セックスセラピストに聞く!<セックスレスに陥らないための5カ条>

公開: 更新: テレ東プラス

【セックスレスに陥らないための5カ条】

1.忙しくても2人の時間を作る
「忙しさに追われ、家ではただ寝るだけという方も多いと思いますが、パートナーと一緒に過ごす時間を意識的に作りましょう」

2.日頃から肌の触れ合いを意識する
「手をつなぐ、ハグするだけでもいいので、日常的に肌の触れ合いを取り入れることが大切です」

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3.性に対しての心配や不満をパートナー間でオープンにする
「余計なプライドは棄てて、セックスに対する価値観や思いを、パートナーに素直にぶつけてみましょう。
もしもセックスレスの原因がパートナーの身だしなみや清潔感にある場合、本人に気づかせることで改善の余地があります」4.無理のないセクシャルコンタクトを取り入れる
「マッサージなど、身体的な触れ合いを意識的に取り入れましょう。例えば"毎週土曜日の夜"など特定の時間を設けて、習慣化することも有効です」

5.ネガティブにならないことを目指す
「セックスに対してのハードルを上げすぎないことが大切です。ストレスにならないよう、無理のない範囲で行動に移し、最後は笑って終わることを目指しましょう」

後編:早いほど効果的…セックスレスのカウンセリングではどんなことが行われる?専門家に聞いた

【木村将貴 プロフィール】
日本泌尿器科学会認定 泌尿器科専門医・指導医、日本性機能学会認定 性機能専門医、日本性科学会認定 セックスセラピスト、日本生殖医学会認定 生殖医療専門医、医学博士。
20年以上のキャリアを持つ泌尿器科医。
性機能に特化した専門医として、男女のさまざまな性問題にアプローチ。性に悩む人々に寄り添ったサポートを提供するために、かねてより親交のあった心理カウンセラー・道場勇太氏と協力し、「カウンセリングルーム Esolve」での活動を開始。新しい行動療法や交流分析の手法による心理アプローチを考案し、従来では改善が難しかった人々にも、セックスセラピーの効果をもたらしている。
セックスセラピーがより一般的に、よりカジュアルになることで、日本における性生活の質向上を目指す。

カウンセリングルーム Esolve
心理カウンセラーと性機能専門医がタッグを組み、心理と性医学的見地からバランス良くサポート。セックスセラピーに特化した行動療法と交流分析を用いた心理カウンセリングを行う。

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