三浦翔平、妻・桐谷美玲とのエピソード明かす「家でも小指が立っちゃって…」オネエ役がなじみ過ぎ!?:やわ男とカタ子

公開: 更新: テレ東プラス

8月5日(土)、ドラマプレミア23「やわ男とカタ子」(毎週月曜よる11時6分)の記者会見が行われ、主演・三浦翔平とヒロイン・松井玲奈が登壇。作品の魅力や現場エピソードを明かした。

記事画像今回三浦が演じるのは、イケメンで弁護士というハイスペックのオネエ・小柳睦夫。松井は、地味でモテないアラサー女性・片桐藤子を演じる。
世話焼きの小柳は、自分に自信がなく自己肯定感ゼロの藤子と出会い、彼女をモテ女に生まれ変わらせようとプロデュース作戦を開始。師弟のような2人の関係が、まさかの恋愛に発展…!?
不器用な大人たちが織りなす、リハビリ恋愛コメディーだ。

記事画像原作は長田亜弓の人気コミック。三浦は、最初にオファーを受けた際、妻・桐谷美玲の言葉が後押しになったそうで、「原作をたまたま妻が読んでいて、『すごく面白い作品だよ』と言ってくれたんです。読んでみると面白い内容でした。ちょっと悩みましたけど、今までやったことがない役だったのでチャレンジしました」とコメント。

三浦の演技について松井は、「今までの三浦さんの印象と違って、初日に見た時は、すごくびっくりしました。今は、三浦さんが演じるいろんな小柳さんが楽しみです」と、三浦の新境地を絶賛! 

記事画像「家でも小指が立っていたり、小柳に浸食されつつある(笑)」そうで、自然とオネエの仕草や言葉遣いが出るようになったと語る三浦。会見中もいつの間にかフェミニンな口調になってしまい、自分でも混乱してしまうほど、小柳役が体に浸透している様子だった。

特にオネエが集まるバーのシーンは手応え十分のようで、「お酒を飲んでいる設定のシーンなので、みんなテンションが高いんです。バーのママ役の皆川(猿時)さんがすごいです。獣の集まりというか獣に襲われそうな感じで、エネルギッシュな現場です。エネルギーを最大限上げてやっていますが、バーのシーンが終わると、皆川さんも疲れてます(笑)」とのこと。

原作を読んだ時から「自分を見ているような気持ちになりました」と、藤子に共感したという松井。「藤子は、自分が女性であること、女性として世間に求められることに悩まされていて『結婚しないの?』『恋人は?』『子どもはいつ産むの?』と、周囲から緩やかな圧を感じているんだと思います。そこがドラマとしても視聴者の方に共感してもらう部分になったらいいなと思いつつ、そのためにはどうしたらいいか、塩梅が難しいなと思いながら演じています。藤子が『頑張れ!』と応援してもらえるように、今、一生懸命やっています」と、藤子を演じる難しさと意気込みを語った。

記事画像過去、アニメ映画の声優として共演している2人。「映画のアフレコで…」と三浦が松井に話すと、松井は少し考え込む様子で、思いがけないリアクションに三浦が動揺!
しかし、すぐに松井が気付き「ありました! “はじめまして”ではないと思ってたんですけど…自分の記憶力を呪いました(笑)」と赤面する一幕も。天然を炸裂させる松井に、「ビックリしちゃった!」と、ホッと胸をなでおろす三浦の姿が印象的だった。

そんな松井の印象について「優しい方なので、すごくやりやすい。真面目ですね」と三浦。松井は「三浦さんは、現場でいろんなアイデアを提案してくださいます。小柳さんのパワーで場面が展開されていくことがたくさんあるので、頼ってしまうところもあります。本当に“親鳥とひな鳥”みたいな気持ちでいます」とコメント。松井の三浦への信頼感は、小柳に対する藤子の思いと、どこか重なるようだった。

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【第1話あらすじ】
恋愛経験ゼロの「喪女」を自称し、女性としての自信が持てない片桐藤子(松井玲奈)が合コンで出会ったのは、理想的なハイスペック男子の小柳睦夫(三浦翔平)。しかし、実は小柳は毒舌で世話焼きのオネエだった!こじらせ喪女の藤子をモテ女に変身させるべく、小柳プロデュース計画が始動する。厳しくも愛がある小柳の指導に、藤子の心情が徐々に変わっていく。

(取材・文/伊沢晶子 撮影/みやざわあさみ)