福岡ご当地グルメを爆食ハシゴ!『おそ松さん』風の屋台を探して出会った豪快な名店とは?:YOUは何しに日本へ?

公開: 更新: テレ東プラス

日本を訪れる外国人たちを空港で勝手に出迎え、アポなしインタビュー! そのまま密着取材を行う「YOUは何しに日本へ?」(月曜夜6時25分~)。2024年一発目となる今回のテーマは、「好きだから!一つだけじゃモノ足りない!ゆけ!アイアム・ハシゴYOU SP」。ハシゴするYOUが続々登場する95分で、はたしてどんな面白YOUに出会えるのか?

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成田国際空港で声をかけたのは、ソンブレロ(メキシコ帽)が似合うメキシコYOU。が、YOUによれば、4年前にも声をかけていたことが判明。 2020年1月3日放送の回をチェックしてみると…、確かに(写真左)! 4年前はスナック菓子『ドンタコス』を爆買いして実食するも、「どちらかというとピザかハンバーガーに近いね」と、本場ならではのダメ出しが飛び出した。にしても、風貌が変わってない!

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そんな来日4回目のイヴァンさん(31歳)が今回行きたいのは、『屋台』。実は人気アニメ『おそ松さん』(テレビ東京系)で観た、チビ太のおでん屋台でのアットホームなシーンにグッときてから、屋台体験を夢見てきたという。「福岡には川沿いにズラーって屋台があるんでしょ? ディープな日本を体験してみたいんだ!」。担当Dが「いいなぁ」と言うと、一緒に行こうと誘ってくれたので密着決定!

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3日後。午前11時に福岡で合流すると、「Vamos!(行くぞ/スペイン語)」とすでに興奮ぎみのイヴァンさん。向かったのは福岡のローカルなパン屋さんだ。「日本のご当地グルメを巡るのが好きなんだ。今回は屋台だけじゃなくていろんな福岡フードを食べまくりたい。ハシゴ、ハシゴ行きましょう」と気合いムンムン。メキシコには食文化の地域差が少ないので、日本のご当地限定ものに興味津々なのだ。

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お目当てだった『やおきパン(1970年創業)』の看板を発見。だが近づいてみると、シャッターが降りている! どうやらパンが完売し、早々に閉店されたようだ。ちなみにこちらは半世紀以上“安くて美味しい”を守り、今でも多くのパンが100円ちょっと。83歳の看板娘・飯田ユリ子さんが約200個を焼いて朝5時から販売しているが、昼前に売り切れてしまうことも多い人気店なのだ。残念そうなイヴァンさんだが、「また福岡に来る理由ができたよ」とポジティブ。「Vamos!」と叫び、次なる目的地へ出発だ。

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だが、目的地を決めていないイヴァンさん。「迷った時は人に聞け、それが成功へと導く」というスペインのことわざを思い出し、道で出会った人に尋ねると、『パンストック(店名)』の明太フランスパンを教えてくれた。さっそく訪れ、ウキウキと店内を探すものの見当たらない。レジの店員さんに尋ねると、もう売り切れてしまったんだって、またもや。記事画像
しかしフリーズしていたところ、厨房から焼きあがったという救いの声が! 1日1000本を売り上げる大人気パンなので随時製造しており、ラッキーにも焼きたてをゲットすることができた。こちらはフランスで修業を積んだオーナーが本場仕込みのパンと福岡名物の明太子を使い、10年かけて完成させた力作だ。さっそく公園でかぶりつき、「メキシコでは生魚を食べないから、明太子なんて出会えなかったよ」と、初めての味覚を堪能した。さあ、エネルギーを補給したところで、ハシゴ再開!

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街で「なんか良い匂いがする」と吸いこまれたのは、『元祖ぴかいち』。皿うどんが人気だそうだが、一般的なパリパリ麺ではなく博多式の柔らか麺だそう。河原店長が「麺を茹でて焼いて煮る、手間がかかる」と調理法を教えてくれたが、これは冷蔵庫がなかった時代(皿うどんは1899年長崎発祥・諸説あり)に、麺が傷まないよう一度焼いてから保存した博多特有の食文化だそう。

こちらでは、揚げ焼きした麺を、たっぷりの具材と鶏・アサリの出汁で煮込むことで麺をモチモチ食感に仕上げている。イヴァンさんは、「魚介の風味がしっかり効いてるけど、しょっぱすぎずマイルドでスゴい繊細な味で言葉にできないよ! これは無限に食べられる」と絶賛。さらに、食べ放題の福岡名物・辛子高菜もどっさり投入して味変も。「日本のローカルフードの成り立ちは面白いね、もっと興味が深まったよ」。

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河原店長に福岡グルメを聞くと、『むっちゃん万十』をオススメしてくれた。店長の思い出の味であり、有明海に住む珍魚・ムツゴロウの形をした独特なたい焼きは、地元で知らない人はいないソウルフードなのだそう。

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万十を堪能した後は、『博多とり皮』や、戦後の炭鉱作業員がスタミナ源にした楽天地の『もつ鍋』もハシゴ。そして良い時間になったところで、ついに念願の屋台へ。まだまだ爆食は止まらない!

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ついに屋台が並ぶ中洲エリアに到着したが、どこも大混雑だ。「もっと福岡の人と話ができる店に行きたいな」ということで、さらに20分ほど歩いて長浜へ。ここは8軒の屋台がこぢんまりと並ぶエリアで、博多駅から約4㎞離れているとあって地元の常連さんに人気。

さっそくイヴァンさんが興奮して飛び込んだのは、『おそ松さん』で観たような屋台『さよ子』。入るなり「ハンサムねぇ!」と大歓迎してくれた店主・さよ子さん(83歳)は、イヴァンさんのソンブレロを見るなり「それ火つけたら、ブワッと燃えそうねぇ」と、熱く豪快だ(笑)。

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夜はこれから! 常連客とカンパイし、夢にまで見た屋台おでんをオーダー。店主オススメのぎょうざ巻き(1964年創業の平和蒲鉾店(博多)が考案 ※諸説あり)や大根などをもらうと、チビ太のおでんのように串に刺さっていないことに驚きつつ、トロトロの食感や絶品スープに舌鼓。

44年前から屋台を営むさよ子さんは、睡眠時間は常に4時間ほどと多忙。それでも続けるのは、「好きだから、屋台が。いろんな人に会えるでしょ?」と目を細めた。昭和54年の創業当初、女性店主の屋台は珍しかったが、家庭料理が食べられるとあって一躍人気の名店に。

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「あなたにも会えたから嬉しいよ。若返ってきたみたい」と、さよ子さんに温かい言葉をかけられイヴァンさんが涙目でお礼を伝えると、なんとプロポーズまで(笑)。

イヴァンさんは「これぞ僕が求めていた体験だ。小さな屋台でみんなとおしゃべりして、料理も全て美味しくて最高だった!」と、人情味溢れる一夜に酔いしれた。名残惜しいけれど、ハシゴ密着はここまで。「もうお腹がはち切れるよ。残念だけど、今日はここまでにするよ」と去っていったイヴァンさん、またご当地グルメをハシゴしに来てね~!

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