6月6日（火）東京・赤城神社で、映画「水は海に向かって流れる」の公開直前イベントが行われ、主演の広瀬すずさんと大西利空さんが浴衣姿で登場しました。

26歳のOL“榊さん”と高校1年生の直達を中心に、曲者揃いのシェアハウスの賑やかな日常を描く“ときめき”と“感動”の物語。過去のある出来事から「恋愛はしない」と宣言する主人公・榊千紗役を広瀬さん、“榊さん”に淡い想いを寄せる直達役を大西さんが演じます。

映画のヒット祈願と共に、神様にお願いしたいことを聞かれた広瀬さんは「いっぱい睡眠時間がもらえますように」と回答。「睡眠時間はあるのに、寝ても寝ても眠い」という広瀬さん。「毎年、梅雨の時期はすごく眠くなるので、無駄にいっぱい寝たいなっていうわがままなお願いです」と語り、「（神様に頼まず、時間を）自分で作ってくれって感じですよね」と笑顔を見せます。

同じ質問に大西さんは、「学校を一週間休みにしていただきたい」と学生らしい願いごとを。「睡眠の時間もそうなんですけど、家でゆっくりする時間がすごく好きなので」と微笑みました。

作品タイトルの意味にちなみ、“これまでに影響を受けた人物”を聞かれると、広瀬さんは「すごく影響を受けたなっていうエピソードはないんですけど、なんだかんだ姉の後をずっと追ってきてる」と姉の広瀬アリスさんを挙げます。
一方、大西さんが影響を受けたのは、幼稚園の年長から小学一年生にかけてドラマで共演したという舘ひろしさん。「アドリブが苦手だったけど、舘さんがすごくアドリブをかけてきてくださって。そこで臨機応変に対応していくことを学べた気がします」と。

また、“この夏やってみたいこと”について質問が及ぶと、広瀬さんは「やってみたいというか、ずっとやらないだろうと思っているのはサウナ」と返答。水風呂に耐えられる自信がないそうで、「夏ならギリ入れるかなって。冷たいのが気持ちいいと思えるかも」と、その理由を説明します。しかし、最後には「たぶんやらないと思う」と本音をこぼして笑わせました。

一方、「シンプルに海に行きたいです」と声を弾ませる大西さん。「大好きなんですけど、僕、泳げないんです」と打ち明けながらも「バカンスしたい」と意気込むと、広瀬さんは「『バカンスしたい』って、かわいい！」と目尻を下げていました。

イベントには、映画に出演した猫のムーちゃんもっサプライズで登場。

約1年半ぶりにムーちゃんを抱いた広瀬さんは「あったか～い」と幸せそうな表情を浮かべ、「大きくなってるねぇ。立派な猫様になられて」と久々の再会を喜んでいました。

映画「水は海に向かって流れる」は、6月9日（金）全国公開。

（取材・文／nakamura omame）