45歳の初恋物語。「一生このままでいてほしかった」人は今…:家、ついて行ってイイですか?(明け方)

公開: 更新: テレ東プラス

5月8日(月)に放送した「家、ついて行ってイイですか?(明け方)」(毎週月曜深夜)では、「谷中骨董市」で出会った、オシャレなマダムのお家について行きました。

記事画像【配信終了:2023年5月23日(火)】

東京・谷中。江戸時代から続くお寺、延命院で2022年から開催されている「谷中骨董市」を訪れていた女性に声をかけました。「そこらへん」で飲んでいたといい、ちょっとテンション高めです。

「宝塚が好きなので、いつも娘役みたいにしていたい」というのも納得、鮮やかなブルーのワンピース姿がお似合いです。さっそく取材のお願いをすると「今日、来るか?」と快諾、お家にタクシーでついて行くことになりました(取材日:2022年11月12日)。

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あきこさん(60歳)は生まれも育ちも赤羽。「嫁入り前の娘なの」と言い、「ふふふ」と、笑い方もタカラジェンヌばりに気品に満ちています。1DKで家賃は8万5,000円。姫柄にあふれたお部屋はあきこさんのイメージどおりです。壁には、宝塚歌劇でもおなじみの漫画『ベルサイユのばら』のイラストや、幼少期のマリア・テレジア(マリー・アントワネットの母親)や、ルイ15世の愛妾・ポンパドール夫人の肖像画が飾られています。「ああいう人たちを見て元気つけたいんだ」。

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「安いけどカワイイ」ものが大好きだそうで、あちらこちらの骨董市で見つけた姫グッズがお部屋を彩っています。そんな中で、テレビの不自然な位置に置かれたミスマッチな大きな時計が目をひきます…。

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「自分の一番好きな笑顔」の写真も飾られていました。実は20代後半から40代前半までアマチュアの劇団で踊っていたのだとか。それまでニコニコ話していたあきこさんですが、「(40代までは)親がいたから、“フラ子”ができた」といって一瞬悲しげな表情に。20代はデパートに勤務していたそうですが、「会社員やってるうちに劇団活動にハマっちゃったの。宝塚を好きになって娘役みたいになりたいって思って」。

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その結果、「結婚なんてどうでも良くなった」のだとか。恋愛ドラマのような体験をしたいという思いも生まれなかったといいます。

「だから母が亡くなる前だけど…」と話しながら、番組スタッフを手招きした先にあったのは…お仏壇。あきこさんは結婚をしないだろうと見越したお母さまのアドバイスで、戒名やお墓もすでに用意してあるといいます。

冷蔵庫の中を見せてもらうと、「調味料だけ入れておけば便利だって、彼に言われて」と、突然、彼氏の存在を匂わせるあきこさん。

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