おぎやはぎ・矢作、佐久間宣行は「ただの芸人」20年の付き合いの2人の関係性

公開: 更新: テレ東プラス

伊集院光&佐久間宣行の勝手にテレ東批評」(毎週土曜午前11時3分放送)。芸能界イチの“テレ東フリーク”伊集院光と、テレビ東京を退社した人気プロデューサー佐久間宣行が、テレ東の番組を好き勝手に語り合う新感覚トークバラエティ。ラジオスターが集結⁉ 12月30日(土)放送の年末1時間SPから、気になる発言をピックアップして紹介!

【動画】矢作も鳥肌!「家、ついて行ってイイですか?」忘れられない人

お蔵入り…衝撃の理由


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この日は、本日1月4日(木)よる5時55分より新春4時間SPも放送される人気番組「家、ついて行ってイイですか?」(毎週日曜夜8時30分放送)から矢作兼おぎやはぎ)が登場。

終電を逃した方々の家について行って人生譚を覗く番組「家、ついて~」。放送スタートから10年経ち、最近では以前登場した方々のその後を追うコーナーも。佐久間の情報によると「オンエア率6%」と、膨大な量の取材をした中から放送されるのはわずか。伊集院も「スゴイ量ついて行ってると思う」と推察する人気番組の秘蔵裏話が続々と飛び出す。

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矢作「取材に行ってるスタッフの引きが強いのか、行ってる量がハンパじゃないのか。数がね、すごい人を取材してるから」

伊集院「主婦とかもいっぱい聴いてくれてるラジオ番組で『取材を受けたことありますか?』っていうネタでテーマ募集して、4件『家、ついて行ってイイですか?』から声かけられた人がいた(笑)ラジオの普通のメールで」

矢作「確かに、よく張ってる駅はあるみたいですからね。結構被る駅多いもんね。蒲田とか多い感じ」

佐久間「蒲田の人たち家について行ってくれるっていう(笑)」

伊集院「何でなんだろう」

矢作「蒲田はね、ちょっとディープですよね、いる人たちが(笑)昔、蒲田の喫茶店か何かロケした時に、『この喫茶店に来たことがあるか』って周りの人に聞き込みみたいなのするんですよ。そしたらちょっと怖そうなおじさんだったけど、一応話しかけたら『お前俺のこと映していい訳ねぇだろ』って言われたことある(笑)」

一同爆笑

これだけ長く続けているとお蔵入りも多いそうで…

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矢作「せっかくいいところだったのに、いろいろ家のものとか探すじゃないですか、そうすると××出てきちゃったり」

一同驚愕!

また、出演の承諾を得ていたものの「突然、やっぱ使うなパターン」も。もちろん本人の承諾を得てから撮影したのだが、その後「酔っ払っていたから」などの理由で直前に放送中止になることも多いという。

そんな10年間の中で矢作が最も印象に残っているのは、あるカップル。お互い小さい頃に家族と生き別れになり、同じような環境、経験から惹かれ合ったという2人だったのだが…話を聞いていくうちに、なんと「生き別れになった双子の兄妹だった」という事実が発覚! その衝撃は、今でも忘れられないという。

【記事】心から愛した恋人は生き別れの双子だった

佐久間と矢作、お互いが思う魅力


2003年~2004年放送のバラエティ番組「大人のコンソメ」以来、20年の付き合いとなる佐久間が、矢作の魅力について語る場面も。

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佐久間「新しいタイプのリーダーだったんですよね。威圧感も何にもねぇのに全員尊敬してるっていう(笑)。何なんだろうなっていうタイプの人でした」

伊集院「この人、ケンカ強いはずないんだけどっていう(笑)。絶対にケンカ強いはずないのに、ケンカ強い人しか出せない、何か落ち着きみたいなのがあって。たまに『何か拳法やってたりするの?』って思うけど、そんなことはないんだよね」

矢作「ないです。超弱いですよ」

一同爆笑

伊集院「何なのその落ち着きは?」

矢作「いや〜、落ち着いてるかどうかちょっと自分ではわかんないですけどね」

佐久間「ゴッドタン続けてて、矢作さんがいてくれたからって思うのは、スタッフも芸人もみんな『矢作さんに笑ってほしい』がどっかにあるんですよね。そう思わせてくれる人だから。劇団ひとりも『ゴッドタン』だけめちゃくちゃがんばるのは、矢作さんに笑ってほしいからだと思いますけどね(笑)」

矢作「確かに笑って帰るねぇ〜。それはね、ゴッドタンのいいとこね。帰ったら笑いすぎて疲れてる。そういう回ありますよね?」

佐久間「ありますあります」

矢作「1本目でそういう時があると、2本目マジきついんすよ」

一同爆笑

矢作「こんなに現場で笑って帰るって、俺は何ていい仕事してんだって思う時あるね」

伊集院「矢作さんにとって佐久間さんは?」

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矢作「ただの芸人。同じメンバーって感じ。(佐久間は)カメラの横で指示出すでしょ、立ってるところがそこってだけで、もう1人芸人がいるのと一緒。俺とか劇団ひとりとか先が見えないことをやりはじめるんだけど、台本と全く違う方向になった時に、俺らと全く同じことを考えながら言ってるから」

伊集院「座標が違うとこにいるだけで」

矢作「面白いこと思いついたら、俺たちも『どうしよう次の展開』と思った時にはこっちに持ってく、何か言うのと一緒で、(佐久間も)思いついたら言う。だからスピード感も一緒よ」

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佐久間「だいたいスピード勝負で、カンペで書く時もあるし、編集でカットしちゃうから(声で)言っちゃう時もあるし」

伊集院「現場ってそこを瞬時に判断してくれる人がいるといいですよね。お笑い同士では『ここ次行きたい』と思ってるんだけど、現場でディレクターが迷っちゃってるとどんどん熱が冷めてっちゃうからみたいな時に、『次行っちゃおうか』って言ってくれて息が合ってたらそんないいことないですもんね」

この他、矢作がゲストとともに地方の“極上昼メシ”を食べに行く番組「なぁんで昼メシ食いに行くのにこんな時間かけて行くのかなぁ。」の話も。伊集院いわく「何でも『面倒くさい』って言う人のイメージ」の矢作が、長時間拘束のロケに出演する理由とは!? 矢作が「死ぬまでで1回は食べてほしい」とオススメする絶品料理の話なども。

ネットもテレ東」では、最新回に加え、「家、ついて行って〜」の演出がテレビのセオリーを打ち破った話など、配信オリジナルエピソードも公開中!