何が違う?目利きのプロが絶賛するアジフライの秘密:有吉の世界同時中継

公開: 更新: テレ東プラス

海外で活躍する取材コーディネーターや日本大好き外国人などの海外特派員と中継をつなぎ、世界の国々を中継で旅する新感覚旅番組「有吉の世界同時中継」。「テレ東プラス」では、10月5日に放送された番組の中から「魚を扱うプロ中のプロが選ぶアジフライ」の内容を振り返る。

【動画】市場で働くプロが選ぶ、穴場グルメベスト3

市場で働く食のプロなら、おいしい穴場のグルメを知っているはず。そこで、北関東にある人気の市場を取材し、そこで働く人々にとっておきのお店を教えてもらった。

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都心から車で2時間、茨城県ひたちなか市の海沿いにある「那珂湊(なかみなと)おさかな市場」は、週末になれば飲食店関係者から一般客まで1日約4000人がつめかける。そんな魚市場で働く目利きのプロに、おいしい店を聞き込むと「磯料理 萩の間」(同市)の名前が出てきた。

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「店主が作る料理、全部うまい」「ガチでうまい。行く価値は絶対ある」「アジフライが一番」「甘みがあって、おいしいお米を使っている」──。プロたちからは次々に同店への称賛の言葉が飛び出す。上質な魚選び、上質な仕事をすると評判の萩の間。中でも魚のプロが大絶賛したアジフライは、鮮度の落ちた魚ではなく、当日水揚げされた脂ののった味をフライにしたもので、アジの水分を保つため、わずか4分揚げて程よく熱を入れている。

アジフライに加え「幻の定食」も…


大きな身が2つ乗った「アジフライ定食」(900円、ランチメニューのみ提供)のアジフライを口に運び、小気味よい音でかみ切った特派員の芸人・あばれる君は「うまい!」と思わず絶叫。「サクッ、ふわっ、ゴクッの3重奏。それでいてアジの水分がまったく失われていない」と絶賛した。店員によると「鮮度が良くなければ出さないくらいの感じでやっている」という。

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加えて絶品と評判の白飯は、甘みが強く、水分をよく吸収する茨城県産コシヒカリを使用。あばれる君は「アジフライに白いご飯。日本人に生まれてよかったと思う瞬間かもしれません」と話した。

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萩の間には「幻のヒラメのフライ定食」(時価、取材時は1500円)という、もう一つの名物もある。刺し身として提供されることの多い高級魚のヒラメだが、特に萩の間が扱う茨城沖で獲れたヒラメは、質がいい「常磐もの」といわれ、脂がのっていて程よい甘みが特徴だ。こちらもヒラメの水分を逃さないように、揚げ時間は短め。出会えるのは上質なヒラメが仕入れられたときだけという。