【独占動画】鈴木愛理×片寄涼太「グループでの立ち位置や悩みが似ている」

公開: 更新: テレ東プラス

 

推し×オタク女子のムズきゅんラブ、ドラマNEXT「推しが上司になりまして」(毎週水曜深夜24時30分)。主演の鈴木愛理さん、共演の片寄涼太さんにインタビュー!

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アーティストとしての悩みに共感


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――初共演とのことですが、クランクイン前のキービジュアル撮影の際、ほぼ初顔合わせだったにもかかわらず、すでに打ち解けていらっしゃる雰囲気でした。お互いの印象は?

鈴木「今回ご一緒するまでは、バラエティ番組(『酒のつまみになる話』)での印象が強くて…(笑)」

片寄「おーっと(笑)」

鈴木「どういう方なんだろうと思ったままクランクインしたのですが、実際お話ししてみると、ナチュラルに紳士的でお気遣いがすごい方でした」

片寄「ありがとうございます。僕は歌番組やYouTubeで拝見していました。撮影期間が短いので、いかに早く絆を深められるかが大事だと思っていたのですが、鈴木さんは飾らない明るい方ですぐに打ち解けることができて、いい撮影になっています」

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――現場ではどんなお話をされているのですか?

片寄「擬音語でただ遊んでいるだけ、みたいな時もありますけど(笑)。今まで自分たちがどういう道を歩いてきたかみたいな話とか、結構深い話をすることもあります」

鈴木「音楽に対する悩みを話したりしていますよね」

片寄「グループ活動をやってきているという共通点もありますし、共感する部分も多いですよね」

鈴木「悩みがすごく似ているんですよ」

片寄「『こういうシチュエーションだと歌いづらいよね』とか。でもこれってアーティストみんなが感じている悩みというわけでもなくて、たまたま似ていて」

鈴木「なんとなくグループ内での立ち位置が似ていたりとか」

片寄「そうそう」

鈴木「最初の一週間ぐらいで、かなり深い話をして。こんなに考えていることが近しいんだなというのは、意外でしたね」

片寄「ここまで話せるんだ、という嬉しい出会いです」


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推されてきたからわかる“推し”の思い


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――“推し”の2.5次元舞台俳優が引退したと思ったら“上司”として目の前に現れた!?というオタク女子の夢のような物語。鈴木さんはヒロイン・中条瞳役、片寄さんは、その“推し”で“上司”の桐生斗真/高城修一役です。演じる上で、どういう点を大事にされていますか?

鈴木「私は、8歳の時から、誰かに推していただいている状況で活動してきたので、自分のことを客観視する時も“ファンの皆さんの気持ちを考える”というベースがずっとあって。瞳ちゃんを演じる時にもファンの皆さんの顔を思い出しながら、“(推すというのは)こういう感じだったんだな”と体感しています。

瞳ちゃんが推している2.5次元俳優の斗真が引退するところから物語が始まるのですが、私も所属していたグループの℃-uteが解散したり、Buono!がラストライブを迎えたりもしていたので、ファンの方はこういう気持ちになっていたのかなと思いました。それでも応援してくださることに、感謝しかないです。瞳ちゃんを演じながら、“ありがとう”という気持ちを感じる毎日を過ごしています」

――鈴木さんはずっと“推される”側でしたが、“推す”側の気持ちはすっと理解できましたか?

鈴木「私自身、ずっとback numberさんが好きなので、瞳ちゃんの気持ちが分かるんです。“近くに行きたい”というより“ただ見ていたい”みたいな(笑)。推しスタンスがすごく近いので、共感しながら演じています」

後編】では、自然とキラキラが出ちゃう!?片寄さんの役への取り組みや、お2人の“推し”についての話題を!

【プロフィール】
鈴木愛理(すずき・あいり)

1994年4月12日生まれ。千葉県出身。歌手・俳優・モデル。2002年、8歳の時に、約3万名の応募からハロー!プロジェクト・キッズに選ばれる。アイドルグループ℃-ute、Buono!のメンバーとして活躍し、2017年にハロー!プロジェクトを卒業後ソロアーティストとして活動。ドラマ「Iターン」(テレビ東京系)、「140字の恋」(読売テレビ)などに出演。

片寄涼太(かたよせ・りょうた)
1994年8月29日生まれ。大阪府出身。歌手・俳優。GENERATIONSのメンバー。2020年「Possible」でソロデビュー。2014年、ドラマ「GTO」(関西テレビ/フジテレビ系)で俳優デビューし、「兄に愛されすぎて困ってます」(日本テレビ系)、「運命警察」(テレビ東京系)、映画「午前0時、キスしに来てよ」(2019年公開)などに出演。


(取材・文/高瀬純)