有名漫画にも登場!?「家を売り飛ばした」“町の便利屋さん”80歳の名前に隠された座右の銘:家、ついて行ってイイですか?(明け方)

公開: 更新: テレ東プラス

その場で漫画を検索した番組スタッフ。なんと、赤羽を舞台にした清野とおるの漫画『東京都北区赤羽』(ビーグリー)に、とよたろうさんが登場していました!

「どうして漫画になったんですか?」「町の便利屋さんを始めたのは何歳の時ですか?」と質問しても、「知らないよ」「もう古いよな…」。とよたろうさんの返事があいまいだったため、漫画をテキストにしながら、「これによると60歳の時に町の便利屋さんを始められたんですね」と、取材を進めていくことに。

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親からもらった土地を売り飛ばすほど競馬にのめり込み、その損失額は数千万円!? きょうだいに対する申し訳なさから「今は、絶対に博打はやらない!」ときっぱり。その後借金から逃れるため北海道へ行ったといいます。そこで自転車にハマり、大草原を走り回っていたとよたろうさんは「北極圏を走りたかった」と、一路ラップランドへ!? たしかに漫画のモデルにふさわしい…。取材を進めていると、「G」が壁を這うのを発見! さらに足元には小型犬くらいのネズミ? 焦る番組スタッフに「苦になる?」とにっこり。「虫も生きてんだもん。俺、そう思って見てるから苦にならない」という達観ぶり。

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「お金欲しくないですか」という質問にも、「金無くても心は豊かだからな。それが俺の基本だからな」。電気が止まったのは、山小屋でランプの下で寝たと思えばいい。テレビが観られなくてもラジオが聴ける、トイレもあるから「すごい幸せ」だといいます。

「“豊か”のたろうちゃんって育ってきたから、心は豊かって」。とよたろうさんの座右の銘は、ご自身のお名前に由来していたのです。

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今後の夢は「オーロラが見たい。ラップランドは夏だったから、自転車で走ったのは。冬に行ったらオーロラが見れる。生きてりゃね。金がありゃね」。

博打をしたことを後悔しているのか改めて尋ねました。「済んだ事は言わないようにしてる。明日食べられるか、食べられないかだもん。反省してるけど、言っても戻らない事は言わない」。辛酸をなめてきたことも全てひっくるめて自分の人生と受け入れ、「心は豊かだもん」と笑う、とよたろうさん。

「生きてさえいればいつかは幸せは来るから」と、極上の笑顔で締めてくれました。わかってはいるけど、どれも忘れがちな名言。とよたろうさんの心意気を忘れずに頑張ります!

日曜夜8時50分からは「家、ついて行ってイイですか?」【祭り・ご当地グルメ・絶景…日本列島縦断ロケSP】を放送!

4年ぶりの開催! ねぶた祭で出会った青森のお祭り男▼北海道・余市の絶品たらこバターご飯▼奈良・深夜1時の突撃訪問! 恋のほろ酔いキューピット▼宮崎・ローカル歌手!

どうぞお楽しみに!

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