総重量2キロの「お子様ランチ」 デカ盛りがエスカレートした理由は:有吉の世界同時中継

公開: 更新: テレ東プラス

海外で活躍する取材コーディネーターや日本大好き外国人などの海外特派員と中継をつなぎ、世界の国々を中継で旅する新感覚旅番組「有吉の世界同時中継」。「テレ東プラス」では、9月7日に放送された番組の中から「ど迫力! “大人のお子様ランチ”」の内容を振り返る。

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茨城県の水戸駅から車で約15分。気温36度を超える炎天下で、多くの人たちが行列を作っている店があった。名前は洋食店「UOKANE(ウオカネ)」(水戸市)。王道のオムライスやナポリタンなど定番メニューが並ぶなか、行列グルメたちの目当ては「大人のお子様ランチ」だという。

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一体どんなものか、お客に聞くと「好きなものがお皿にのっかっている。見ていてワクワクする」。大の大人をワクワクさせる大人のお子様ランチとは、さまざまな料理が山盛りになった一皿で、取材スタッフが「お子様ランチじゃない……」と思わずもらすほどのボリュームだ。

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ナポリタンやハンバーグ、唐揚げ、エビフライなど、ラインアップは普通のお子様ランチと一緒だが、量は桁違い。総重量2キロの、大人でも食べきれない特大ランチなのだ。そのビジュアルはスタジオの有吉弘行が「すげえ。大人だからって」と思わず笑うほど。だがさらに、この店には名物メニューがもう一つあった。

寿司桶にとてつもない山盛り


男性客の一人が「7段」と注文すると、寿司(すし)桶にのって届けられたのは山盛りのナポリタンとサラダだった。さらにオムライスやデミグラスソースのかかったパスタとハンバーグ、オムライス、エビフライ、唐揚げなどがそれぞれのった寿司桶が次々に運ばれてきた。

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寿司桶に盛りに盛られた料理が7つで、もし重ねられれば確かに「7段」だ。総重量は6キロという迫力のグルメで、正式名称は「寿司桶7段ランチ」(3600円)。計算すると1段あたり約500円になり、グループで分ければ確かにおトクだ。

寿司桶を使う理由は底が厚く、料理を盛りやすいからという。しかし量だけではない。「これ、うまい」「うんめぇ」と店内からは声があがる。デカ盛りでも大味と言わせない、一つひとつがおいしいと評判の「UOKANE」は、大人のお子様ランチや7段以外の全メニューがデカ盛りだ。

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なぜ、これだけの量になったのか。お店を切り盛りする新井さん親子に理由を聞くと、娘のゆきなさんは「お客さんが完食してくれて『足りなかったかな?』と思って。次に来たときは多くしようと。そうすると周りのお客さんも多くしなきゃいけない。それの繰り返しで」と答える。気遣いが徐々に“エスカレート”していき、気づけば母の由美子さんは「デカ盛りの母」と呼ばれるまでになっていたという。