成し、日本の知られざる挑戦者から、未来を照らす“再興”のヒントを探る!

二階堂
ドラマパートを彩るのは、経済・社会問題に強い関心を寄せる佐々木蔵之介二階堂ふみ。未来を救う鍵となる“希望の種”を求め、過去・現在・未来をめぐる壮大な旅に出発する。

~ドラマパートSTORY~
2084 年から現代に送りこまれてきた2人のエージェント。彼らの使命は政府が秘密裏に進める「日本経済再生計画」の完遂だった。未来を救う鍵となる「希望の種」を求めて、日本経済が躍進した過去60年の歴史をめぐる壮大な旅に出る。彼らが見つめる先に浮かび上がる未来とは?

~ドキュメントパート~
日本の過去 60 年の間に「革新」を生み出してきた挑戦者が続々登場。1964 年東京五輪成功の陰にあった、冷凍技術進化の「知られざる物語」に注目。オープンから史上最速でミシュラン三ツ星を獲得した新進気鋭のシェフや、4000 円超でも予約が殺到しているという女性ラーメン職人が登場する。
また、日本の『ものづくり』を語る上で欠かすことのできない、ソニーグループと日立製作所を取材。逆境を跳ね除け世界と戦うサバイバル術の真髄を追う。

「テレ東プラス」は、安縫希望役を演じる二階堂ふみにインタビュー! 番組の見どころを聞いた。

二階堂

生態系や地球の危機、現実を直視することでショックを受けるかもしれない


――「JAPANプロジェクト」は、2024年、複数回にわたって放送されます。二階堂さんは、アフリカ大陸に渡り、生態系のいま、そして危機を取材するそうですが、これを聞いた時の感想は?

「元々動物の権利や気候変動について関心があったので、テレビ局の周年でそういったトピックを特番にするのは、チャレンジでもあり素晴らしいなと思いました。
アフリカはずっと行きたい場所でした。野生動物の姿を生で見るチャンスはなかなかないですし、実際に目にしたらものすごく感動するだろうなと思います。
それと同時に、生態系や地球の危機、現実を直視することでショックを受けるかもしれません…。でも、それも含めちゃんと目に焼き付けて、日本の皆さんにお届けしたいです」

――そもそも、二階堂さんが動物の権利や環境問題に興味を持ち始めたきっかけはあるのでしょうか。

「今から9年くらい前、縁があってフェレットと暮らし始めました。今は犬や猫もいて、にぎやかな暮らしを送っていますが、彼らは私にいろいろなことを感じさせてくれる存在。動物たちの喜怒哀楽など、さまざまなものに触れ、自分の生き方も変えられたような気がします。
そこから、アニマルライツやアニマルウェルフェアなど、動物の問題に自然と関心を持つようになりました。毛皮やファッションにおける動物性素材のあり方についても目を向けるようになり、“自分に何かできることはないか”と、日々勉強させていただいています」

――「JAPANプロジェクト」は、過去の日本を掘り下げるだけではなく、明るい未来を切り拓くためのヒントも多く隠されています。二階堂さんが、作品を通して伝えたいことはありますか?

「若い世代が、なかなか明るい未来が想像できないという傾向にあるそうなので、今回の作品をご覧いただき、まずは“希望を持っていいんだ!”と感じてもらうことが大切なのかなと思います。
例えば今回の台本を読んで、“東京にはミシュランの星付きのお店がこんなにある”“パリやニューヨークと比べても、圧倒的に数が多い”というのを、私も初めて知りました。改めて、おいしいお店ばかりなんだなと。
外国と比べがちですがしっかり日本の内側を知っていくと、明るい未来につながるヒントがたくさんあることに気づきましたし、皆さんにもそのようなことを感じていただけるのかなと思います」

――佐々木さんとは初共演ですが、印象は?

「佐々木さんは昔からずっと拝見している大先輩ですし、すごく尊敬している俳優さんの一人でもあったので、今回ご一緒することができてとてもうれしかったです。
実は撮影中、立ちくらみが起きてしまったのですが、誰よりも早くスマートに支えてくださって、申し訳なさを感じながらも“かっこいい!”と思いました(笑)。いや本当に、漫画みたいな展開で……ご迷惑をおかけしました」

二階堂
――最後に、今後、安縫役を演じる上で、楽しみにしていることがあれば教えてください。

「佐々木さんが演じる諸星と安縫が、なぜ2084年からやって来たのか…その謎も明かされていませんし、安縫の背景は、徐々にわかってくる感じだと思います。最後まで言えない謎があり、その伏線が徐々に回収されていくので、そんな部分も楽しみに見ていただければと思います」

【二階堂ふみ プロフィール】
1994年9月21日生まれ。沖縄県出身。2009年、映画「ガマの油」で俳優デビューを果たし、映画「ヒミズ」、「悪の経典」、「私の男」、「翔んで埼玉」、「月」、NHK大河ドラマ「西郷どん」、連続テレビ小説「エール」、ドラマ「VIVANT」、「Eye Love You」「SHOGUN 将軍」他、多数出演。

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