損害賠償金10億円を請求される可能性も!悪質な著作権侵害の実情とは?:じっくり聞いタロウ

公開: 更新: テレ東プラス

じっくり聞いタロウ~スター近況㊙報告~」(毎週木曜深夜0時)。
1月11日(木)の放送では、中島博之弁護士が、悪質な著作権侵害の実情に警鐘を鳴らす!

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【動画】違法配信者にならないために気をつけなければいけないこととは?

ゲームを愛する中島弁護士は、違法なゲーム実況をした悪質ゲーマーを特定して対決したり、映画のストーリーや結末をネタバレする“ファスト映画”を配信した違法アップロードグループを警察と連携して摘発したりと、悪質な著作権侵害を取り締まっている。

去年5月には、違法なゲーム配信をしていた男性が、中島弁護士協力のもと、日本で初めて著作権法違反で逮捕された。男が配信していたのは、ビジュアルノベルと呼ばれるジャンルのゲーム「STEINS;GATE 比翼恋理のだーりん」。

ビジュアルノベルとはパソコンで読む小説で、映像や音などを加えたゲームのこと。違法配信されてしまった「STEINS~」は、プレイヤーの選択によりストーリーが分岐していくが、その男はエンディングを含む1時間程度の動画を配信。小説でいうと、最後の100ページ分を投稿していたようなイメージで、最後まで見せしまうと中身が分かってしまい、ユーザーの購買意欲が下がってしまうため、宮城県警とCODA(コンテンツ海外流通促進機構)が連携して摘発に至ったという。記事画像
中島弁護士は、男が投稿していたYouTubeがアメリカの企業だったため、アメリカの裁判所から情報開示命令をとって、特定することに協力。逮捕された男には懲役2年、執行猶予5年、罰金100万円が課された。

中島弁護士によると、誰もが簡単にゲーム配信できる時代になったことで、こういった犯罪が増加しているというが、違法配信者にならないために気をつけなければいけないことがあるという。
任天堂をはじめ、メーカーごとに独自のガイドラインを出していることが多いが、特にストーリー性が重要なゲームに関しては全編配信を禁止している場合も多いので、「その都度確認することが大事」と中島弁護士は語る。

今年1月からは新しい著作権法が施行され、損害賠償の請求金額も高額化。悪質な著作権侵害を行った際は、ライセンス料×再生回数を損害賠償として認定することができるそうで、例えば、メーカー側が仮のライセンス料を1再生1000円と決め、違法配信の再生回数が100万回に達した場合、なんと10億円を損害賠償金として請求できるという計算になる。
判決を受けても1円も払わない悪質な人に対しては、破産申立てをして、その人を破産させることもできるそう。

ゲームを愛する中島弁護士が、もう一つこよなく愛するのが漫画で、自身が原作を務める漫画「弁護士・亜嵐陸法は漫画家になりたい」も、全6巻で好評発売中!
次回作の構想もあるそうで、主人公のインフルエンサーがネット犯罪やフェイクニュースに巻き込まれるストーリーを考えているという。

著作権侵害は犯罪なので、皆さん絶対に手を出さないように!

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