川で拾った〇〇が300万円に!?脱サラし、宝探しで“一攫千金”…秘境仕事人の全貌

公開: 更新: テレ東プラス

金曜夜7時55分からは、「所さんの学校では教えてくれないそこんトコロ!スペシャル」【異種料理人対決&怪しすぎる店&遠距離通学】を放送。

「テレ東プラス」では、7月7日に放送された番組の中から、「秘境の仕事人!ここでなきゃダメなんです!」の内容をプレイバックします。

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リポーターのワタリ119がやって来たのは、岐阜・養老郡。こちらの七里さんが、秘境で働いています。しかし、秘境に行くにしてはラフな格好の七里さん。「安全というか、楽な作業?」と期待するワタリですが、「ハードなところに行く」とのこと。

午前7時、七里さんの車で出発! 以前は保険の営業の仕事をしていた七里さんですが、この仕事に魅力を感じ、13年前に脱サラしました。

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中には300万円くらいになった品物もあるそうで、ワタリもこの表情に! まさにトレジャーハンターです。

車はどんどん山の中へ入り、出発から1時間、山あいに広がる河原に到着。ここからは歩いて進みます。不慣れなワタリのために、胴長とヘルメットを用意してくれた七里さん。
「落石があるので。大きい石とか転がってくるんで」と、何やら危険なニオイが…。
熊手と空のリュックを持ち、上流に向けて進んでいきます。
川を見ながら進んでいく七里さん。熊手を使って石の裏にも注目しますが、生き物を探しているわけではなく、「花が咲いてないかなと思って」とのこと。果たして、川に咲く花とは?

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お宝を求めて、厳しさが増す上流へ。流れが速く、コケも生えているため、足を取られて転んでしまうワタリ。秘境の洗礼を浴びながら歩き続けます。ここでようやく、お宝の正体が発覚します!

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七里さんが探していたお宝は…なんと石! オレンジや緑の石が一攫千金の可能性を秘めているそうですが、せっかく見つけた石を「花が咲いてないのでポイですね」と川に戻してしまいました。“石に花が咲く”とは、一体どういうことなのでしょうか。

探し続けること1時間、ワタリが川の中で光り輝く石を発見! すると…

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「それスゴいじゃないですか! これはヤバいよ!」と七里さんのテンションがUP! どうやら、なかなか拾えない逸品だそう。

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七里さんが"花"と呼んでいるのは、赤や黄色など、鮮やかな色味の模様のこと。この石は全体に花が咲いており、一手間加えればお宝に変貌するとか。

その後も捜索を続け、お宝になりそうな石をリュックの中へ。七里さんは山の所有者に許可を取っているため、持ち帰っても大丈夫なのです。

約30kgのリュックを担いで山道を引き返す2人。元消防士のワタリもヘロヘロになるほど過酷でしたが、七里さんは、この作業をいつも一人でこなしています。そんな七里さんの職業は…

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観賞石職人! 観賞用の石を原石から作る職人で、桜石だけではなく、菊の花が咲いているような“菊花石”や、雷のような模様の"雷光石"なども手がけています。

自宅に戻ると、石をグラインダーで削る作業へ。削り続けること1時間半、石の表面が滑らかに。さらに水をかけながら磨くこと1時間半、ゴツゴツした石が驚きの姿になりました!

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完成した石がスタジオに登場! 重さ12.5kg、美しく光る石に変貌し、スタジオメンバーも驚愕! ポツポツとした赤や黄色の模様が入ったこの石は、桜の花が咲いているように見えることから「桜石」と呼ばれるそう。模様はマグマが地中にある鉱物を溶かし、化学反応が起きてできたのではないかといわれています。

「石は磨くと輝きが一石ずつ違う。出来上がった美しい石を、世界の多くの人たちに広めたい」と語る七里さん。石はネットショップで販売しており、海外からも注文が入るそう。今回ワタリが見つけた石には、なんと100万円の価値が!

七里さんは、これからも石を探して磨き続けます。