Tシャツを後ろ前に着てしまい…瀬戸利樹がキャスト5人の「ドジランキング」発表

公開: 更新: テレ東プラス

 
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ドラマ25「クールドジ男子」(毎週金曜深夜24時52分/テレビ東京系)キャストリレー連載。
※5月26日(金)は放送時間変更の可能性あり。

第5回は、瀬戸利樹さん。5人目の“クールドジ男子”として新たに登場する小説家・五十嵐元晴を演じる瀬戸さんは…実は一番のドジだった⁉ キャスト5人のドジランキングも発表!

瀬戸利樹が決定する「ドジランキング」


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5人目の新たな“クールドジ男子”瀬戸利樹さん。一倉颯役の中本悠太さん(NCT 127)、二見瞬役の藤岡真威人さん、三間貴之役の桜田通さん、四季蒼真役の川西拓実さん(JO1)、そしてご自身を含め5人の現場での様子から「ドジランキング」を独断で決定していただきました!

【キャスト5人のドジランキング】
5位…川西拓実
「拓実は、ちゃんとしているわけでも、ドジじゃないわけでもないんですが、“ちゃんとしている風”に見せるのが上手いです(笑)。24歳と若いのに、いつもニコニコ笑顔を絶やさないし、役としてもテンションを保つのが大変な役だと思いますが、すごく頑張っていました」

4位…中本悠太
「悠太はサラッとドジをやらかす感じですね。すごく自然なクールドジ男子です(笑)」

3位…藤岡真威人
「真威人はドジというよりマイペース。“自分の空間がある”という感じ。あまりにもマイペース過ぎて、たまに“大丈夫?”と心配になることも(笑)」

2位…桜田通
「通くんは頼れる兄貴ですが、帰りがけにスマホを忘れたり家の鍵を忘れたり、ちょっと抜けてるなぁってところがあるんですよ(笑)」

1位…瀬戸利樹
「僕としては納得いかないですが…もしスタッフさんに聞いたとしたら、僕がドジランキング1位だったと思うので、仕方なく僕ということで(笑)。スタッフさんには『服を上手く着れない』と言われました。Tシャツを後ろ前に着てしまったり(笑)。でも、白いTシャツだったから後ろか前か分からなかったんですよ! これは仕方ない(笑)」

ちなみに、スタッフによる「ドジランキング」は、5位…川西さん、4位…藤岡さん、3位…中本さん、2位…桜田さん、1位…瀬戸さん、だったそうです。

瀬戸利樹のドジエピソード


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――自薦他薦ともに「ドジランキング」1位の瀬戸さん! まずはご自身の“ドジ”エピソードを教えてください。

「クランクインの時、休憩時間に散歩をしていたら、小さい落とし穴のようなものがあってまんまと足を突っ込んで転んだというドジがありました(笑)。いい感じのドジだったみたいで、隣にいたマネージャーさんが『カメラ回しとけば良かった〜』と悔しがっていました(笑)」

――ドジってしまった時の瀬戸さんの反応はどんな感じなんですか?

「五十嵐はドジをしても“ま、いっか”と思うタイプですが、僕は自分のドジに気づかなくて、周りから突っ込まれて初めて気づくんです。そう思うと僕も五十嵐と同じく“ま、いっか”タイプですね(笑)」

――瀬戸さんは第6話のラストからの途中参加になりますが心境はいかがでしたか?

「先に空気が出来上がっている中に入るのは、今までにない経験で。“みんなと仲良く出来るかな?”とか不安もありながら撮影に臨みました。でもすぐに馴染めました」

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――共演者4人は、最初のイメージと仲良くなってみてからでは印象は変わりましたか?

「悠太くんは、最初“クールかな”という印象でしたが、‘95年生まれの同じ歳ということで、そこから一気に打ち解けました。少年心のある人だなと思います。話しているとボケ方とかノリとか何もかもが“同じ時代を生きてきたんだなぁ”と感じて。スタッフさんにも同い年の方がいたので、悠太くんと2人で現場で同じ歳の人を探しまくったんですが、結局、僕ら3人しかいなかった(笑)

真威人は、 藤岡弘、さんの息子さんということで、最初は僕の中で構えていた部分もあって。端正で凛々しい顔立ちからも“物事をはっきり言う感じのタイプなのかな”と思っていましたが、実際に話してみたら、すごく柔らかい感じで、甘え上手だったりもするんです。犬っぽいけど、猫っぽいところもあって。身長も高いので、ラブラドール・レトリバーみたいな感じだなと思っています(笑)

桜田くんは、以前も共演させていただいたことがあるのですが、その時はあまりお話しする時間がなくて。今回じっくりと向き合わせていただいて、落ち着いているという印象は変わらずですが、ユーモアがある方だなと思いました(笑)。お兄ちゃん的存在として僕たちを楽しませてくれて。慕わせていただいています!

拓実は、会う前の印象とのギャップが1番なかったですね。拓実が演じる蒼真と同じで、キラキラしていて、いつも笑顔で、期待を裏切らない人だなと思いました」

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――瀬戸さんご自身は、会う前と仲良くなってからの印象の違いなどあると言われますか?

「会う前は、“明るい人”と“クールな人”と半々で思われているみたいで、印象が真逆でわかれているんですよ。実際はおしゃべりなので、クールだと思っていた人はギャップを感じるみたいです。『クールでいった方がいいよ』と言われたりもします(笑)」

――今回の途中参加からの馴染み具合からも、人見知りとかはないんですね。

「ないですね。学生の頃はすごく人見知りだったんですが、このお仕事を始めて性格が変わりました。明るくなったし、人とたくさん話すようになったんです」

――何かきっかけがあったんですか?

「仕事を初めてすぐに“この世界にはすごい人がいっぱいいる!”と感じて。見た目だけじゃ通用しない、置いていかれる、このままじゃこの世界で頑張っていけない…と思って。自分を成長させるためにも、自分から人に話しかけるようになったんです」

五十嵐元晴ってどんな人?


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――瀬戸さんが演じる五十嵐元晴は27歳の小説家で、“天才型自己完結タイプ”のクールドジ男子ですが、どんな人物だと捉えていますか?

「普段から自分も“ドジ”だと言われることが多いので親近感があります(笑)。五十嵐先生は小説家で“人を知らないと人を書けない”という考えの人ですが、僕も“人を知らないと人を演じられない”と常々感じています。共演者の方々やスタッフのみなさんとたくさん接してお話しすることで、いろんな意見交換をしながら自分の役を作っていきたいと思っているので、五十嵐先生の気持ちにはとても共感出来ました」

――そんな五十嵐をどう演じようと?

「小説家役は初めてですし、特に五十嵐は独特なタイプなので、なかなか自分とリンクするところがないのですが…。まずは“五十嵐という人間をどうやって分かりやすく演じようか”と考えて、落ち着きや、天才的な感じを出すためにセリフをゆっくり話すようにしました。自分が演じるからこその五十嵐っぽさが出ているといいですね」

――クールドジ男子はそれぞれに愛らしいところがありますが、五十嵐の愛らしいと感じる部分は?

「ドジをしても動じないところですね。あとは、小説家ならではの言葉の使い方や、表現の仕方が特徴的なので、そこも愛らしいと思いました」

人を知るためにしていること


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――この1年は環境の変化などあったと思いますが、仕事に対する意識や、ご自身の心境にも変化はありましたか?

「最近は、情景や意識や心情など細部まで考えて演じるようになりました。10代や20代前半の頃は、感情に任せたお芝居をしていて、当時はそれが良い部分でもあったと思いますが…。一緒に演じる相手のこともより意識するようになって、落ち着いて演技が出来るようになったと感じています」

――そうしたお芝居の変化によって、ご自身にも変化はありますか?

「普段から、周りの人の会話に何気なく耳を傾けるようになりました。人にはいろいろな考え方があるんだと思えるようになりました」

――人間観察ですね。

「そうですね。まさに、“人を知らないと人を演じられない”というところに繋がりますね。だから、いろんな方の会話をよく盗み聞きしてます(笑)」


hair&make:窪田健吾(aiutare)
stylist: 冬

(撮影:Marco Perboni / 取材・文:武市尚子)

【プロフィール】
瀬戸利樹(せと・としき)
1995年10月7日生まれ。千葉県出身。2014年俳優デビュー、「仮面ライダーエグゼイド」(テレビ朝日系)、ドラマ「偽装不倫」(日本テレビ系)、「お茶にごす。」(テレビ東京系)、「僕らのミクロな終末」(ABC)などに出演。朗読劇「あの空を。」が2023年7月27日I'M A SHOWにて上演。
Instagram:@ toshiki_seto_official