あっという間にデマ拡散!「自分に酔ってるね!」ネットリンチに遭った被害者が激白!:じっくり聞いタロウ

公開: 更新: テレ東プラス

じっくり聞いタロウ~スター近況㊙報告~」(毎週木曜深夜0時放送)。5月4日(木)の放送は、インフルエンサーの葉山潤奈さんが、ネットリンチの恐怖を大暴露!

ネットの炎上をきっかけに、一方的に誹謗中傷される“ネットリンチ”。誰もがSNSアカウントを持ち、情報を発信することが当たり前となった現在、どんな人でも巻き込まれる可能性がある。

SNSの総フォロワー数が150万人超えの葉山さんは、愛犬殺しのデマを拡散され、ネットリンチの被害に遭った。

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葉山さんは2017年11月頃、生後2カ月のチワワを飼い始め、JESSと名付けて我が子のように可愛がっていた。しかし、飼って2カ月後、JESSが彼女の肘に頭を強くぶつけて倒れ、心肺蘇生や人工呼吸をするもそのまま亡くなってしまう。葉山さんは愛犬の死を配信で報告したが、それがいつしか“愛犬殺し”のデマへと変化。
なぜ、根も葉もないことが拡散されてしまったのか? 葉山さんが愛犬の死を報告している時、リアルタイムで裏で配信していた人たちが「葉山が犬を殺しちゃったらしい」とコメントし、それが一気に拡散。彼女のコメント欄に“犬殺し!”といった言葉が1000~2000件も書き込まれたという。

デマはさらに拡散され、たちまちネットニュースに。「愛犬の骨をロケットに入れて売ってます」という悪質なコラージュ画像まで出回り、“肘にぶつかって亡くなった”が、“肘打ちで殺した”というデマになっていったという。
否定しても「自分に酔ってるね」「1時間半足らずで家族の死が吹っ切れるなんて素晴らしい愛やな」といった心ないコメントが連日殺到したそう。

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葉山さんは生配信中、アンチに説教することもあったそうで、ここぞとばかりアンチにやり返すようになり、次第にヒートアップ。弁護士に相談し、ネットニュースの記事の削除と謝罪を要求したが、対応してくれたのはわずか2社だったという。

その後も「殺すぞ!」といったコメントが常にあったものの、半年から1年経ったあたりから、「あの時、流されてしまいました…」という反省コメントが送られてくるようになり、騒動は次第に収束。

現在、葉山さんは、安易なデマ拡散の危うさを訴えるなどし、正しいSNSの使い方などを啓発しているという。