毎週水曜深夜3時20分からは、ドラマ「私と夫と夫の彼氏」を放送。

“夫の浮気相手は、私の教え子でした”。セックスレスを抱えた夫婦と夫の彼氏…いびつな三角関係を描くヒューマンラブストーリー。

「テレ東プラス」では、第7話をプレイバックする。

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高校教師の仲道美咲(堀田茜)は夫・悠生(古川雄輝)とのセックスレスに悩んでいたが、ある日、悠生の浮気が発覚。しかも相手は男性で、美咲の元教え子・伊奈周平(本田響矢)だった。高校時代、美咲に告白した周平だったが、今は美咲と悠生、2人とも愛しているという。

美咲の提案で共同生活することにした3人だが、寝ぼけた周平は、美咲に情熱的なキスを…。美咲は驚きながらもそれを受け入れてしまい、周平を意識するように。

(無意識にしたキスってことは…悠生とも、あんなキスをしてるんだ…)

複雑な感情で出勤すると、デスクの上に冊子が置いてある。それは3年前の学内誌で、周平の写真が載っているページにわざわざ付箋が貼ってあった。
匿名のアカウントから悠生と周平の盗撮写真を送りつけられていた美咲は、学校内に犯人がいるのでは…と不審に思う。

帰宅した美咲が、悠生と周平にこれまでの経緯を打ち明けると、悠生はすぐに、美咲の同僚・三角(しゅはまはるみ)が犯人だと悟る。
以前、悠生の浮気現場を目撃した三角は悠生の職場を訪れ、「美咲先生のこと、もう傷つけないでくださいね」と忠告していた。悠生はその出来事を、思い切って美咲に話す。翌日。学校で三角の後を追いかける美咲。すると、三角がスマホを片手にトイレに入り、その直後、美咲に新たな盗撮写真が届く。犯人だと確信した美咲は三角を問い詰めることに。

「夫の職場に三角先生が訪ねて来たって聞きました」

「あなたたちを思って指摘しただけよ」

「『一時の気の迷いでおかしくなっただけ』っていうのが指摘ですか？ 『正気に戻って良かった』と言ったそうですね。その言葉で夫がどれだけ傷つけられたか…」

「傷ついてるのはあなたでしょ？ あなたの旦那は浮気してるのよ。それも相手は同性で、あなたの教え子。そんないびつな結婚生活、うまくいくわけないじゃない。なのに、それを隠して平然と3人で暮らすなんて…そんなの夫婦生活って言えないでしょ？ いつまでも結婚って枠にしがみついてるなんて、みっともないと思わない？」

「しがみついてるつもりはありません」

「あなたも正気に戻った方がいいって。あたしはね、夫の不倫が分かったら、すぐに離婚したわよ。浮気されたってことは、夫の気持ちが離れたってことだからね。相手の気持ちはあなたに向いてないんだから、もう別れてあげなさいよ」

「もしそうだとしても、私は夫を愛してます。だからもうこんなことやめてください」

「旦那がかわいそうって思わないの？ あなたの愛が旦那を苦しめてるのよ？ そんなことも分からないの？」

立ち去る三角。美咲はその場に立ち尽くすのだった。

帰宅し、悠生と周平に三角が犯人だったことを告げた美咲。その晩、眠れずにキッチンへ行くと、悠生も眠れずお茶を淹れようとしていた。

「やっぱり、こういう関係で暮らすのはおかしいのかな。俺は、美咲ちゃんの幸せを一番に思ってるんだけど…」

動揺し、お茶を入れる順序を間違えてしまう悠生。美咲は思わず後ろから抱きしめ、「私もだよ。悠生には幸せになってほしい。大丈夫、私たちは大丈夫だよ…」と言い聞かせるのだった。

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翌朝、周平の熱い視線から逃げるように出かけた美咲。川辺で座っていると、対岸に真樹（岡本玲）の同居人・滝川大地(永田崇人)が。真剣な表情で風景写真を撮る大地に、見惚れる美咲。

「写真撮ってる時の大地くん、いつもと違う感じがした」

「惚れた？」

「何言ってるの」とごまかす美咲。

大地と一緒に真樹の家に行き、楽しくプデチゲを囲む3人。

真樹が席を外している間に美咲が帰ろうとすると、大地は「帰らないで」と腕を引き寄せ、顔を近づけるのだった。

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一方、周平と2人きりになった悠生は、周平への気持ちを抑えられなくなる。

「美咲ちゃんのことは人として好きだし、愛おしくも思ってる。でも、周平への気持ちをどうしても消せないんだ…。触れたくて、どうしようもなくなるんだ。美咲ちゃんにじゃなくて周平に…。なんで自分の気持ちなのに、自分の思うようになってくれないんだろう…」

悠生は周平に熱いキスをするが、「ちょっと…ごめん…」と制止されてしまう。

そんな中、悠生のスマホに真樹から着信が。真樹は悠生に美咲と大地の関係を告げ、「そろそろ解放してあげたらどうですか？」と忠告するが…。