総額数億円!?11LLLDDDKKKの豪邸に住むコレクター。過去には悲劇が…:家、ついて行ってイイですか?(明け方)

公開: 更新: テレ東プラス

うつ病を患い、自ら命を絶ってしまった前妻。その後を追うように、長女も…。「同じだね、妻と」。

今は仕事も引退してゆきこさんと過ごす時間もありますが、昔は現場に出ずっぱりで、ほとんど家族と過ごすことができなかったといいます。仕事に没頭し、家族と一緒に過ごすことの大切さに気づくことができなかった、まさゆきさん。「それが人生の中で一番の後悔かね」。

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先ほど案内していただいたシアタールームに何カ月も閉じこもり、亡き妻、長女との思い出を邂逅する日々が続いたといいます。そうした悲しみを忘れるために、いろいろなものを修理していたのだとか。「僕が今いるのは、娘(次女)と、妻(ゆきこさん)が来たから。その妻を娘が受け入れてくれたから」。
そんな、まさゆきさんの横でゆきこさんは、「知り合って15年以上経つけど、付き合ったり結婚して思うのは、(まさゆきさんは)懐がすごい深い」。今はゆきこさんの母親と同居していますが、数年前までは前妻のご両親も引き取って一緒に暮らしていたのだとか。「結構、口が悪くて、一見冷たいんだけど、実はすごく懐深いのかな。だから夫には感謝しかない」。

ゆきこさんの言葉に「それは(亡くなった)妻をかまってあげなかった、子どもをかまってあげなかったという思いがあるから。でもネガティブに考えてもダメ。いいほうに考えていかないと」。

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最後に、「不二家」のマスコット人形「ペコちゃん」と「ポコちゃん」のコレクションを見せてくれたまさゆきさん。「いい年の取り方って、その人がどれだけ一生懸命やってきたか、ストーリーを持った人のほうがいいでしょ? 傷がついていてもいいんですよ。錆びててもいいんですよ。ストーリーがあったほうが、付加価値がつく」。

汚れが目立たないようにパテ埋めしたり、塗装で誤魔化したりしてきれいにするのはダメ、と言い切ります。「経年劣化じゃなくて経年変化。それを楽しめるのが、おもしろいじゃないですか。歳月が経って、価値が下がるのっておかしくない?」。年齢を重ねるほど価値が増す人生に…ヴィンテージ品と人生、その味わい深さについて考えさせられるひとときでした。

 

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