【韓流対談】テレビ東京アナウンサーがおすすめする“韓国グルメ&スポット”は?

公開: 更新: テレ東プラス

テレ東では、毎週月曜~金曜 朝8時15分から、韓流プレミア「ヒョンジェは美しい~ボクが結婚する理由(わけ)~」(主演:ユン・シユン)を好評放送中!

これを記念して「テレ東プラス」では、韓国のエンタメ、文化をこよなく愛する中川聡アナウンサーと、2004年、日本中に「冬のソナタ」ペ・ヨンジュン旋風が巻き起こった頃から韓国ドラマの魅力に触れていたという竹﨑由佳アナウンサーの韓流対談をお届け!
おすすめのエンタメ作品はもちろん、お気に入りスポットからグルメまで…熱く語ってもらいました。

【動画】無料配信中!韓流プレミア ヒョンジェは美しい~ボクが結婚する理由(わけ)~

記事画像▲左から中川聡アナウンサー、竹﨑由佳アナウンサー

漢江で楽しめる2人乗り自転車、遊覧船でのディナーは、夜景もきれいなのでおすすめです(中川アナ)


――竹﨑アナは、「冬のソナタ」の頃から韓国ドラマを観ていたそうですね。当時はまだ小学生でしょうか。

竹﨑「そうなんです。ヨン様ブームはもちろんですが、母の影響もあり、『オールイン 運命の愛』や『宮廷女官チャングムの誓い』『コーヒープリンス1号店』なども観ていました。当時はウォンビンさんが好きだったので、日韓共同制作ドラマ『フレンズ』にもハマりました」

――中川アナが韓国のエンタメにハマったきっかけは?

中川「僕は2009~15年くらいまで、K-POPにハマりまして。少女時代から始まって、EXOまで…ライブもたくさん観に行きました。当時一番好きだったのはSHINee。2PMも好きでした」

――最初に韓国を訪れた時のエピソードがあれば、教えてください。

中川「初めて行ったのは2011年。旅行の少し前から韓国語の勉強を始め、ある程度話せるようになってきたので、会話することを目的に“ちょっと行ってみよう”と思い立ちました。
目的を決めずに街中を歩き、屋台でご飯を食べ、韓国人の方に話しかけて…。そこそこ会話は通じたんですけど、ヒアリングが難しかったですね。
そこからまたしばらく学び続け、2、3回目に訪れた時は、帰りの飛行機の中で、CAさんとすべて韓国語でやりとりしました。レベルは少しずつ上がっていると思います」

竹﨑「私は、今年5月に念願がかない、初めて観光で訪れました。友達とショッピング目的で行きましたが、東大門のホテルに宿泊し、朝まで買い物三昧(笑)。東大門は深夜でもバイヤーの方がにぎわいを見せ、バイタリティというか活気がすごくて、まさに“眠らない街”という感じでした。無造作に洋服が積み上げられているのを見て、かなり衝撃を受けましたが、日本とは比べ物にならないくらい安いので、とても危険です(笑)」

中川「実は何年も前に、東大門のショッピングエリアで、T-ARAのソヨン(旧メンバー)とキュリに遭遇したことがあるんですよ。でも、思わず“あーっ!”という顔をしたら、バレたと思ったのかすぐにいなくなっちゃいました(笑)。変装もしてなかったので驚きましたね」

――それは貴重な体験ですね。何度も行かれているとのことで、中川アナのおすすめスポットはありますか?

中川「僕は漢江がおすすめです。2人乗りのレンタル自転車があるんですけど、公園をバーッと走り回って、屋台で食事をして…。すごく気持ちがいいですし、大道芸人さんもいるので、何時間いても飽きない。夕方からは、遊覧船の中にあるレストランでディナーを食べながら、ライトアップされた漢江をクルーズするのもおすすめです」

竹﨑「憧れます! 自転車も」

中川「そうだよね。せっかく異国に行ったんだから、タクシーはもったいない。ぜひ自転車に乗ろう!(笑)」

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――お2人のおすすめのグルメは?

竹﨑「清潭洞にある『永川永化』というお店のユッケが、塩コショウで味付けされていて、ものすごくおいしかったです。柱にたくさん有名人のサインが飾られていて、私が推しているチャウヌ(ASTRO)のサインを探して楽しみました(笑)」

記事画像▲「永川永化」ユッケ(撮影:竹﨑アナ)

記事画像▲韓国旅行を楽しむ中川アナ

中川「僕は食べ物でいうと、“パルセック(8色)サムギョプサル”ですね。板の上にお寿司のフルコースみたいな感じで盛り付けられていて、8種類の味付けがあるので全く飽きない。あとは、韓国にある『レダラッハ』のスイスチョコレート。カフェが併設されていて、コーヒーを飲みながらチョコレートを食べることも出来ます。日本では、百貨店などの催事で販売されることがありますが、すぐに売れてしまうらしいです」

――中川アナは、現地の語学学校に体験留学したこともあるそうですね。

中川「結婚前、妻と1週間ほど体験留学をしまして。キッチン付きのホテルで自炊しながら過ごしました。午前中は授業を受けて午後は街に行くんですけど、市場で食材を買い、鍋を作るなどして満喫しました。振り返ってみても、いい思い出です」

――すてきな楽しみ方ですね! 竹﨑アナは、韓国コスメでおすすめなどありますか?

竹﨑「韓国の『ダイソー』で売っていたワセリンのパックが、すごく保湿力が高くて良かったです。帰国後、QOO10(通販サイト)ですぐに買い足しました(笑)」

韓国ドラマの主人公は、みんなパワーがあって、“自分もこうありたいな”と勇気づけられます(竹﨑アナ)


――ここからは、好きな韓国ドラマについても教えてください。

中川「超ベタですけど、『梨泰院クラス』が良かったですね。話の展開にあっという間に引き込まれました。ただ僕は、ラスト、主人公のセロイは、スアと結ばれてほしかったんですよ(笑)。セロイが人並み外れて頑固で、自分の言葉は絶対曲げずに貫き通すというキャラだったのに、“最後キャラ変しちゃったの?”と(笑)。
その他でいうと、『IRIS-アイリス-』もハマりました。制作費のかけ方もすごいですし、まるで映画のような壮大なスケール。他局ではありますが、『VIVANT』に通じるものを感じました(笑)」

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竹﨑「私は、最近観た中で挙げると、『マスクガール』が面白かったです。見た目にコンプレックスがあるヒロインが、整形をしたことで人生が変わっていく波瀾万丈なストーリーを描いた作品で、俳優さんの演技力がすごいなと思いました。
そして『サイコだけど大丈夫』。この作品は、とにかくソ・イェジが美しいのと、映像もきれいで、どこか芸術を見ているような…。シリアスな内容でしたし、すごく見応えがありました。インフルエンサーの裏側を描いた『セレブリティ』も、リアルでとても興味深かったです。華やかな世界は観ているだけでワクワクしますし、ドロッとした人間の本質も描かれていて、脚本に深みがあるというか。韓国ドラマは本当にジャンルが幅広いですよね」

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――好きなK-POPアーティストはいますか?

中川「それはもういっぱいいすぎて…(笑)。でもどうしても1組だけといわれたら、やはりKARAでしょうか。『ミスター』の頃からCDも買って、ライブも観に行きました。彼女たちのステージを観た時は、“すごい!”を通り越して感動したのをよく覚えています。
SHINeeやSUPERJUNIOR、東方神起、EXOも好きです。BTSはもちろん、ダンスが上手いINFINITEもめちゃめちゃ好きでした」

竹﨑「私は、ASTROとIVEが好きです。IVEはエキゾチックな感じで、とてもセクシー。MVを何度も観ては刺激を受けています」

――改めて、韓国エンタメ、韓国文化の面白さや、“ここがいいな”と思うところがあればお聞かせください。

中川「ドラマにしても音楽にしても、世界観を徹底的に作り込むところがすごいですよね。突き抜けた感じ、“そこまでやるか”というところまでやる姿勢とでもいいましょうか。
韓国のアーティストって、新曲で活動をした後は、しばらくしっかり休んでから、次の曲に入るそうなんですよ。1~2カ月にわたって、作曲家、作詞家、振付師が表現したいものをできるようになるまでひたすら練習する。日本もそうだとは思いますが、作品のコンセプトにかけるエネルギーがすごいですよね」

竹﨑「そういう裏の努力はよく耳にしますし、観ていてもひしひしと感じますよね。私は大阪出身で、韓国人の友人も多いんですけど、彼女たちは主張が激しくて、好き嫌いもはっきりと伝えます。私はあまり主張できないタイプなので、彼女たちを見ていて、“うらやましいな、かっこいいな”と思う時があります。韓国ドラマのヒロインも、わりとそういうタイプが多いですよね。“恋も仕事も全部ほしい! 辛辣なことをいわれても、不本意なことがあっても立ち向かうぞ!”という感じで、みんなパワーがあって、ドラマを観ると、“あー自分もこうありたいな”と勇気づけられることがあります」

――最後に、現在放送中の韓流プレミア「ヒョンジェは美しい~ボクが結婚する理由(わけ)~」(毎週月曜~金曜 朝8時15分 関東ローカル)の見どころをお願いします。
このドラマは、ある日両親と祖父が「一番早く結婚した息子にマンションを譲り渡す!」と宣言したところから始まる、独身3兄弟のドタバタラブコメディー。韓国の大ヒット週末ドラマで、テレ東では全65話で放送されます。

竹﨑「朝から元気が出そうな作品だなと思います。イケメン3兄弟のタイプも違って、それぞれ好みを探せそうですし(笑)、キャストも多いので、きっと誰かに感情移入できるのではないでしょうか。いろんなカップルが登場するので、胸キュンシーンや名ゼリフも期待できそうですし、どんなデートが登場し、どうやって結婚までこぎつけるのかというのも気になります」

中川「僕はもともとエンタメだけではなく、韓国文化全般に興味があったので、イルイルドラマ(※毎日放送するドラマ)や週末ドラマは、特に韓国の生活や文化が感じられるところがいいなと思います。日本と似ているところや逆に根本的に違うところがあって、ドラマを観ながらそれを発見するのも面白い。例えば、食事のマナーや返事のしかたなど、真逆のカルチャーを見つけると知識にもなりますし、そういう部分でも楽しめる作品なのではないでしょうか」

【韓流プレミア「ヒョンジェは美しい~ボクが結婚する理由(わけ)~」あらすじ】

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ある日、3兄弟の母・ギョンエは知り合いの結婚式に参加し、そこで成人した自分の息子たちがまだ誰も結婚してないことを比較されてしまう。夫・ミノと義父・ギョンチョルに相談し、3兄弟を片づけるため“結婚プロジェクト”を考えつく。3人は「半年以内に結婚相手を連れてきた者にマンションを渡す」と提案し、3兄弟はマンションを手に入れるため結婚に向けて動き出す!
長男・ユンジェは歯科医で「ユン歯科」の院長を務めている。ある日、「ユン歯科」へ次男・ヒョンジェの法律事務所の代表であり、先輩でもあるヘジュンが治療へやって来る。へジュンは何度か歯医者に通ううちにユンジェに好意を寄せるが、鈍感なユンジェはマッチングアプリを始めるのだった。
一方、離婚弁護士のヒョンジェは、へジュンの紹介で婚姻取り消し訴訟の依頼人・ミレと出会う。依頼人とは恋愛をしないと決めていたヒョンジェだったが…。
そして、公務員試験準備中の三男で末っ子のスジェは、マンションを手に入れるためにパティシエを目指している友人・ユナに“偽の花嫁になってくれたら3,000万ウォン渡す”という提案をして、偽装結婚を企む。しかし、スジェとユナはお互いのことを本当に好きになり…。

【中川聡アナウンサー プロフィール】
2002年、テレビ東京入社。担当番組は、スポーツ中継全般(特にゴルフ、卓球、柔道、格闘技、競輪、サッカー)。

【竹﨑由佳アナウンサー プロフィール】
2017年、テレビ東京入社。「所さんの学校では教えてくれないそこんトコロ!」、「紙とさまぁ~ず」、「みんなのスポーツ Sports for All」他、多数出演。