やす子独占インタビュー!「土スペ」新企画で本音明かす「人生で一番過酷なロケでした(笑)」

公開: 更新: テレ東プラス

テレ東では、3月2日(土)夜7時45分から、新企画! 土曜スペシャル「安村やす子の安心できない!?ヒッチはい~ク旅」を放送!

とにかく明るい安村と、自身初!地上波ゴールデン帯での冠番組となる元自衛官芸人・やす子が、前代未聞のヒッチハイクに挑戦する。

やす子独占インタビュー!「土スペ」新企画で本音明かす「人生で一番過酷なロケでした(笑)」
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旅は、朝8時に神奈川・三浦半島の観音崎をスタートし、チェックポイントである江の島や小田原城を経由して、深夜24時までに箱根関所を目指す。

ただし、普通のヒッチハイク番組とは一味違う驚きの厳しいルールが! それは、「自分たちの行先を伝えずに目的地までヒッチハイクすること」。

「あなたの車に乗せてください」と書かれた段ボールを掲げて道行く車にお願いするが、乗せてくれた人に「どこへ行くのか」聞くことはできず、「運転手の目的地」まで一緒に向かわなくてはならない。
その他、「途中下車禁止」「乗せてくれた方の優しい気遣いでの迂回禁止」など、厳しいルールの中、ナンバープレートや運転手の雰囲気などから目的地方面へ向かう車を見つけて、ヒッチハイクの交渉を続けていく。夜遅くなり、車の数が減ると地獄の峠歩きが待っている…!? 果たして2人は、16時間の制限時間内にゴールできるのか!?

「テレ東プラス」は、ロケを終えたやす子を直撃取材した!

大変な時に安村さんが引っ張っていってくれたので、ものすごく心強かったです!


――途中で心が折れそうになるほど、過酷なロケだったと聞いています。地上波ゴールデン帯での初冠番組となりましたが、最初に番組の話を聞いた時の感想は?

「まさか自分の名前が付いた番組ができるとは…。でも『ヒッチはい~ク旅』というタイトルを聞いた時、思わず“そんな番組が始まるわけがない! これはドッキリだ”と思ってしまいました(笑)。
そんな誤解が解けて企画を聞いた時は、過酷というより、“面白い!”と思っちゃいましたね。先にワクワクが来ました。“どうなるんだろ~”と思いながら朝5時半に集合して、安村さんに『ワクワクしますね~』と言ったんですけど、『やす子ちゃん、これね、めっちゃ大変だと思うよ。芸歴長いから分かるんだよ、俺』と(笑)。マネージャーさんが同行しないロケはきついんだよって。たしかに2人ともついてこなかったので、そこからはとんでもないロケが始まるんだなと思いました!」

――「ローカル路線バス乗り継ぎの旅」「あさこ・梨乃の5万円旅」など、数々の人気シリーズを生み出し続けている「土曜スペシャル」ですが、どんなイメージがありましたか?

「『土曜スペシャル』は、テレ東さんならではの過酷な企画というか、誰もやらないことをやっているイメージがあって…。でも、そこに挑戦させていただけるとなった時は、ものすごくうれしかったです!」

――ありがとうございます。

「ありがとうございます!」

――(笑)。今回の企画は、とにかく前代未聞ですよね。ヒッチハイクって、普通は行き先を聞いてから乗るもので…。でもそこは、大人気のお2人! 人情を感じる場面もたくさんあったのではないでしょうか。

「本当に温かい方が多かったです。『乗ってく?』と言ってくださった方もたくさんいたんですけど、そうなるとスタッフさんが入ってきて、『いやここは、やっぱり自分たちでヒッチハイクをしましょう!』と(笑)。でも、神奈川県の皆さんがとても温かくて、神奈川のことが大好きになった1日でした」

――道中、さまざまなミラクルが起きたそうですね。

「そうなんです! 疲れ果ててしまった頃、とんでもないミラクルが起きました。この1日で、一生分くらいの奇跡が起きてしまったかも。運を使い果たしたのか、あれから日常生活でうまくいかないことが多くて、スマホや換気扇が壊れたり、ガスが止まったりしたんですよ。でもガスは、自分が支払い忘れたのがいけなかったんですけど(笑)。これまで出演したどの番組よりも、奇跡が起きました!」

やす子独占インタビュー!「土スペ」新企画で本音明かす「人生で一番過酷なロケでした(笑)」
――安村さんと、長時間バディを組んだわけですが、印象に残っていることは?

「二択で『どちらかを選ばなければならない』という時に、安村さんの逆張りをするといいことがある、安村さんの言うことを聞かない方がうまくいくことが分かりました(笑)」

――なるほど。安村さんは「やす子ちゃんはすごく頑張った。声がでかいところだけはなんとかしてほしいけど、旅のパートナーがやす子ちゃんで本当に良かった」と言っていましたよ。

「えーうれしい! 私も安村さんのことが大大大好きになったことだけは間違いないです。ずっと優しくてフレンドリーで、途中『疲れた~』って言い始めたこともあったんですけど、大変な時は『やす子ちゃん、ゆっくりでいいからね』と励ましながら引っ張っていってくれたので、ものすごく心強かったです」

――感動の場面もあるかもしれないですね。もしももう1回ロケがあったら、チャレンジしたいですか?

「安村さんはどうか分からないですけど、私はやりたいしワクワクします!(笑) あと、地理が全く分からない沖縄でやってみたいと思いました。沖縄の皆さんと触れ合ったら絶対に面白いと思います」

――ここでタイトルに引っかけて…。やす子さんの中で“安心できないこと”は?

「安村さんに『つなぎを着るロケは過酷』だと教わったので、つなぎの衣装を渡されたら、“安心できないな~”と思うようになりました(笑)。思い返すと、テレ東さんの他の番組でつなぎを着た時も、蜂の巣を駆除するとか、秘境のガソリンスタンドに3日間飛ばされるとかそんな感じだったんですよ(笑)。でも今回は、今までのロケを上回る、人生において一番過酷なロケだったかもしれません。過去イチきついロケでした! はい~」

――超多忙なやす子さんですが、お休みが取れたらやりたいことは?

「以前、ロケで納言の薄幸さんにおちょこを作ったんですけど、それがものすごく楽しかったので、陶芸教室に行きたいです。富士山にも登りたいし、大学にも通ってみたいし、音楽や漫画にも挑戦したい…もう欲望の塊なんです!(笑) カッコいいヒップホップトラックを作ってみたいです。
忙しくさせていただいて、すごくうれしいので、どしどし仕事をくださいという感じです。“何十年先までスケジュールが真っ黒です!”と言えるようになるまで頑張ります」

――今年の9月にデビュー5周年を迎えます。今後の目標を教えてください。

「そうですね。おこがましいかもしれませんが、アンパンマンのように“やす子を見ると元気になる!”そう言ってもらえる超超超スーパーポジティブ人間になりたいです! すみません、特に面白いことも言えず…(笑)」

――スーパーポジティブになるために、日々心がけていることはありますか?

「すべりまくって不安になった時、今までは対処する方法がなかったんですけど、最近は、紙に“自分は何が不安なのか…”箇条書きにしてみると、意外とたいしたことないなと思えるようになりました。あとは、自分の機嫌の取り方を分かってきたかなと。音楽を聴いたりおいしいものを食べたり……なんか、恥ずかしいです(笑)」

――ありがとうございます! これだけ聞いて「また?」という感じですが(笑)、最後に、読者の皆さんに、見どころをお願いします!

「安村さんと2人で、とにかく奇跡を起こしまくるので、これを観たら、皆さんもきっと運が良くなると思います。縁起がいいのでぜひ観てください! はい~!」

(取材・文/蓮池由美子)

【桑原宏次プロデューサーからひとこと!】
「ロケ当日、朝5時半に出演者をお迎えに行ったバスの中での出来事。某番組の密着取材でスマホをとりあげられ、自分の部屋に定点カメラを5台仕込まれ、心の休まる暇がないとボヤキながらも、『初冠番組』だからとワクワク感に燃えている超多忙なやす子さん。
その一方で、最初はやす子さん同様、意気込んでくれていた安村さんでしたが、番組スタッフから“つなぎ”の衣装を受け取り、身にまとった瞬間から少し表情が変わります。安村さんがやす子さんにぼそっと言います。『「つなぎ」の衣装を着るロケはヤバい! 絶対にロクな目に合わないよ、今日は』と。そして、その安村さんの予想は見事に的中することになるのです。「行先を伝えることが出来ない!」特殊なヒッチハイクがこんなに大変なものだったとは…。
正直、事前にシミュレーションをしていたスタッフの想像の斜め上をいく、とんでもない困難が2人を待ち受けていたのです!! それでも、今をときめく人気者の2人。さまざまな優しい人たちとの偶然の出会いと別れを繰り返し、一進一退しながらも、徐々にゴールへと近づいていきます! しかも、その道中では、信じられないような大物との偶然の出会いなど、ミラクルを連発! ただハードなだけじゃない、人気者の2人が一生懸命汗をかいてゴールを目指してくれたからこそ生まれたドラマがそこにはありました!
やす子さんも言ってくれてますが、2人の頑張りを是非一人でも多くの方にご覧いただきたいです!」