「孤独のグルメ」登場で大反響 ファン殺到の焼き肉店、人気は“五郎さんのセット”:有吉の世界同時中継

公開: 更新: テレ東プラス

海外で活躍する取材コーディネーターや日本大好き外国人などの海外特派員と中継をつなぎ、世界の国々を中継で旅する新感覚旅番組「有吉の世界同時中継」。「テレ東プラス」では、1月18日に放送された番組の中から「『孤独のグルメ』の舞台! ひとり焼肉の名店」の内容を振り返る。

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この日の番組では、北関東と埼玉県の行列グルメを特集。“ひとり焼肉の聖地”として知られる「宝来軒」(群馬県藤岡市)を紹介した。同店は4年前、ドラマ「孤独のグルメ」に取り上げられた。反響について番組スタッフが尋ねると、店主は「ありましたよ。あれ見ていろいろな所から来てくれる」「テレビの影響はでかい」と笑顔を見せた。

【動画】北関東vs埼玉 うまいもん行列グルメ対決


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長野県や埼玉県から来店したというお客たちは「『孤独のグルメ』を見てきた」と口々に話す。ドラマファンが押し寄せるこの店は「ひとり焼肉方式」が売り。お客一人ひとりの前には、昔懐かしいオレンジ色のホースがのびた焼肉コンロが1台ずつ置かれ「孤独感」あふれるカウンタースタイルで、食事を楽しめる。

ファンが必ず頼む「孤独のグルメセット」


この「ひとり焼肉」をいち早く取り入れたとも言われる同店には、国産牛にこだわり厳選した上ハラミや上ロースなど絶品の赤身焼き肉があるなかで、お客の9割が頼む看板メニューがある。それが50年近く受け継がれる名物料理の豚ホルモンだ。

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スタジオの有吉弘行が「安いな」とこぼすその価格は350円。手作業で丁寧に下処理したホルモンに合わせるのは門外不出の濃いめの味噌(みそ)ダレで、ジューシーな脂に甘辛の味噌がたまらない「孤高の一品」だ。内蔵系の種類はほかに、心臓のつけ根の動脈「豚フエ」や豚の子宮「生仔袋(こぶくろ)」など、普通の焼肉店では見かけない珍しい部位の数々そろえている。

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そして全国から足をのばした「孤独」ファンが、ほぼ必ず頼むという人気メニューが「孤独のグルメセット」(1500円、平日のランチ限定)。劇中で主人公が食べた、元々お店になかったメニューをドラマのように再現したもので、お肉は牛カルビに豚カルビ、豚ロースの3種類、それらにライスと箸休めのキムチ、締めの肉スープがつく。

豚カルビを口に運んだお客は「脂が軽い」と絶賛。「口の中が肉汁でお祭り状態」と、まるで「孤独のグルメ」劇中のモノローグのような言葉も飛び出した。