日向坂46上村ひなのが「何かおかしい事件簿」ベスト3を告白

公開: 更新: テレ東プラス

毎週火曜深夜24時30分からは、大人気オカルトホラー作家・雨穴が原案のヒューマンホラーサスペンスドラマ「何かおかしい2」を放送。

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「テレ東プラス」は、同作で中継リポーター・樋口役を演じる、日向坂46上村ひなのを取材。作品の話はもちろん、高校卒業、自身に起きた“何かおかしいエピソード”についても話を聞き、その素顔に迫った。

――上村さんは「何かおかしい2」で、番組リポーターの樋口役を演じています。今回、役作りで意識したことはありますか?

「台本を読んだ時、樋口のセリフから明るさを感じ、アイドルリポーターのような印象を受けました。もしも自分がアイドルとしてリポーターをするとしたら、どんな感じになるのか…想像しながら演じました。
衣装もイヤリングや高めのヒールを用意していただいたので、実年齢よりもちょっと大人の女性な感じがして、演じている間は、どこか背伸びした気分でした。普段よりは大人っぽく話していたので、“もしかすると、未来の自分はこういう風になっているかもしれない”と、樋口の中に、未来の自分を見たような気がします」

――「何かおかしい」シリーズは、ヒューマンホラーサスペンスというジャンルですが、ホラーやゾクゾクするような作品は好きですか?

「小学生の頃からこういうジャンルの小説や映画が大好きで、休み時間に本を読んでいました。素晴らしい雨穴さんワールドの中に自分が入れると思ったら、幸せな気持ちでいっぱいになりました!」

――「いつでもどこでも変化球」がキャッチコピーで、周りからも「おっちょこちょい」と言われる上村さん。ここで、身の回りで起きた“何かおかしい”事件があれば教えてください。

【上村ひなのの"何かおかしい"事件簿その1】
「スマートフォンを右手に持っていたのにも関わらず、3秒後になくしてしまい、どこに行ったのかわからなくなってしまったことがありました。辺りをたくさん探しましたが、それでも見つからなくて、近くにいた齊藤京子さんに私の電話を鳴らしてもらったんです。どこにあったかというと……なんと、自分のポケットの中に入っていました!(笑) 電話してくれた齊藤さんにも申し訳ないですし、天然というか“ダメな人間だな~”と、とても反省しました」

【上村ひなのの"何かおかしい"事件簿その2】
「室内で撮影のお仕事をした時、スリッパを履いて移動したんですけど、帰る時、スリッパのまま外に出てしまって…。数十メートル歩いて、信号待ちか何かで足元を見た時『わっ、スリッパだ!』と気づき、あわてて仕事現場に戻りました(笑)。
コンサートでも、靴下をドーナツ状に下ろしたまま出演したことがありましたが、あまり足元に注意がいかないのかもしれません」

【上村ひなのの"何かおかしい"事件簿その3】
「実は私、体幹が弱いんですけど、電車で立っていたら急ブレーキがかかり、他の車両まで吹き飛んでしまったというエピソードがあります。でもあれは、一緒に電車に乗っていた山口陽世が盛っていると思われ…(笑)。実際は1メートルくらい飛んだだけなんですけど、最近も同じようなことがあって。ただ今回は、私が飛ぶ前に、山口が腕をつかんでくれました(笑)。山口は元野球少女で、体幹もしっかりしているので、いつも『ひなのちゃん、ここに立ちなよ』と、電車の隅を譲ってくれます。ありがたいです」

――「何かおかしい」は、ちょっとした嘘や違和感が思いもよらないラストへとつながっていく作品です。嘘やサプライズなどには敏感なタイプですか?

「あまりそういう経験はありませんが、以前楽屋に、レギュラー番組の隠しカメラが設置されていたことがあり、まったく気づきませんでした(笑)。サプライズをしていただいたとしても、たぶんまったく気づかないんじゃないかな? と思います」

――メンバーの変化にもあまり気づかないタイプ?

「ずっと黒髪だった河田陽菜さんが、最近髪を染められたんですけど、最初は気づきませんでした。そういうところに疎いというか…マイペースに生きてしまっているので(笑)」

――今年の春、高校を卒業しました。振り返ってみて、高校生活はいかがでしたか?

「みんなで机を並べて板書したり、バスケットボールをしたり、学生でなければ経験できないことをたくさん学ばせていただきました。高校生活は3年間しかなかったので、日々“尊い時間だな”と思いながら過ごしました」

――学校では、どんな生徒だったのでしょう。

「日向坂46では、先輩方から、妹のようにかわいがっていただいていますが、学校では、読書をしたり音楽を聴いたり…わりと1人が好きで、自分と向き合う時間を大切にしていました」

――以前、「あちこちオードリー」に出演した際、なかなか個性が出せず、「今は何が向いているのか、何を求められているのかを探している段階です」とコメントしていましたよね。その答えは見つかりましたか?

「今もずっと探している段階ではありますが、最近気づいたことがあります! メンバーを見ていると、もともと自分の中にある好きなものや性格が一人ひとり違うんですよね。最近やっと、“それこそがグループとしての魅力なんだ”と感じられるようになったので、無理をして何か特徴を作るというよりも、気負うことなく、ありのままの自分でアイドル活動をしていけたらいいなと。最近は、そう思えるようになりました」

――「日向坂で会いましょう」などを見ていると、“大喜利に強い”というイメージもありますが…。

「ありがとうございます! 何年か前にたまたま回答した答えを、今でもおひさま(ファン)の皆さんに褒めていただくことがあるのでうれしいです。"そんなに面白いことを言えないのに、大丈夫だろうか…"と不安になった時期もありましたが、ひとつでも何かイメージを持っていただけるのはありがたいことですし、せっかくいただいているチャンスなので、楽しんでできたらいいなと思っています」

――本作でも抜群の存在感を発揮していますが、お芝居は今後も続けていきたいですか?

「難しい部分はたくさんありますが、今回演じる中でも、"あっ、今、樋口になりきれていたかも…"と感じる瞬間がありました。自分と違う人生を演じるのはとても楽しいので、今後も頑張っていきたいです」

――舞台にも憧れがあるそうですね。

「そうですね。難しいお仕事ですし、そう簡単に『舞台をやりたい』とは言えませんが、先輩方の姿を見ていて、ずっと変わらない憧れがあるので、いつかチャレンジできたらいいなと思っています」

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【上村ひなの プロフィール】
2004年4月12日生まれ。東京都出身。日向坂46メンバー。2018年8月、「坂道合同オーディション」に合格し、同年、けやき坂46三期生としてお披露目。2020年、「DASADA」でドラマデビューした。

(取材・文/佐藤ろまん)

【第3話 あらすじ】
「オビナマワイド・ネオ」では、MCのさらば青春の光がアシスタントの井上咲楽とゲストのヒカリ(川島海荷)を紹介している。
ヒカリの会いたい人にスタッフが会いにいくコーナーがスタート。一人目に登場したのは高校時代のバレー部の友達トモ(中西悠綺)だ。中継先のトモは車椅子に乗っていた。
万年補欠だったヒカリだが、トモが病気で車椅子生活になったことでレギュラーになったと言う。
続いて高校時代に通っていたという駄菓子屋の通称プロばあちゃん(宮崎美子)が登場。駄菓子屋にはたくさんの写真が飾られている。一見意味の無いように思えた写真にひとつの共通点がみつかった時、衝撃の真実が明らかになる。

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