日本を訪れる外国人たちを空港で勝手に出迎え、アポなしインタビュー！ そのまま密着取材を行う「YOUは何しに日本へ？」（月曜夜6時25分～）。今回のテーマは「激辛YOU！激レアYOU！激写YOU！魂の3連“激”こんなYOUイルカ？SP」。ドンドン激しさを増していく密着を大放出する95分で、はたしてどんな面白YOUに出会えるのか？
成田国際空港で声をかけたのは、アメリカ合衆国出身で日本在住のベサニーさん。実はアイドルの桐山照史くん（ジャニーズWEST）への一目惚れがきっかけで、日本へ移住したという強者だ。Jr.時代からのガチ勢で、推し歴はもはや17年！
7年前、当番組でもレポーターを務めている（街でYOUをガチ直撃→雪見温泉に入りたい親子YOUに密着）と伝えると、当然観て、ブルーレイにも保存してくれていた。さすが！ コンサートにも50回以上通っているし、お誕生日には毎年ホールケーキを買ってお祝いしてきた。
そんなベサニーさんの休日の楽しみは、桐山くんのドラマロケ地を巡る聖地巡礼。ついて行きたいとお願いすると、快諾してくれたので密着決定！
数日後、 ベサニーさんのご自宅へ。室内はNGだということで、玄関先でファングッズの定番・ “桐山くんうちわ”の大量コレクションを披露してくれた。他にもファングッズは部屋にてんこ盛りで、2000～3000点は下らないらしい。担当Dが、家の中を見せてほしいとお願いしたが、「NOT WELCOME！」と、はじかれてしまった。
というわけで、さっそく推し活（聖地巡礼）に同行だ！ やって来たのは、知る人ぞ知る三ノ輪のラーメン店『らーめんランド』。店内に入るや、壁に貼られた桐谷くんの記事の切り抜きを発見し、キュン死。
そしてドラマの桐山くんと全く同じ場所に座るため、テーブルの位置を調整し鎮座。すぐに『地獄ラーメン50丁目』をオーダーした。ところで、いったい50丁目って…？それは、「桐山くんがドラマで食べたラーメンです」という。店主が、「辛さを何丁目っていう表現でやってる。10丁目以下じゃないと、一般的な人は美味しくない。苦しみながら耐え抜く」と、解説もしてくれた。
そのドラマとは、『【木ドラ24】ゲキカラドウ』（テレビ東京）。サラリーマン扮する桐山くんが、激辛料理を食べ仕事の問題を解決していく、熱血グルメドラマだ。実在する激辛料理を食べまくる設定で、2021年にシーズン1が放送されるや話題を呼んだ。現在は『ゲキカラドウ2』を、U-NEXTで全話配信中！
さて、届いた『地獄ラーメン50丁目』とは…、こんなに真っ赤で危険な香りがプンスカ！なにしろ、みそに独自配合した辛味ペーストとトウガラシパウダーが大量に投入されており、あまりの辛さゆえ、30丁目以上をスープまで完食したら店で表彰されるという代物だ。ベサニーさん、完食できるの！？ さらにドラマに忠実に、目玉チャーシューと小ライスもオーダー。桐山くんと同じ席・同じ料理で、「負けるか～」と気合い入れてからいただきます。もちろん、桐山くんのセリフだ（笑）。
真っ赤な麺を、恐る恐る麺を口にする。が、最恐の辛さに「あかん、地獄や。地獄、スゴい…無理無理無理」と、あっさり挫折（笑）！
おまけに、担当Dに「どうぞ～」とすすめるではないか。「僕が食べるということ！？ マジっすか！」と犠牲になって食べ始めたDだが、ズルズルした直後、のけぞって悶絶。
そこにベサニーさんが追加注文した、ベーシックな醤油ラーメンが到着。メニューは違うが、桐山くんの食べ方を完コピしながら、幸せいっぱいで堪能した。一方、50丁目の辛さで汗だくになった担当Dも、麺だけ完食。そんながんばりに、常連客から素晴らしいと拍手される一方で、「俺は絶対に食べないもん。だってここで本当に美味しいのはチキンカツだよ」と一蹴もされるハメに（笑）。
続いて向かったのは、代官山。大きな木にハグしながら、「今年も良い年でありますように」と呟く。何かと思えば、番組で桐山くんが代官山を巡る企画があり、桐山くんが見つけたのがこのパワースポットの木だそうだ。ほっとひと息。
ふんわり癒やされ、次に向かったのは、ハンバーガー屋『MUNCH’S BURGER SHACK/ 芝公園』。『食べログ』3.7という高評価で、3年連続百名店に選出された名店だ。もちろん『ゲキカラドウ』のロケ地であり、ひき肉を使わず塊を叩いて作るパティが絶品で、トランプ元大統領も食べたことから一躍有名になった。
そしてベサニーさんは、やっぱり桐山くんと同じ席へ。ドラマのシーズン1・第9話の席に座り、「桐山くんと同じ景色を見られるのが嬉しい」と上機嫌。頼んだものは、あの『ブートジョロキアチリチーズバーガー』。もちろん一番辛い品だ。が、ひと口食べたベサニーさんは、「想像を絶する辛さ…口の中が火事になったみたい。これは本当にヤバい、辛すぎて死んじゃう」と真っ青に。そして、またもや担当Dに丸投げ（笑）。
実はこの辛味は、2007～2011年までギネス世界記録に認定された、世界一辛いトウガラシ『ブートジョロキア』。それを自家製チリビーンズにた～っぷり混ぜ、バンズにぎっしりはさんだハンバーガーというわけだ。当のベサニーさんは、美味しくて辛くない『スタンダードバーガー』を追加注文して逃げた。「桐山くんと同じバンズ、同じ肉、同じポテト。十分です」と、涼しい顔だ（笑）。
…なわけで、最恐ハンバーガーはすべて担当Dが引き受けるハメに。「から～！」「耳の中が痛い」と発狂寸前で口に運ぶ。そんな担当Dの横に店員さんが来て、「知ってました？ バングラディシュ？ スリランカ？ の“ゾウ除け”なんですって。（ブートジョロキアを）火に入れて、ゾウが村に入ってこないようにする」とネタバレ。つまり、このハンバーガーはゾウも近づけないほどの辛さだったのだ！
20分後、汗だくで必死に食べきった担当Dに、「桐山くんはこれを完食して、さらには美味しそうに見せる演技もするなんて、桐山くんの才能に驚かされるわ。私がファンになって17年経つけど、また愛する点を発見できたわ」と、新たな発見と、辛くない絶品ハンバーガーに大満足のベサニーさんであった（笑）。
