ドラマ25「クールドジ男子」（毎週金曜深夜24時52分／テレビ東京系）キャストリレー連載。

第4回は、川西拓実さん（JO1）にインタビュー。グローバルボーイズグループJO1の歌・ダンス・ラップを華麗にこなすオールラウンダーの川西さんは、今作で連続ドラマ初主演と、俳優としても活躍。川西さんの魅力とは？ 共演者へのメッセージも！

川西拓実のドジエピソード

「家で、ご飯にふりかけをかけて食べようとしたら、お茶碗がひっくり返って、周り一面にふりかけがブワーッって散らばっちゃったんですよ！ お茶碗が発泡スチロールみたいな軽い素材で、ご飯も片寄っていてバランスが悪かったのに、その状態でふりかけをかけてしまったので、ひっくり返っちゃったんです」

――ドジっちゃった時はどんな反応をしますか？

「この時は、“ドジだなぁ”と思って、ちょっと呆れちゃいましたね（笑）」

――川西さんが演じる四季蒼真は、自分のドジがツボにはまって笑ってしまう“受け入れ前向きタイプ”。どんな人物だと思って演じていますか？

「まず“ポジティブ”だと思いました。明るい性格だし、常に笑顔で、みんなから愛されているなという印象。そして“かわいい”。鞄をギュッと握り締めたり、仕草もかわいいんです。最初のうちは、監督さんから『もうちょっとかわいい感じでやれるかな』と言われることもあって。自分にはない部分でもあったので、そこはちょっと苦労しましたね。僕は普段クールなので（笑）」

――クール？ 前回ご登場の桜田通さんは「拓実くんは役じゃないところでもいつもニコニコ」だとおっしゃっていましたよ（笑）。川西さんから見て、四季蒼真の愛されポイントはどこだと思いますか？

「とにかくずっと笑っているのが、愛されポイントなんじゃないかな。そこが1番蒼真らしいところだと思って、演じる上でも大事にしています」

――スーパーポジティブな蒼真はあまり悩みはなさそうですが、他の登場人物たちは、それぞれ悩みを抱えています。川西さんの最近の悩みは？

「僕はスニーカーが大好きでめちゃくちゃ持っているんですが、“同じのしか履いてない”ことが悩みですね（笑）。“飾っているだけ”になっているので、もったいないなぁと思っています」

――コレクションとしてストックしておきたいからですか？

「そういうわけじゃないんですよ。朝、靴を選ぶ時間がなくて、結局いつも同じスニーカーになっちゃうんです（笑）」

――“クール”で“ドジ”のように、川西さんにもギャップはありますか？

「JO1のメンバーの中では小柄な方ですが、意外と肩幅があるんです！ でも、肩幅があるからといって、何か得したことはないんですけどね（笑）」

――コンプレックスはありますか？

「あります！ それも、肩幅が広いところです（笑）。もうちょっと狭くてもいいんじゃないかなって」

俳優としても注目！

「人よりもセリフを覚えるのが遅いので、何回も何回も復習して練習しました。蒼真はずっと笑っているので、いろんな笑い方も研究して。あとは声のトーン。他の3人はクールな感じなので、蒼真は性格的にも軽いトーンでいった方がいいなと思って、いろいろ試してみました」

――JO1のみなさんも演技のお仕事が増えてきていると思うのですが、メンバー同士で何か相談したりしますか？

「相談ということはないですが…。『どんな感じでやってるの？』と現場の様子を聞かれたりするので、撮影中にあったことを話したり、僕もメンバーに様子を聞いたりしていますね」

――目指す理想の俳優像はありますか？

「見ていて“楽しい”とか“面白い”と思ってもらえるような俳優さんになりたいですね。物語の核になるような演技が出来る俳優さんになれたらいいなと思うので、頑張っていきたいです！」

【キャストリレーメッセージ】

【プロフィール】
川西拓実（かわにし・たくみ）
1999年06月23日生まれ。兵庫県出身。サバイバルオーディション番組「PRODUCE 101 JAPAN」から誕生した11人組グループJO1のメンバー。2020年『PROTOSTAR』でデビュー。映画『半径1メートルの君 ～上を向いて歩こう～「本日は、お日柄もよく」』（2021年公開）で初の演技に挑戦し、JO1初主演ドラマ「ショート・プログラム」（Amazon Prime Video）などに出演。JO1の7THシングル『TROPICAL NIGHT』好評発売中！
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hair&make 飯干美紀（SCENT OF FIG）、高橋涼子
styling：髙橋美咲

（撮影：Marco Perboni ／ 取材・文：武市尚子）

「クールドジ男子」第4話より