ダイアンが明かす上京物語「東京は“夢と華やかさと怖さ”もある街。光り輝いている分、影になる部分もある」

公開: 更新: テレ東プラス

2024年1月2日(日)夜10時からは、「無料夜行バス、乗ってみませんか?〜地方発東京行き・夢の往復切符〜」を放送!

地方都市から番組が用意した「東京行き無料夜行バス」を走らせ、そのバスに乗車した人たちが、東京でどんな夢を叶えるかを見届けるドキュメントバラエティー。
2023年8月に放送された第1弾では、新潟から無料夜行バスに乗車。30年ぶりの親友との再会を待ち望む女性や、突然芸人になると言った愛娘を電撃訪問する母など、さまざまな人間模様が映し出され、感動を誘った。

今回の無料夜行バスの出発点は、福井県と山形県の2カ所。東京での滞在時間は、帰りのバスが出発するまでの12時間で、そこには人々の夢や野望が渦巻く!

スタジオMCを、ダイアン(ユースケ、津田篤宏)が担当。また見届け人として、乃木坂46の梅澤美波と与田祐希が登場!

【動画】未公開映像:ロケ後の反省会のほぼほぼフルバージョン「ダイアンの絶対取材しない店」

ダイアン▲写真右から乃木坂46・梅澤美波、ダイアン(津田篤宏、ユースケ)、乃木坂46・与田祐希

「テレ東プラス」は、収録直後のダイアンを直撃。番組の見どころはもちろん、2023年の振り返りや2024年の抱負など、話を聞いた。

ダイアン
――まずは収録を終えての感想から、お聞かせください。

津田「いやもう…クッタクタになったなぁ。なかなかハードやったで」

ユースケ「どこがやねん。こんな言い方したらあれやけど、収録自体はすごい楽やったで」

津田「いやいや、VTRを見てるといろんな人の感情が入ってくるからさ」

ユースケ「たしかに。いいVTRばっかりですごく共感するし、感動もするし…いろんな感情が丸裸にされましたね」

津田「一瞬、リアルにすっぽんぽんやったね」

ユースケ「リアルに? そうだとしたら放送できへんやん(笑)」

――芸歴18年目で上京したお2人。東京に進出して約6年、上京当時、どんな思い出がありますか?

津田「上京したての頃は右も左も分からんかったし、どの現場に行っても自分の顔を覚えてもらえなかったんですよ。音声さんにマイクをつけてもらう時も、『えーと…』『あ、津田です』みたいな感じで、悔しかったのを覚えてます。いつか見とけよって」

ユースケ「コンビ間で名前を間違われるのは分かるじゃないですか。でも、『藤崎マーケットの田崎(佑一)さんですよね』みたいな」

津田「確かに似てるけど…(笑)」

ユースケ「どこがやねん! 俺、あの時なんて言ったらよかったんや。まだ『いやいや違いますよー!』とかも言えないので、まっすぐ『あ、違います』って」――売れっ子の今では考えられないエピソードですね…! 上京当時は、東京にどんな印象を持っていましたか?

津田「夢と華やかさと、怖さもある街でしたよね。光り輝いている分、影になる部分もあるじゃないですか。ユースケとよく『闇が深い分、あんだけ光ってんやな』って言うてました」

ユースケ「僕らは長いこと大阪にいて、大人になりきってから東京に来たというのもありますよね」

津田「大人っていうか、おっさんやん。40歳超えてたんやから」

ユースケ「20歳くらいで来るのと40歳超えてから来るのでは、違う怖さがありますよね」

ダイアン
――今、自分たちが「東京に染まってきたな」と思う部分は?

津田「三軒茶屋や六本木を普通に歩けるようになりました」

ユースケ「六本木歩けるん? 嘘やろ?」

津田「えっ! お前まだ…?」

ユースケ「僕は家の周りとか…」

津田「逆にすごいで!」

ユースケ「オカンから『家の周りしか行かんとき。踏切から向こう行ったらアカンで』って言われてるから」

津田「3歳児やん!(笑) 僕はだいたいの地理がわかるようになってきましたね。ここ赤坂やから、こう行ったら近い、みたいな」

ユースケ「めっちゃシティボーイやん」

――お2人にとって、2023年はどんな年でしたか?

津田「『27時間テレビ』(フジテレビ系)のMCをさせてもらったのが大きいです。今年を象徴する出来事やと思いますわ」

ユースケ「ほんまにそんなことさせてもらえると思ってませんでしたし、今までとは全然違う1年でした。2024年も『27時間テレビ』のMCは目指すよね」

津田「そりゃ目指すよ! 2023年は千鳥とかまいたちと合同だったから、今度は僕ら単独で狙ってます」

――毎年、お正月はどう過ごしますか?

津田「家族でコタツ入ってみかん食うて、お正月番組見て、屁ぇこいて怒られて…(笑)そんなんがええです。海外とか行かなくていいから、家族でキャッキャしながらおせち食べて、それがよろしいわ」

ユースケ「僕は、ちょっとハワイに行こうかなって…」

津田「何やねんお前!」

ユースケ「ハワイ行くか、実家に帰るかです」

津田「100%実家やないか! なんやその二択!(笑)」

――2024年、プライベートでチャレンジしたいことはありますか?

津田「うーん、そうっすねー。えーと…気球に乗りたいです」

ユースケ「何やそれ、初めて聞いたわ。別になかったら『ないです』でええやん(笑)」

津田「そういうお前はどうやの?」

ユースケ「僕はなんか…空中ブランコとか…」

津田「何でコンビで高いとこやねん!(笑)」

――最後に、読者にメッセージをお願いします!

津田「これから夢を追う人、やり残したことがある人、いろんな方が出てきます。人生が凝縮されている番組なので、ぜひいろんな見方をしてください!」

【ダイアン プロフィール】
ユースケ(ゆーすけ)、津田篤宏(つだ・あつひろ)。
中学の同級生で、NSC大阪校を経て2000年4月にデビュー。大阪「baseよしもと」の中心メンバーとして活躍し、2007年から2年連続「M-1グランプリ」決勝進出。関西の番組でロケの腕を磨き、芸歴18年目の2018年4月に東京へ上京。同年、「上方漫才大賞」大賞を受賞。2020年4月にYouTubeチャンネル「ダイアン公式チャンネル」開始。2023年7月には「FNS27時間テレビ 鬼笑い祭」(フジテレビ系)で総合司会を務める。

(取材・文/みやざわあさみ)