「大量のエロ本が…」松原タニシが明かす”男性が孤独死した奇妙な団地の部屋”

公開: 更新: テレ東プラス

杉野遥亮主演!「東京怪奇酒」を「ネットもテレ東」で期間限定無料配信中!

漫画家の清野とおるが、わざわざ心霊スポットに出向いて飲酒するという実体験を描いた「東京怪奇酒」(KADOKAWA刊)を実写化。ドラマでは、俳優・杉野(本人役)がビビりを克服してホラー映画の主演オファーを受けるため、ゲストから心霊話を聞き、怪奇酒を体験する。回を追うごとに変化していく杉野の心の動きにも注目だ。

【動画】おびただしい数のエロ本の切り抜きが、地面に敷き詰められて…70代手前の男性が孤独死した部屋

「テレ東プラス」では、第3話「醜態と哀愁が渦巻く事故物件」の内容をプレイバックする!

ホラーが大の苦手な人気俳優・杉野遥亮(本人役)は、漫画家の清野とおるに勧められ、心霊現象が起きた場所で酒を飲み霊と向き合う行為「怪奇酒」を2回体験。「海外ホラー主演の役作りのため」と自分に言い聞かせながらも、「ウヒョー!」と何とも言えぬ"混ざる"快感がクセになりつつあった。そんなある日、自身のラジオにゲストとしてやって来たのは「事故物件住みます芸人」の松原タニシ(本人役)。

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これまで10軒の事故物件に住んできたというタニシ。「今住んでる部屋は、残ってる匂いから、おばあちゃんの孤独死じゃないかなぁ...」というタニシに、「匂いで分かるんですか?」と苦笑する杉野。「写真あるんですよ...。これなんです」

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清野と面識があり、杉野が怪奇酒をしていることも聞いていたタニシは「僕、怪奇酒にオススメの場所を一つ知ってるんですけど、いかがですか?」と提案。迷いながらも杉野は「...お願いします」と答えるのだった。

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タニシが勧めるのは、K区M町にある築50年のF団地。その中の一室に70代手前の男性が孤独死した部屋があり、松原は男性の娘からの依頼で遺品整理に同行したという。

14歳の時に両親が離婚し、母親に連れられ部屋を出ていった娘。残された父親は厳格な性格で、その部屋で何十年も1人で過ごし、1人で死んでいった......。死因は肝硬変。

「お酒が好きだったんでしょうね。男性の長い1人暮らしの後なので、すごい散らかってるんですよ」

しかし、ある程度片付けていくと、娘との思い出の品が次々見つかった。

「この部屋には、家族で幸せだった頃の思い出が沢山残されているんだなと。ところが一転、寝室に入ったらね......おびただしい数のエロ本の切り抜きが、地面に敷き詰められていたんですよ」

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しかもそのほとんどが、女子高生の制服を着たコスプレもの。

「さすがにこんな恥ずかしい趣味は、娘さんに見られたくなかったやろうなって」

「それは確かに、男としては相当恥ずかしい...」と憐れむ杉野。

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「僕、その部屋に1人で1泊させてもらったんですけど、実はその部屋に、お父さんがまだいるんですよ......」

(...いる!? もしいるなら、そのお父さんと怪奇酒できるってこと?)

「今、お父さんの霊に興味持ったでしょ?」

「...持ってないです!」

「"怖いけど会ってみたいかも?"と思ったでしょ? 分かります!」

「あなた...僕たち側の人間ですよ...」

後日、ドラマの撮影現場にて。ソワソワと落ち着かない様子の杉野に、「怪奇酒なんて、味しないんじゃないの?」と心配する共演者の岡山天音(本人役)。

「いや、お酒は美味しいよ。それに刺激的なところもちょっとある。なんていうか、"混ざる"みたいな...」

杉野は怪奇酒の魅力を説明するが、どうにも理解できない様子の岡山だった。

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撮影後、「部屋は、僕が連絡すれば入れさせてもらえると思うので。自分で行って確かめてみてください」という松原の言葉に後を押され、F団地へ向かう杉野。

「厳格なお父さん、未だ入居中。死後、娘に性癖がバレてどんな気分なんだろう...」

1階の一番奥が、男性が孤独死した部屋だという。

「怖ぁ〜...」

鍵を手に入れ恐る恐る足を踏み入れるが、当然ながら電気は点かない。

「お父さん、すみませーん。失礼します! 松原タニシさんのご紹介で伺わせていただきました」

亡き家主に断り、懐中電灯のわずかな灯りを頼りに部屋を探索すると......

「ガシャン!」

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突然杉野の前に落ちてきたのは、古い写真立て。

「家族写真...? この人が孤独死したお父さんか」

警戒しながら探索を続けるが、エロ本はさすがに処分されているようだ。

「遺体が発見されたのがお風呂場でして、発見までに時間がかかって、ちょっと酷い状態だったみたいです......」というタニシの言葉を思い出し、浴室へ向かう。

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(ヤバいってこれ...絶対ヤバい。なんで蓋が閉まってるんだ?)

(とにかく、お父さんとの怪奇酒を始めてみるか...)

「お父さん、失礼します...。あの、一緒に一杯いかがですか?」

孤独死した男性が好きだったという日本酒を開け、2つのコップに注ぐ。果たして、今宵杉野は、どんな怪奇酒を交わすのか!

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