紗倉まな×いつまちゃんが赤裸々トークショー「この会場で私が一番性欲強い!」「誰よりもAV脳だと思う!」

公開: 更新: テレ東プラス

8月8日(火)、Hall Mixa(東京・池袋)にて、「紗倉まなスペシャルトークショー」が行われ、ゲストに漫画家・いつまちゃん(「来世ではちゃんとします」など)が登壇。赤裸々なスペシャルトークが展開された。

記事画像▲左から、紗倉まな、いつまちゃん

【動画】2013年、紗倉まな『ゴッドタン キス我慢選手権 THE MOVIE』出演時のコメント


新鋭作家、AV女優として活躍する紗倉まな。今回のイベントは、2月に自身初の恋愛小説「ごっこ」(講談社)の出版を記念して開催され、以前から大好きだったいつまちゃんにオファーする形で実現。

この日が初対面の2人。「こんないいことが2023年に起きてしまったら、これを超える日はない」と胸中を語る紗倉に対し、いつまちゃんも「“大スター・紗倉まなに会う”と、親戚中に自慢しちゃった(笑)」とコメント。
さらには「まなちゃんの下腹部を重点的に世話になっているので…ビデオを見てるっていう意味なんですけど(笑)。今日は本当にうれしいし、存在してくれてうれしい!」と、冒頭からハイテンション。

紗倉の新刊「ごっこ」について、いつまちゃんは、「まなちゃんは、すごく記憶力がいいタイプ」と、細やかな描写を絶賛。「グルメのエッセイの才能とかありそう」との見解も。
一方の紗倉は、「友達があんまりいないのと、経験を収集するための方法があまりにもなさすぎて、思い出した時に思い出せる、そもそもの量が少ないからなんだと思いますね」と細やかな描写を自己分析。

いつまちゃんについて、「来世ではちゃんとします」でのワンシーンに触れた後、「誰よりもAV女優脳だと思うんです。なんでもエロにできる、バナナどころじゃない!」と指摘(笑)。するといつまちゃんも、「多分、この会場で私が一番性欲強いと思います(笑)」と告白し、客席にアピール。会場の笑いを誘った。

記事画像次回作は「美醜にとらわれている人たちの様を書きたい」と構想を練る紗倉だが、「高い自意識の文体で書いてみたいというのがあって、でもずっと挫折してて…(笑)」と苦戦中の様子。
「まなちゃんほど、若いうちから美醜をジャッジされ続けている人っていない。世に残るすごく強い力で言葉として出てくるんじゃないかなと思う。楽しみですね」といつまちゃん。

また、大勢のキャラクターを動かしてみたいという紗倉の願望に、「群像劇は将棋」と言い切るいつまちゃん。「王将がテーマで、どのキャラを動かせば敵を打ち負かせるか」といった持論を展開し、「かっこいい! やっぱ違いますね」と紗倉を感心させた。

イベント後半は、いつまちゃんが「ごっこ」のお気に入りのシーンをペンタブで描く一部始終を生披露。「作家の魂がはみだしている!」というワンシーンを15分ほどで描き上げ、紗倉を喜ばせた。

いつまちゃんの赤裸々トークは、終盤に入ってもフルスロットルで、「(5月まで付き合っていた彼氏と)週刊連載をこなしながら、週3で温泉に行っていた」と告白。「初めて付き合った彼氏が、7人と付き合っていた」と生々しいエピソードも明かし、会場を沸かせた。

最後、紗倉についていつまちゃんは、「作品を通し、素敵な人だと思っていましたが、みなさんにここからの映像を見せられないのが残念なくらい、温かい目をしていますよ。まなちゃんがいい人だから、いい人たちがついてきている」とファンもべた褒め。
いつまちゃんのパワフルなしゃべりに触れた紗倉は、「自分が明るくなって、なんでも話したくなっちゃう。あれだけすごい作品を描かれている方だからだよね」と伝え、互いの絆を深めた。

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この他イベントでは、紗倉が「ごっこ」に収録された作品「はこのなか」の一節を読み上げる朗読会やプレゼント抽選会、サイン会も実施。かけつけた約140名のファンとの交流を楽しんだ。

(取材・文/佐藤ろまん)