【ドラマ飯再現】「何食べ2」シロさんの「バターチキンカレー」「チーズナン」を作ろう

公開: 更新: テレ東プラス

ドラマ24「きのう何食べた? season2」(毎週金曜深夜24時12分)。シロさん(西島秀俊)と、ケンジ(内野聖陽)の食卓を彩る温かい料理“ドラマ飯”を再現! 本作に登場する料理を作っているフードスタイリスト・山﨑慎也さんにポイントをうかがいます。

今回は、第2話に登場した「バターチキンカレー」と「チーズナン」を紹介!

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バターチキンカレー


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【作り方】
1.プレーンヨーグルト…200g、カレー粉…大さじ2〜3、はちみつ(または砂糖)…大さじ1、ケチャップ…大さじ1、塩…小さじ1、粉チーズ…大さじ1、レモン汁…大さじ1、チューブにんにく…大さじ1、しょうが…大さじ1を混ぜ、マリネ液を作る。そこに8等分した鶏モモ肉2枚分を入れ、ひと晩漬け込んでおく。
2.玉ねぎ中1個をみじん切りにし、バター40gでうっすら色づくまで炒める。
3.カットトマト1/3缶、鶏モモ肉をマリネ液ごと加え、肉に火が通るまで煮込む。
4.煮立ってきたら、塩と砂糖で味を調整。仕上げに生クリーム…1パックを入れて、完成!

【山﨑さんからのアドバイス】
<ポイント1>
前日に鶏もも肉をマリネしておくことで、当日の工程が楽ちんに。ニンニクや生姜はすりおろしても良いですが、チューブのものでも充分おいしいです。

<ポイント2>
躊躇せず、バターをたっぷり使うこと! 生乳の値上げでバターも値上がりしていますが、この時ばかりは贅沢に使っちゃいましょう。

「カレー粉やカットトマトなど、家にありそうな材料で作るのに、お店のような本格的な味に。こだわる方は、ガラムマサラなどのスパイスを足せば、より本格的に。茹でたスティックブロッコリーや菜の花のおひたしなど、季節の野菜を添えると、彩りも栄養バランスも良くなります」

チーズナン


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【作り方】
1.強力粉…250g、薄力粉…50g、砂糖…50g、ドライイースト…3g、塩…小さじ1/2強を合わせ、ダマが無いようによく混ぜる。
2.ヨーグルト…200g、バター…20g、オリーブオイル…小さじ2を耐熱ボウルに入れ、ラップをかけて1分30秒加熱し、ヨーグルト液を作る。
3.ヨーグルト液を粉の入っているボウルに入れ、こねる。
4.生地がまとまってきたら耐熱ボウルに移し、ラップをかけてレンジへ。40〜45℃で30〜45分程度、生地を発酵させる。
5.1.5倍くらいに膨らんだら生地を二等分にし、クッキングペーパーに挟んで丸く伸ばす。
6.ピザ用チーズを生地で包み、伸ばす。
7.伸ばした生地をフライパンに乗せ、中弱火で3分〜4分焼く。ひっくり返して1分〜2分焼き、完成!

【山﨑さんからのアドバイス】
<ポイント1>
はじめは生地が粘つきますが、とにかく信じて混ぜること! ナンは適当に作っても出来るのがいいところ。タネの状態に合わせて、少しずつ粉や水を足しても大丈夫です。

<ポイント2>
ナンは本来、窯で焼くものなので、フライパンに蓋をして上下から熱を入れれば、早く焼き上がります。小さなフライパンで作って、一人用にしても良いですね。

「砂糖を多めに入れることで、お店のような味に近づきます。焼き上がりにバターを塗ってもGood! 何も入れなければシンプルなナンになりますし、刻んだニンニクを混ぜ込んで"ガーリックナン"にするなど、お好みの具で楽しんでください」

【撮影中のエピソード】
「バターチキンカレー&チーズナンは、Season2の料理の中で現場人気ナンバーワンでした。佳代子さん(田中美佐子)の家でのシーンを撮り終えた後は、セットの食卓がそのまま皆さんの昼食の場に。

西島さんたちが『おかわりありませんか?』と言ってくださったのですが…スタッフさんが全て食べてしまった後で(笑)。申し訳なかったのですが、きれいに食べてもらえて嬉しかったです」

もっと詳しくレシピを知りたい! 他の料理も作ってみたい!という方は、大好評のレシピ本第3弾「公式ガイド&レシピ きのう何食べた? ~シロさんの簡単レシピ3~」(講談社)を。詳しくはこちら!

【プロフィール】
山﨑慎也(やまざき・しんや)
1975年、生まれ。東北芸術工科大学 美術科彫刻コースを経て、情報デザイン学科映像コースを卒業。1999年、石森スタジオ入社。カメラアシスタントとして入社するが、フードスタイリストに転向。味の素冷凍食品「ギョーザ」、S&B食品「濃いシチュー」、ミツカン「カンタン酢」など、数々のCMでフードスタイリストを務めている。