クリスマスプレゼントが離婚届…「私と夫と夫の彼氏」第8話をプレイバック!

公開: 更新: テレ東プラス

毎週水曜深夜3時20分からは、ドラマ「私と夫と夫の彼氏」を放送。

“夫の浮気相手は、私の教え子でした”。セックスレスを抱えた夫婦と夫の彼氏…いびつな三角関係を描くヒューマンラブストーリー。

「テレ東プラス」では、第8話をプレイバックする。

高校教師の仲道美咲(堀田茜)は夫・悠生(古川雄輝)とのセックスレスに悩んでいたが、ある日、悠生の浮気が発覚。しかも相手は男性で、美咲の元教え子・伊奈周平(本田響矢)だった。高校時代、美咲に告白した周平だったが、今は美咲と悠生、2人とも愛しているという。
美咲の提案で、共同生活することにした3人だが、ある朝、寝ぼけた周平は美咲にキス。
美咲は驚きながらもそれを受け入れてしまい、周平を意識してしまう。

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周平の熱い視線から逃れるように家を出た美咲は、親友・町田真樹(岡本玲)の同居人・滝川大地(永田崇人)と偶然出会い、そのまま真樹と3人で食卓を囲むことに。美咲に密かな想いを寄せていた大地は、2人になった瞬間、「帰らないで…」と美咲の腕をつかむ。
一方、席を離れていた真樹は悠生に電話。美咲と大地の関係を告げ、「そろそろ解放してあげたらどうですか?」と忠告するのだった。

美咲にキスしようとする大地。だが、唇が触れる寸前、美咲は「ごめん…」と突き放す。

「…美咲ちゃんを愛しいと思ってる。好きなんだ。俺は美咲ちゃんを幸せにできる。だから、旦那さんじゃなくて俺を選んでほしい」

「悠生はかけがえのない存在なの。どっちかを選んでって言われたら、私は悠生を選ぶよ…」

それ以上、何も言えなくなってしまう大地。

別の日。周平に至近距離で声をかけられ、驚く美咲。

「先生、僕のこと避けてる? もしかして、キスしたのが原因?」

「周平くん、寝ぼけてたんだよね」

「最初は半分夢の中だったけど、途中で気づいた。最後の2秒は先生だって分かってもやめなかった」

「…じゃあ、全部夢の中のことにして」

「でも先生だって、あの時キス、受け入れてくれたよね? 先生とキスした時、幸せだったなぁ」

「周平くん、私はあなたのことは教え子としか思えない。それは出会った時も今も、全く変わらない。だから、もうあんなことしないで」

「…そっか、分かった」クリスマスが近づいてきた。周平の提案により、家でクリスマスパーティーをし、3人でプレゼント交換することに。「僕は2人にあげるものを考えるから、悠生と先生はそれぞれプレゼントしたいもの考えといてね」と周平。

周平は、何か考え込んでいる様子の悠生を心配していた。しかし悠生は「大丈夫だよ」としか言わず、周平は「悠生らしく生きてほしいから、頼りないかもだけど、いつでも僕を頼って。一人で抱え込まないで」と微笑む。

仕事から帰宅途中、悠生はふと真樹の言葉を思い出し、大地に会いに行くことに。
気まずい空気の中、大地は一枚の写真を取り出し、美咲に渡してほしいと悠生に渡す。
それは大地が撮った美咲の笑顔で、特別な感情が伝わってくるものだった。

「…あなたは、あなたは美咲を好きですか?」

「本気で好きです。あなたはどうなんですか? 本気で好きだけど、彼女はあなたのことしか見ていない」

「でも、あなたと美咲のことで、真樹さんから…」

「真樹? 彼女が何言ったか知らないけど、何もないですよ」

「これは、あなたから渡してください」

美咲の写真を返す悠生。

「言いましたよね、俺は美咲ちゃんが好きだって。それでもそんなこと言うんですか?」

「僕には…」

言葉を飲み込み、立ち去る悠生だった。

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仲道家では、周平がご機嫌でクリスマスツリーを飾り付けていた。帰宅するやいなや、周平にキスをし、無理やり押し倒す悠生。周平は必死で抵抗する。

「ちょっとどうしたんだよ! 悠生!」

「分かってくれよ、俺のことを…!」

すると美咲が帰ってきて、そんな2人の姿を目撃してしまう。そっと玄関を出ていく美咲。
その直後、周平は悠生を突き放す。

「こんなの悠生らしくないって!」

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「周平が言ったんだよ…。俺らしく生きるためだったら、いつでも周平を頼っていいんだよな? これが本当の俺なんだよ!」

悠生はやるせない表情で部屋を出ていく。

美咲は、いつか3人で来た屋上に横たわっていた。

(大丈夫…大丈夫…愛さえあれば)

目を閉じて、自分に言い聞かせる。

クリスマスパーティーの日、一見、いつもと変わらぬ様子の3人。周平は、数日前から仕事場で2人のために絵を描いていた。きれいにラッピングしたキャンバスを手に、家路を急ぐ。

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帰宅すると、テーブルには美咲が作ったごちそうが並んでいた。食卓に笑顔があふれ、楽しい時間を過ごす3人。周平は2人にプレゼントを渡す。

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じっと見入る美咲と悠生。無言の2人が気になり、「…気に入らなかった?」と周平。美咲は静かに首を振る。

「すごく素敵な絵だと思う」

「でも、なんかそんなに嬉しそうじゃないんだけど…」

「ありがとう」

美咲と悠生もプレゼントを交換する。「早く開けてみてよ!」と無邪気にはしゃぐ周平だが、それぞれラッピングを開けると…どちらにも、署名入りの離婚届が入っていた。