「家のシーツを使って練習しました」パティシエ役に挑む畑芽育×濵田崇裕(WEST.)対談

公開: 更新: テレ東プラス

フランス洋菓子店が舞台の“あまキュン”ラブストーリー! ドラマNEXT「パティスリーMON」(水曜深夜24時30分/テレ東系)。主演の畑芽育さん、共演の濵田崇裕さん(WEST.)にインタビュー。

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【動画】スタート前に“あまキュン”ちょい見せ!

パティシエ役、お菓子作りの練習


「家のシーツを使って練習しました」パティシエ役に挑む畑芽育×濵田崇裕(WEST.)対談
――恋愛経験0のピュアな新米パティシエ・山崎音女を演じる畑さん、彼女が働く店のオーナーパティシエ・大門勇を演じる濵田さん、共にパティシエ役ということでお菓子作りのシーンも多いかと思います。事前にどんな準備をされましたか?

濵田「みんなでお菓子作りの練習をしました」

「濵田さんはオーナーの役だから一番練習されていましたよね」

濵田「事前に監督から『頑張って』と言われたので(笑)、めちゃくちゃ練習しましたね。しっかり練習していたおかげで、撮影で吹き替えはほぼ使わず自分自身でやることができました」

――どういった練習をされたのですか?

濵田「ケーキにクリームを塗る“ナッペ”が難しくて。ヘラを借りて、家で布団のシーツを使って練習していました」

「本当ですか!?」

「家のシーツを使って練習しました」パティシエ役に挑む畑芽育×濵田崇裕(WEST.)対談
濵田「先生からそうやってクリームを均す練習をするといいですよと教えていただいて。手首を使うのではなく指先の感覚でミリ単位の調整していくという感じです。難しかったですね」

「今まで、お菓子といえばホットケーキぐらいしか作ったことがなくて。バレンタインのチョコも作ったことがありますが、板チョコを溶かして型に入れて固め直すだけで…(笑)

だから、今回がほぼ初めてのお菓子作りでした。一番大変だったのが、カスタード作り。3リットルぐらいの銅鍋に材料を入れて、ノンストップでずーっとかき混ぜるんです。パティシエが、こんなに力仕事だとは思いませんでした(笑)」――実際に撮影に入ってみて、練習の成果は発揮できていますか?

「ケーキを作りながら厨房全体でお芝居をするので、常に手を動かしながら話したり、作業とセリフの繋がりを覚えたりするのが難しいです。あと、ずっと厨房で立っているので足腰がしんどくないですか?」

濵田「しんどい。立ちっぱなしやもんね。撮影が、作業を本番一発で決めるしかない場面が多くて。グラサージュ(つや出しのコーティング)とか、監督から『これ失敗できないです』とプレッシャーをかけられます(笑)。緊張しますが、役柄的には慣れている作業なので、何度も練習してから臨んでいます」

「家のシーツを使って練習しました」パティシエ役に挑む畑芽育×濵田崇裕(WEST.)対談
――音女と大門、さらに音女の元家庭教師でパティシエの土屋幸平(中川大輔)も交えた三角関係の恋模様も見どころです。濵田さん演じる大門は、厳しいところもありながら優しかったり、自然とキュンとしてしまう部分もある役どころですよね。

「そうなんです。普段は真面目な表情で音女にはツンケンしているんですが、ふと見せる笑顔やちょっと弱い姿に、音女はクラっときて惹かれていきます。『あ、笑った』とか『優しい言葉をかけてくれた』とか、ギャップがちょこちょこ出てくるので、ドラマを見てくださる方もキュンとすると思います」

濵田
「大門は音女によって変わっていきます。自分ではお菓子作りが好きということにすら気づいていないのですが、音女と接することで徐々に自分のことを分かっていき、気づいたら音女に心を許している…段階を踏んで気持ちが変わっていくところを表現するお芝居が難しいけどやりがいがあると感じています」

後編】では、最近の“あまキュン”体験についてトーク!

【プロフィール】
畑芽育(はた・めい)
2002年4月10日生まれ。東京都出身。2023年公開された映画「なのに、千輝くんが甘すぎる。」でヒロイン役を務め注目を浴びる。近年の主な主演作に、ドラマ「最高の生徒~余命1年のラストダンス~」(日本テレビ系)、「ノッキンオン・ロックドドア」(テレビ朝日系)、 「女子高生、僧になる。」(MBS)、「たとえあなたを忘れても」(ABC系)など。

濵田崇裕(はまだ・たかひろ)
1988年12月19日生まれ。兵庫県出身。男性アイドルグループWEST.のメンバー。俳優としては、ドラマ「卒業バカメンタリー」、 「武士スタント逢坂くん!」(ともに日本テレビ系)、舞台「歌喜劇/市場三郎〜温泉宿の恋」(2016年)、「盗聴」(2022年)などで主演を務める。

(取材・文/高瀬純)