『キャプテン翼』オタが誕生日に聖地巡礼!のはずが“南葛”ともコラボ!稲本選手との対面なるか!?:YOUは何しに日本へ?

公開: 更新: テレ東プラス

日本を訪れる外国人たちを空港で勝手に出迎え、アポなしインタビュー! そのまま密着取材を行う「YOUは何しに日本へ?」。

聖夜の4時間スペシャルのテーマは、「今年の撮れ高全部出し!あまちゃんから人生の恩人まで奇跡の出会いが大連発 Mr.冒険王の日本一周ワゴン旅ありーの猛毒蜂と命懸けの決戦ありーの ミシュランチキンにフレンチラーメン クリスマス母国飯も出前一丁しちゃって尺もパンパン 日本全国!ガッチガチのクリスマス包囲網4時間SP」。

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全国5カ所の空港で包囲したYOUが続々登場する4時間で、今年最後にどんな面白YOUに出会えるのか!?

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羽田空港で声をかけたのは、ドイツから1週間の予定で来日したディノさん(37歳)と、妻のラウラさん(28歳)。日本のアニメが好きすぎて来日が夢だった!というディノさんは、実はこの日が誕生日。旅行はラウラさんからの誕生日プレゼントなんだって! 家ではつねにアニメを流していて、特に『キャプテン翼』の大ファンだというディノさんは、毎日翼グッズを拝んでから眠りにつくほどのめり込んでいるという。

【『キャプテン翼』とは】
1981年に連載が始まり、42年経った現在も続く高橋陽一先生の大ヒットサッカー漫画。1983年にはアニメ第1作が放送開始し、現在もテレビ東京でジュニアユース編を放送中。奇想天外な必殺技が大人気で、世界50以上の国と地域でも放送されブレイク。世界を代表するサッカー選手・メッシもファンを公言するほどだ。

「キャプテン翼はどの話も本当にユニークで、30年間毎日アニメを観ていても全く飽きないよ」というディノさんは、息子(ドイツでお留守番中)にもツバサと名付けたそう。そんなオタ夫婦の日本での予定は、まずは鉄板の“翼ルート”巡り。ルートは『キャプテン』の聖地“四ツ木(葛飾区)”にあり、そこに行けば長年夢見てきた翼との“ツインシュート”も打てるそうだ。夢の実現を見届けたいとお願いすると、快諾してくれたので密着決定!

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翌日再会すると、ディノさんはオリジナルのユニフォームで颯爽と登場。背番号「10番・TSUBASA」とデザインされた衣装は、聖地巡礼のために用意したオリジナルだ。さっそくお目当ての聖地・四ツ木駅(京成線)に到着すると、「ここは世界で最高の場所だね」と、テンション爆上げ。

それもそのはず、駅のコンビニには人気キャラ・日向小次郎の必殺技“タイガーショット”を打ち込まれた跡が! 駅には他にも多数のイラストや特設ブースが設置されており、まさに聖地の玄関といった佇まい。しかも、作者の高橋陽一先生が生まれ育った街でもあるという由緒正しさなのだ。

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ということで、夫婦は一目散に “翼ルート”(YOUが命名)へ。10分ほど歩いた公園で日向くんの銅像を発見すると、ノリノリで記念撮影。“翼ルート”とは、こうして駅から約4kmの道のりに設置された、人気キャラの銅像を巡る巡礼コースなのだ。“SGGK(スーパーグレートゴールドキーパー)”の若林源三をはじめ、街のいたるところに並ぶキャラの銅像を拝み、最後はついに主役・大空翼の銅像へ到着。漫画第9巻に登場する名場面が再現された、“フィールドのアーティスト”こと岬太郎と同時にシュートを決める瞬間の像だ。「全国大会決勝の先制点を決める重要なシーンなんだ」と解説してくれたディノさんは、翼くんとの“ツインシュート”を決める…という長年の夢を叶えるべく、ラウラさんに記念撮影をお願いした。…が、写真をチェックすると、右腕の角度が気に入らない。「完璧に再現したいんだ」といって何度か挑戦し、ついに完コピに成功! 「この写真は一生の思い出になる」と目を輝かせた。

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続いてやって来たのは東京都立南葛飾高等学校で、「作者が卒業した高校のはずだよ」とディノさん。翼くんの所属チームの名前は“南葛”。つまり、高橋先生は母校の名称からチーム名を命名したということで、この高校が原点ともいえるのだ。校内を覗くと、グラウンドでサッカー部が練習しているではないか。

どうしてもサッカーが見たいというディノさんのために伊達﨑校長先生に事情をお伝えしたところ、なんと許可をいただけ案内してもらえることに! サッカー部顧問・水上先生からは、練習へのディノさんの飛び込み参加もOKしてもらえ、聖地でリアルなゴールを決めることまでできた。スゴいぞ!

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練習が終わると、水上先生がなんと本物の南葛ユニフォームまでプレゼントしてくれた。私物だそうだが、「ドイツにホームステイしていたので、ドイツの人に会えて嬉しかった」と、翼好き&ドイツに御縁を感じて特別待遇してくれたのだ。最高だね、ディノさん!

最後に共にプレイした部活メンバーと記念撮影を終えると、なんと伊達﨑校長先生から「南葛SCの方に連絡取りましょうか?」という、まさかの申し出が!

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南葛SCとは、漫画の世界が現実になった葛飾区で活動するサッカークラブ。オーナーはなんと作者の高橋先生だ。伊達﨑校長先生のおかげで、マネージャーの岩本さんからOKをもらえたので、担当Dがごあいさつ。怒涛の急展開だというのに、「特に打ち合わせ等もない番組ですので…」とユルっと現場事情を説明し(笑)、速攻で向かうことになった。南葛飾高校のみなさんとはここでお別れ、本当にお世話になりました!

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そして一行は、ついに南葛SC事務所へ。岩本さんに選手(“地域リーグ”で戦い、トップの“J1〈Jリーグ〉”を目指す)と社員が働くスペースを案内してもらい、みなさんにごあいさつ。すると岩本さんが、2階にはあの稲本潤一さんがいるかもしれないというではないか! 日韓W杯でゴールを決めたレジェンド稲本は、2022年から南葛SCに所属しているのだ。ワンチャン対面できちゃうかも!? 一行の期待が一気に膨らんだ! …が、確認したところ、すでに事務所を出た後だった…。

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その代わりに「めっちゃいいのがあった」とプレゼントしてくれたのは、若林源三のイラストがプリントされた南葛の赤いユニフォーム! さらに、翼くんのイラストがプリントされ、作者の高橋先生が着たという世界に1着しかない超レアな限定ユニフォームまで! 2着もいただき、みなさんに何度もお礼を伝えたところで密着は終了。

夢のような誕生日を過ごしたディノさんは、「とんでもない1日になったね。翼ルートを回るだけだったのに、まさかの出来事が連続で起こった…。本当に信じられないよ」と、まだまだ夢うつつ。ディノさん、ラウラさん、次回の旅には息子のツバサくんも連れてきてね~!