有名漫画にも登場!?「家を売り飛ばした」“町の便利屋さん”80歳の名前に隠された座右の銘:家、ついて行ってイイですか?(明け方)

公開: 更新: テレ東プラス

9月11日(月)に放送した「家、ついて行ってイイですか?(明け方)」(毎週月曜深夜)では、東京・十条銀座商店街で出会った、街の便利屋さんのお家について行きました。

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東京・北区の「十条銀座商店街」で取材していると、リヤカーを押して歩いている男性が…。便利屋さんをしているそうで、仕事道具のすべてがリヤカーに収まっているのだとか。しかもこの大きなリヤカーを電車に乗って家から運んできていると聞いてびっくり! しかもこのリヤカーを持って、高速バスを使って大阪に行くこともあるそうです。

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ぜひお家について行きたい!ということで交渉し、立ち飲み代をお支払い。行きつけのお店に着くと、店内からハイボールを嬉しそうに持ってきた男性は自前のパラソルを立ててリヤカーでまずは1杯!

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ここで、改めて自己紹介。とよたろうさん(80歳)は、もともと大工さんで、10年ほど前からリヤカーを引いて、1時間1000円で仕事を請け負う便利屋さん。リヤカーには仕事道具以外にも、折り畳みテーブルやじゅうたん、コップ、お菓子なども積まれていて「野宿できるようになっている」そうです。2軒目ではウーロンハイを注文。とっても美味しそうに飲む姿に、「良い表情されますね」と番組スタッフが声をかけると…

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「幸せだもん、金なくても心は豊かだかんね」。実はこの座右の銘、とよたろうさんにとっては特別な意味があるんです。

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電車で移動してお家に向かいました。1Rで家賃5万3,000円。電気とガスは止められて2カ月経つそうです。今はランプ生活ですが、水道は使えるので不便はないといいます。2段ベッドの上段で寝袋に入ってラジオを聴いて寝るのがとよたろうさんスタイル。ちなみに下の段には仕事道具や、週2回通っているという炊き出しの時にもらった食糧が綺麗に収納されています。

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お金は、カレンダーになっている収納ポケットに入れて管理。まとめて持っていると飲み代に使ってしまうため、「1日1000円しか使わないように努力している」。

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テレビを観るために、リヤカーを改造して作ったというスペースも。さすが大工さんだっただけあって体がすっぽり収まるようになっています。残念ながら今はテレビが壊れているので、観ることができません。ちなみに、今から40年ほど前は、赤羽のガード下でこの中(リヤカー)で寝ていたといいます…。

「博打で失敗して、家を売り飛ばして道楽やったから。ずっとリヤカーで寝ようと思って。だから漫画のやつと一緒」!?「漫画に載った」というのはいったい…。

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