帰ってきた“餃子&カツ丼”ブラザーズ!自慢の嗅覚で発掘した絶品メニューは?:YOUは何しに日本へ?

公開: 更新: テレ東プラス

日本を訪れる外国人たちを空港で勝手に出迎え、アポなしインタビュー! そのまま密着取材を行う「YOUは何しに日本へ?」(月曜夜6時25分~)。今回のテーマは「胸焼けしたらゴメンね!こってりYOUとこってり飯SP」。欲望ギタギタで食欲マシマシのこってりYOUが続々登場する95分で、はたしてどんな面白YOUに出会えるのか?

【動画】帰ってきた“餃子&カツ丼”ブラザーズ!自慢の嗅覚で発掘した絶品メニュー

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空港で声をかけたのは、フランスから来たモスタファさん(左・47歳)&アレックスさん(38歳)。あれ、このお2人、見覚えが…!?

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それもそのはず、聞けば6年前に密着取材を受けたという。2017年5月29日放送時、“日本食ブラザーズ”として、餃子とカツ丼を爆食しまくったレジェンドだ! もちろん今回も、1カ月間の日本滞在中に餃子とカツ丼を食べまくりに帰ってきた。

2020年にも来日予定だったがコロナ禍で断念し、実に6年ぶりの日本。「いい匂いがプンプンする店を選んで食べまくるよ!」と意気込む2人に取材をお願いし、またまた密着決定!さあ、絶品メニュー探しへゴ~!

向かったのは、日本一美味しい餃子が食べられる餃子の街・宇都宮(栃木県)。早めの時間から開いている名店を探すこと15分、さっそくアレックスさん(カツ丼先生)の嗅覚が発動! 「匂うぞ!」と鼻をクンクンさせ、引き寄せられたのは…カツ丼のある店(笑)。モスタファさん(餃子先生)が「餃子を食べに来たんだけど…」と躊躇するが、「何言ってんだ、カツ丼食うぞ!」と強引に店内へ。

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入ったのは、創業60年以上の老舗和食店『そば工房 つちや』。創業者のカツ子さん(91歳)が紹介してくれた店の自慢・自家製手打ちそばも実に美味しそうだ。餃子メニューはなかったため、モスタファさんは「冷やしとろろ蕎麦」(930円)をオーダー。アレックスさんはもちろん、念願の「カツ丼」(1,100円)! 地元農家の卵をたっぷり使った一品をひと口食べれば、「トロトロの卵とサクサクの厚切りトンカツが最高傑作だ」と白目を剥いて感激ひとしきり。夢のような出会いを楽しんだ後は、「I LOVEYOUカツ丼~♪」と、以前のように歓びの歌も披露してくれた(笑)。

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さあ、次こそ餃子だ! 店を探して午後1時半頃、餃子が食べられる『寿限無担々麺』を発見。担々麺が人気メニューだが、餃子の口コミ評価が高いという。皮から手作りしているオススメ餃子(お酢とコショウで食べる)「寿限無餃子」(650円)をオーダーし、待望の餃子タイムへ。宇都宮餃子の具材は野菜が多く、皮が厚めでモチモチしているのが特徴。ひと口食べれば、新鮮な野菜の間から肉汁がトロっとあふれ出し、モスタファさんは今までで最高に美味しいと大感激。

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さらにオススメの、7種類の厳選素材を使ったカラフルな「七福餃子」(980円)にも舌鼓。ほうれん草を皮に練り込んだ翡翠餃子や、宇都宮産の竹炭を練り込んだ竹炭餃子など、こだわりの素材が自慢だ。

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なぜそこまで、2人は餃子&カツ丼に魅せられたのか。16年前、映画学校で出会った共通の趣味は和食。パリには日本食街があり、行列の絶えない初のラーメン店『HIGUMA』(1984年創業)で存在を知り、一目惚れしたというわけだ。そんなルーツをきっかけに、6年前の来日時には、1カ月滞在中に餃子33種類、カツ丼15種類をたいらげた。

宇都宮でもっと餃子が食べたい、という2人が次に向かったのも餃子…のはずが、アレックスさんはまた “カツ”のポスターを発見。猛烈な勢いで『とんかつ渡辺』に入店した。創業41年、地元の人に愛される食事処の定番は、油であげずフライパンやオーブンで焼き上げる洋風とんかつ。メニューは豊富だが、2人が望むものはやっぱりカツ丼。…のはずが、なんと店のメニューにはカツ丼がなかった!

ショックを受けたものの、人気は「カツカレー」(950円)だと知ると、2人で初チャレンジすることに。しかし、ご飯800g+厚切りとんかつ130gに自家製カレーをのせ、合計約1.5㎏となったデカ盛りっぷりに唖然。しかも、残したら罰金刑も待っている!? はたして完食できるのか?

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2人はカツカレーを気に入ったが、3時間前にカツ丼と餃子を食べていたため、完食でき~ず。残念ながらギブアップとなってしまった(残したカレーは、腹ペコ担当Dらがペロリ)。カツカレーを次々とたいらげてゆく周りの常連客たちに、リスペクトの拍手を贈った。あ~お腹いっぱいだ!

餃子&カツ丼の旅はその後も続き、東京でも名物店を次々と制覇。今回も1カ月の滞在で、餃子21種類、カツ丼10種類をたいらげた。アレックスさんは「俺の家族に帰れなくなったって伝えてくれ!」と、まだまだ滞在し足りなそうだ。

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モスタファさんは「食を通して日本人とも交流もできて一生のいい思い出ができたよ」、アレックスさんは「日本は僕たちにとって最高の国だよ!」と教えてくれたところで密着は終了。

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そして2人の歓びの鼻歌に、新たに“カツカレー”が仲間入り(笑)。モスタファさん、アレックスさん、またまた餃子&カツ丼(&カツカレー)を食べに日本に来てね!