水曜夜6時25分からは、水バラ「真夏の絶恐映像 日本で一番コワい夜 激撮！古民家うごめく大量の魂」を放送！

この夏も、“日本で一番コワイ夜”が訪れる…。関東某所の不気味な建物で出演者を待ち受けるのは、叫び声をあげずにはいられない恐怖の連続！

【最恐因縁物と所有者の叫び】
【関東絶恐ツアー！最恐スポットの呼び声高い廃ホテル街道】
【怨念がにじみ出る心霊写真を一挙大公開】
【謎の現象続発！目撃情報が後を絶たない怪奇物件】
【有名ノンフィクション作家の恐怖体験を完全再現】

「テレ東プラス」では、放送に先駆け、テレビ東京公式YouTubeで配信中！ 「タクシードライバーが体験 不思議な乗客 真夏の絶恐映像 日本で一番コワい夜 《スペシャル映像》」の内容を紹介する。

この話は、タクシードライバーAさんから聞いた実話である。Aさんが不思議な体験をしたのは、11年前のこと。

午後11時過ぎ、Aさんはサラリーマン風の30代男性を乗せ、郊外の住宅地に向けて走っていた。「接待に付き合わされちゃって…」という男性と、たわいもない会話が続く。

「赤ちゃんがね…。僕、この前、父親になったんですよ」

「それはそれは、おめでとうございます！」

「親バカですけど、可愛くて可愛くて…。こんな時間に帰っても、寝顔を見るだけなんですけどね」

男性はそう幸せそうに話し、しばらくするとうとうとし始めた。

目的地に到着したため、Aさんが「お客様、到着しました」と、バックミラー越しに伝えると…

なんと、後部座席には誰もいない。状況をつかめず、茫然とするAさん。するとその時！
「コン、コン」

運転席の窓を叩く、赤ちゃんを抱いた1人の女性がいた。

「あの…ひょっとして、運転手さん今、私の主人を乗せてきていただいたんじゃないかと…」

「えっ？」

「主人はここで、半年前、タクシーを降りた時にトラックに跳ねられて…」

「えっ！」

「今日が月命日なんです。月命日の同じ時間に必ず帰ってくるんです、あの人」

信じがたい話に、言葉を失うAさん。

「この子が生まれて、本当に喜んでいましたから…心残りなんでしょうね。料金を支払うので、ちょっと待っていてください」という女性に

「あっ、いいんです！ 生きていてる人を乗せてなんぼの仕事ですから…」と返すAさん。

「でも、それじゃあ主人に叱られますので…待っていてください」

頑なな女性に根負けし、家へ戻っていく背中を見送っていると、大型トラックがAさんの前を横切った。

「危ないなぁ。こんな細い道で…」

◆

30分経ったものの、女性は家から出てこない。

「遅いな…」

やむを得ず、Aさんが家のインターホンを押すと、赤ちゃんの元気な泣き声が聞こえてきた。

しかし、「はい…」と玄関から出てきたのは、なんと老婆。Aさんはこの後、衝撃の真実を突きつけられる！