デビュー30年の歌姫hitomiも涙…“歌声”だけのオーディション、ついに優勝者決定

公開: 更新: テレ東プラス

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“歌声”だけで審査するオーディション番組「目を閉じてお聴きください」(毎週水曜深夜1時30分)が、ついにファイナルステージを迎えます!

【動画】ファイナル進出者決定の瞬間!

初代“めをとじシンガー”に輝くのは!?


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6月某日、テレビ東京本社にて行われたファイナルステージ。会場には、番組MCのコットン(西村真二きょん)のお2人、特別品評者の鹿野淳さん、hitomiさん、タカハシマイさん(Czecho No Republic/Living Rita)、テレビ東京のドラマを担当する太田勇監督・プロデューサー、そして一般品評者として「めをとじリスナー」(番組視聴者)が集結しました。

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3ヵ月に渡るオーディションを勝ち抜いたファイナリストは、“奇跡の14歳”田中恵玲奈さん、“無自覚の歌姫”ナカシマスズさん、“女神の歌声”パクユナさん、“豹変シンガー”絢音-Aÿane-さん、“低音の迫力ボイス”IZUMIさんの5名。「ドラマ主題歌」と「魂の1曲」の2曲を披露して合計得点が最も高かった人が、初代“めをとじシンガー”の称号と、テレビ東京の10月ドラマのテーマソングを歌う権利が贈られます。

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1曲目「ドラマ主題歌」では、過去に放送されたドラマの主題歌を披露。1stステージで鹿野さんに「女神の歌声」と称されたパクユナさんの歌声には、太田監督も「曲が終わっても頭の中で声がリフレインしてる」と感動。「自分がキツかった時に出会った曲」を熱唱した絢音さんには、hitomiさんも「魂を感じた!」と興奮。14歳の田中恵玲奈さんに圧倒された鹿野さんは「まさに国民的歌手」と絶賛し、独特の世界観を表現したナカシマスズさんには、「ここにいる皆が、あなたの世界で心地よく踊らせていただきました」とコットン西村さん。ファイナリスト達は、それぞれの魅力で会場を魅了します。

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オーディション最後の歌唱となる2曲目「魂の1曲」では、亡くなった父が好きだった曲、母がファンで子供の頃からずっと聞いていた曲、今の自分を築き上げてくれた曲…など、思い入れのある曲を魂を込めて熱唱。あるファイナリストの歌唱には、90年代に旋風を巻き起こした歌姫hitomiが涙を…!? 最終決戦では、これまで語られることのなかったファイナリスト達のこれまでの人生と歌にかける想いがあふれだします。

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しかし、ファイナルの舞台でまさかの事態が! 一体何が起こったのか!? ファイナリストたちは何を歌うのか!? そして初代“めをとじシンガー”に輝くのは誰なのか!? ファイナルステージの模様は2周に渡って放送します。

番組MCコットンからのコメント


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ファイナルの収録を終えたばかりのコットンさんに、感想と見どころをうかがいました。

西村真二
「番組開始当初は『歌声だけで選ぶなんて…』と思っていましたが、番組を通じて声だけで想像したり、人物像を思い描いたり、"目を閉じて聴く力"を学ばせてもらいました。歌声だけで、目の前にプロジェクターがあるみたいに映像が広がっていく瞬間があって…視覚の情報がなくても、こんなにも想像できるんだ、と驚きました。例えば、アイドルを決めるなら顔が整っている方がいいし、モデルなら身長が高い方がいいなどありますが、今回は歌声だけ。敗退した人も、ファイナルに進出した人も、全員が同じ条件だったというところも面白いです。ファイナルステージも、ぜひ目を閉じてお聴きください!」

きょん
「ここまで残った5人は、誰が勝ってもおかしくないメンバーです。だって約30年も歌手として活躍しているhitomiさんが歌を聞いて涙を…プロ中のプロの心も動かしたんです! 最後だからこそ、ファイナリストの皆さんも初めて人間性を明かしてくれて、過去の出来事も歌に乗せてくれたので、僕もウルッときてしまいました。声だけでここまで心を掴めるなんて、本当に才能ある方の集まりなので、これはぜひ皆さんに見て欲しいです」

(取材・文/みやざわあさみ)