ユン・シユン「製パン王 キム・タック」超えようと苦悩した日々も…魅力を徹底解剖!:ヒョンジェは美しい ~ボクが結婚する理由(わけ)~

公開: 更新: テレ東プラス

テレ東では、毎週月曜~金曜、朝8時15分から、韓流プレミア「ヒョンジェは美しい ~ボクが結婚する理由(わけ)~」(主演:ユン・シユン 全65話)を好評放送中!

【動画】ユン・シユンの魅力が爆発!「ヒョンジェは美しい ~ボクが結婚する理由(わけ)~」最新話

結婚にまったく興味がないイケメン3兄弟が、両親と祖父に「半年以内に結婚相手を連れてきた者にマンションを渡す!」と提案されたことから始まるドタバタラブコメディー。

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本作で、ドラマのタイトルにもなっている次男・ヒョンジェ役を演じるのは、韓国で視聴率50%超を記録した国民的ヒットドラマ「製パン王 キム・タック」(2010年)で主演を務め、一躍スターダムへと駆け上がったユン・シユンだ。有能な離婚弁護士・ヒョンジェ役を魅力たっぷりに演じている。

ヒョンジェは、過去の恋愛で傷ついた経験から、新しい恋愛には消極的。マンションをもらえることに魅力は感じつつも、兄弟間の結婚レースにあまり興味を持てずにいた。
そんなヒョンジェだが、クライアントとして出会ったミレ(ぺ・ダビン)に、徐々に好意を抱くようになる。SNSでは……

「ユン・シユンがイケメン! 朝から眼福♡」
「ユン・シユン、可愛い顔立ちと惹かれる演技で、毎日作品を観るのが楽しみ!」
「シユンさんの“前髪ちょんまげ結び”が愛しすぎて癒やされる~」
「爽やかすぎるユン・シユン! こんな弁護士、日本にはいないでしょ?」
「朝から美しいユン・シユン様を見て、その日のテンションを上げる!」

と、その爽やかなイケメンぶりにハマる人が続出中だ。

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1986年生まれ。2009年にシットコム「明日に向かってハイキック」で俳優デビューしたユン・シユンは、翌年「製パン王キム・タック」の主演に大抜擢される。
1970年~80年代の韓国製パン業界を舞台に、異母兄弟の葛藤と、名門一家に渦巻く陰謀の行方を描いた同作で、人並外れた嗅覚と味覚を持つキム・タック役を熱演。
新人らしいハツラツとした瑞々しい演技で、何事にもめげずに立ち向かっていくキム・タックを演じ、視聴者から大いに愛された。

2013年には、「美男<イケメン>ですね」のパク・シネと共演した王道ラブコメディー「となりの美男<イケメン>」がヒット。王子様のように天真爛漫でポジティブだが、心に傷を持つゲームクリエイター役を好演し、世の女性たちを魅了した。

共演したパク・シネいわく、素顔のユン・シユンは、実にユニークでとても礼儀正しく、周囲の人々に優しいとのこと。子犬のようなビジュアルそのままに、親しみやすく明るい性格のようだ。
かつて大人気バラエティー番組にレギュラー出演した際は、芸人顔負けの捨て身の芸で、お茶の間を笑わせる一幕も。Instagramでは、ゲームを楽しむ様子やスーパーマリオのぬいぐるみに飲み物を飲ませる姿など、プライベートの写真を惜しむことなく掲載している。2014年には、若手演技派のヨ・ジングと共演した映画「Mr.パーフェクト」で、転落からの再起を目指す天才プロゴルファー役を熱演。同年、韓国で軍の訓練が一番厳しいことで知られる「海兵隊」に自ら志願して入隊したことも話題に。

兵役義務を終えた2016年からは、自身初の時代劇「魔女宝鑑 〜ホジュン、若き日の恋〜」で主演。朝鮮王朝時代に実在した名医・ホジュンの青年期を爽やかに演じ、俳優としての新たな可能性を開花させた。

他にも、15世紀、朝鮮王朝に実在したスヤン大君と弟・アンピョン大君の対立をモチーフにしたロマンス史劇「不滅の恋人」、チンピラとエリート判事の双子の兄弟を一人二役で演じた法廷ラブコメディー「親愛なる判事様」など、多数主演。
コミックサスペンス「サイコパス ダイアリー」では、車にはねられて記憶をなくし、殺人鬼の手帳を拾ったことから、自分を“連続殺人犯”だと勘違いしてしまうドンシク役を熱演。偽サイコパスと頼りない気弱な青年…対照的な二つの人格を演じ分けることに成功した。
キャリアを重ねるとともに難役にも挑戦。ジャンルを問わず、着実に役者としての幅を広げている。

そして2022年、「ヒョンジェは美しい ~ボクが結婚する理由(わけ)~」で主演。
制作発表会では、「完璧な芝居より、エネルギーあふれる姿を見せたい!」とアピールしていたユン・シユンだが、弁護士としての敏腕ぶりを際立たせるためか、序盤はややクールな表情が多め。
一方、家族との食事のシーンでは、前髪をまとめておでこ全開、無造作ヘアや丸めがね姿も披露し、ギャップ萌えする人が続出! 童顔が際立ち、37歳とは思えない愛らしさを見せている。

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ラブラインでは、ヒョンジェがついに自分の気持ちに気づき、真っすぐで正義感あふれるミレと交際をスタートさせた。口の周りにソースがつくことも気にせず、おいしそうに食事を頬張るミレ…その可愛い姿に癒やされ、道で転びそうになる彼女を咄嗟に支えてはドギマギ、タクシーの車内で眠ってしまったミレの頭がドアにぶつからないよう、そっと支えてあげるヒョンジェ。「僕の彼女なんです!」と嬉しそうに紹介する屈託のない笑顔も愛しく、ユン・シユンの真骨頂ともいえる“王子様的な優しさ”を発揮している。

韓国ドラマの定番ともいえるシチュエーションの連続に、「ベタだな~」と思いつつ、不器用なヒョンジェとミレが互いを大切に想う気持ちが伝わってきて、気づけばすっかり夢中に。ベタな展開も、今では「待ってました!」とつぶやいてしまうほど(笑)、すっかり応援モードに突入していた。

本作での好演が評価され、「2022KBS演技大賞」では、長編ドラマ優秀演技賞(男性部門)を受賞したユン・シユン。受賞コメントでは、「製パン王 キム・タック」を超える作品を生み出さなければ…というプレッシャーに苛まれていたことを告白した。
単なる主人公としてでなく、一人の俳優として作品に参加する中で、出演者たちとの間に、本当の家族のような絆が生まれたそう。「プレッシャーを解くことができた…」と、涙を浮かべながら伝える彼の姿が印象的だった。

物語が中盤へと向かっていく中、ミレとのラブラインも盛り上がっていくことが予想され、不器用で感情の起伏が少ないヒョンジェが、今後どんな愛情表現を見せるのか? 家族の問題とどう向き合っていくのか? が見どころ。
親しみやすい雰囲気はそのままに、大人の俳優へと成長したユン・シユンから、この先も目が離せない!

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(文/斉藤和美)

【第23話 あらすじ】
ヒョンジェとミレがライブカフェに行くとキム作家たちに遭遇する。そこでヒョンジェは、キム作家にミレが彼女だと紹介する。その帰り道、ヒョンジェとミレはお互いの家族の話をして、距離を縮めていく。
一方、ヘジュンから気持ちが冷めたと言われたユンジェは、ヘジュンの不可解な行動が気になってしかたがない。さらに、ヘジュンはミレから聞いた“自分だけ先走ってたので気持ちを抑えた”という言葉を思い出し、自分も実践しようとし…。

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