「テレ東アナのリレー日記」「テレ東『中の人』ファイル」「番組Pを直撃」など、会員限定の裏話が読み放題！ 「テレ東ファン支局」は、テレビ東京を応援してくださるテレ東ファンのみなさまのためのオンラインコミュニティです（無料・登録制）。

「テレ東プラス」では、「テレ東ファン支局」のコンテンツの中から、「木ドラ24『ポケットに冒険をつめこんで』（毎週木曜深夜24時30分）」漆間宏一Pのコラムをご紹介します！

【動画】「ポケットに冒険をつめこんで」撮影現場はポケモンだらけ！？

◆

「ポケットに冒険をつめこんで」(毎週木曜深夜24時30分〜)、プロデューサーの漆間です、よろしくお願いいたします！

放送前の投稿になりますので、ドラマの軌跡や裏側を少しお話しさせてください！

テレビ東京ではアニメ「ポケットモンスター」を放送してることもあり、アニメの世界観の実写化と想像をされた方もいるかと思います。桧山景明役の笠松将さんや宿谷浩一役の塚地武雅さんも、全身オレンジやピンクのタイツを履いて、ポケモンになる話かと思っていたそうです(笑)。
今作は20年ぶりに『ポケットモンスター 赤』をプレイした主人公・赤城まどか（西野七瀬さん）が、夢を追いかけ転職した広告会社で成長していく、"ポケモンヒューマンドラマ"です！

そのため実写のポケモンが出てくるのではなく、『ポケットモンスター 赤』のゲーム画面や、音楽をたくさんつめこんだ内容になっています。

例えば、ゲームのスイッチを入れた時の画面や音楽は、懐かしさや新しさもありつつ、新鮮で思い出が蘇ってきます。
ポケモンをプレイしていく中で生まれる色んな感情が、このドラマの魅力の一つです。

脚本打ち合わせの必需品

脚本・監督・プロデューサー部、それぞれがゲームボーイを持っていたのですが、脚本打ち合わせの冒頭は「どこまで進んだ？」という話やゲームあるあるなど、学校の教室にいるような雰囲気。"ポケモンで会話する"という感覚が、ヒューマンドラマと相性が良いことを実感できました。

（脚本打ち合わせの時に撮ったゲームボーイ）

台本にも「ポケモン要素を入れたい」ということで、こんな感じになっています。

1話のサブタイトルの「こうかはばつぐんだ」も、ポケモン用語ですよね！

台本の色も各話の象徴に紐づけていたり、裏側には各話象徴のポケモンのイラストが入っていたりと、各所にポケモン要素が盛り込まれています。（裏側はネタバレなので、お出しできずすみません）

自称、30代の監督で一番『ポケットモンスター 赤』に詳しいヤングポール監督

撮影に向けてチームが大きくなっていく中で、「ポケモンやったことありますか？」がはじめましての挨拶がわりになった時期もありました。

当然、プレイしたことがなくても大丈夫なのですが、なんとなく聞いてしまう環境でした(笑)。

(左から松浦監督、ポール監督、林監督)

ヤングポール監督は、かなりポケモンに詳しいです。監督を正式にお願いする前、「初代のポケモンをやったことはありますか？」という問いに、「100レベルに育てたのは20匹くらいですかね〜」と謙虚に答えてらっしゃいました(笑)。

ポール監督が通信ケーブルを持ってきて、交換して進化させたり、合間にバトルをすることもありました。

撮影現場の雰囲気

監督だけでなく、ポケモン好きのスタッフが集まっているということもあり、現場はこんな感じでした！

その1：モニターの横にポケモン

その2：「レフ板持ってきて！」ではなく「ヒトカゲ持ってきて！」
機材にシールが貼ってあり、機材をポケモンの名前で呼んでいたので、最初は混乱しました(笑)。

その3：撮影中の夕食の案内

こんなチームで制作しているので、画面や音楽だけでなく、照明や美術や画面の中にもポケモン要素がいっぱいつまっております（そういう目線で冒頭を見ていただけると、発見があるかと思います！）。
何回見ても発見があり、面白い内容に仕上がっておりますので、まずは気軽に第1話をネットもテレ東で見ていただけると嬉しいです！

制作裏話が無料で読み放題！ 「テレ東ファン支局」に今すぐアクセス！

【第2話 あらすじ】
赤城まどか（西野七瀬）は新ブランド米「みずほまれ」の広告を任されることに。超大御所コピーライター・加茂和尚（村松利史）にキャッチコピーの依頼をするが、全く相手にされず打ち合わせを切り上げられてしまう。案の定、後日届いたコピーは謎の一文で、加茂にコピーの再考を頼みに行くも、聞く耳を持たず、しまいには居眠りする始末。さらに、まどかの一言が加茂の逆鱗に触れてしまう！
まさこ（佐藤江梨子）のカフェで食事をしながらポケモンのゲームをしていると、まさこの息子・空（渡邉斗翔）がゲームを片手に声をかけてきて…