最初の実験は「毒の請け負いリレー」…「なれの果ての僕ら」第2話をプレイバック!

公開: 更新: テレ東プラス

毎週火曜深夜24時30分からは、ドラマチューズ!「なれの果ての僕ら」を放送!

井上瑞稀HiHi Jets/ジャニーズJr.)連続ドラマ単独初主演! 共演は、圧倒的存在感で魅せる犬飼貴丈! 内海八重の禁断のサスペンス漫画を実写ドラマ化。52時間の残酷な“同窓会”が幕を開ける……。

「テレ東プラス」では、衝撃の第2話をプレイバックする!

「見せてよ、君たちの善を…」

四ノ塚小学校元6年2組の同窓会で集まったクラスメートたちを監禁し、支配下に置いた夢崎みきお(犬飼貴丈)。みきおの実験の目的は“善の正体を暴くこと”で、早速、信頼を試す実験を仕掛ける。

1人が毒入りカプセルを飲み、カプセルが溶けるまでの10分間で次にカプセルを飲む人を決める。次の人がカプセルを飲めば、みきおが前の人に解毒剤を打つ…。これを7人までリレーでつなげることができれば、実験は終了。「6年2組が最高の仲間であることが証明される」というのが、みきおの主張だった。

みきおは最初に及川龍雄(草野大成)を指名するが、及川は「嫌だ!」とみきおの手を振り払い、瓶からカプセルがこぼれ落ちてしまう。カプセルを拾いながら、及川にプレッシャーをかけるみきお。ネズこと真田透(井上瑞稀)は代わりにカプセルを飲もうとするが、及川はそれを制し、覚悟を決めてカプセルを飲むのだった。

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「じゃあ、実験開始。次はくじで決めるから」

みきおが引いたのは、委員長こと橘公平(ゆうたろう)。橘は震えながら、毒入りカプセルを口にする。委員長の自分が飲めば、みんな続いてくれるだろうと考えたのだ。及川の腕に、解毒剤が打たれる。

「さあ続いては、雨宮さん」

みきおに指名された雨宮鈴子(大原優乃)は、橘に向かって意外な言葉を告げる。

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「ねぇ委員長、私にしたこと覚えてる?」

何のことかさっぱり分からない橘。

「はじめは軽い嫌味だった。地味だった私を『地味子』って呼んで…。でもそれがだんだんエスカレートして、『根暗女』『生きてる意味ない空気女』って、誰にも聞かれていないところで毎日毎日…。調子に乗ったあんたは、私に『服を脱げ』って…」

雨宮は、陰で橘にいじめられていたのだ。その記憶は消えないまま、彼女をずっと苦しめていた。優等生だったはずの橘の本性がさらされた。

「謝って! 私に心から謝って…じゃないと飲めない」

みんなに責められ、土下座する橘。それでも雨宮は毒を飲まない。

「私は、あんたに死んでほしい!」

「ふざけんなよ! そんなこと根に持ちやがって! お前が死ねよ!」

優等生の仮面が外れた橘が、汚い言葉で雨宮をなじる。

「ねえネズくん、これでも私、毒飲んだ方がいい?」

雨宮に問われ、何も答えられないネズ。すると雨宮がカプセルを飲んだ。

「委員長を殺しても、苦しみは消えない。みんなに知ってもらえて良かった…」

「自分の立場が優位なことを利用して、委員長の悪事をさらして…。おかげで彼は命と引き換えに信頼を失った。人の評価なんて一瞬で覆る。最高のエクスタシー感じたんじゃない?」

みきおは、復讐を果たした雨宮の心を見透かしていた。次にみきおが引いたのは、サービスカード。くじで選ばれた3人が、話し合いでカプセルを飲む1人を決める。

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坂本大聖(倉本琉平)、長谷部弘二(佐久本宝)、黒田大輝(西村拓哉 Lil かんさい/関西ジャニーズJr.)が話し合うことになり、醜いなすり付け合いを繰り広げると、雨宮は黒田を廊下に連れ出す。

「お願い、飲んで…ここを出たら、私のこと好きにしていいから」

黒田の手を自分の胸に引き寄せる雨宮。取引成立。黒田はカプセルを飲んだ。

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次 にみきおが引いたのは、小清水唯(阿部凜)。雨宮と黒田の取引を察した彼女は、黒田を軽蔑のまなざしで見つめながら、潔くカプセルを飲む。

「さあ次は…出た、親友カード」

自分こそ小清水の親友だという人が、カプセルを飲む権利を得る。小清水は、雨宮と仲が良かった。雨宮が立候補するが、みきおは「一度参加した人間はダメだ」という。沈黙が続く中、ネズが声を上げる。

「俺が飲む。俺は、小清水の親友だ!」

「ではここで、親友クーイズ! 小清水さんの生年月日は? 回答権は1回。見事正解すれば、親友として認めるよ」

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絶句するネズ。小清水の生年月日など知らないからだ。何か手がかりを思い出せないかと考えても、何も頭に浮かばない。刻一刻と時間が過ぎていく――。

「5、4、3、2,1…ゼロ」

ついに、タイムリミット。小清水は、錯乱してネズにすがりつき…!

【第3話】
“善”の本性を暴く実験「毒の請け負いリレー」が終わり、全員でカレーを食べていると、突然相沢(北原ゆず)が吐血し、死亡する。ネズ(井上瑞稀)たちは何者かの毒殺を疑うも、犯人は見つからない。
最悪の空気の中、YouTuberのしょーやん(新原泰佑)のカメラには、偶然にも山口(中村里帆)が毒を入れている姿が映っていた。夢崎みきお(犬飼貴丈)はみんなの手で山口を裁く「学級裁判」を提案するが、この裁判が、全員の狂気を加速させていく。