塩野瑛久“かしましめし”するなら?川村壱馬&中本悠太&三山凌輝の豪華メンバー

公開: 更新: テレ東プラス

 
この春、テレ東の夜に“孤独じゃない”グルメドラマが登場! おかざき真里の同名人気コミックを原作に、人生につまずいたアラサー3人の日常を描くドラマプレミア23「かしましめし」(毎週月曜夜11時06放送)。前田敦子さん、成海璃子さんと共にアラサー男女3人の主人公を演じる塩野瑛久さんにインタビュー!

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塩野瑛久、プライベート“かしましめし”は?


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――それぞれに悩みを抱えるアラサー3人が一緒に食べる“おうちごはん”を囲むことで心を癒し、寄り添っていく日常を描いた物語。塩野さんご自身が、仲のいいお友達と“おうちごはん”をするとしたら?

「たまに一緒に“おうちごはん”するのは川村壱馬(THE RAMPAGE)。壱馬の家で壱馬ママの作ってくれたご飯を食べたこともあります。

もし、友だちを自宅に招いて“かしましめし”するなら、メンバーは壱馬、(中本)悠太くん(NCT127)、(三山)凌輝(BE:FIRST)かな。外で一緒にご飯を食べることはあるんですけど、『家に行きたいな』って言われたりもするので」

――映画「HiGH&LOW THE WORST X」(2022年公開)共演以来、よくご一緒されていますよね。先日もInstagramに皆さんの楽しそうな食事会の様子があがっていました。その4人でどんな“おうちごはん”を食べたいですか?

「最近、鍋もできるホットプレートを買ったので、すき焼きとかしたいですね。あと、低温調理器が家にあるので、ローストビーフを作ったりもできます」

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――塩野さんが料理の腕をふるって! 他の3人は、買い出しとかお皿洗いとか…どんな係になりそうですか?

「僕が用意から片付けまですべて責任持っておもてなしするので、来てくれるみんなは何も気にせず座ってるだけでいいです。いただいたりしたお酒が家にいっぱいあるので、それを飲んでいてくれれば(笑)」

――食卓を囲んでのトークは、どんな話題になりそうですか?

「僕は、みんながしゃべっているのを聞いていたいかな。いつもの集まりだったらしゃべるんですけど、おもてなしする立場になったら、“僕作ってるから3人でしゃべってて”ってなりそう」

――まさに今回演じる英治みたいですね。“女3人寄ればかしましい”なんて言いますけど、男性だけの集まりでもやっぱり“かしましい”になるものですか?

「そうですね。特に久しぶりに会ったりすると、お互い『何してた?』とかそういう話題で話がはずみます。あとは、どんなグループでもおしゃべり得意な子がだいたい1人はいるので。そういう人が盛り上げてくれますよね」

――その4人でいえば、三山さんが一番盛り上げ役というイメージですが…

「その通りです(笑)」

アラサーを迎えての変化


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――本作では、30歳を目前に控えたアラサーの煮え切らない空気感みたいなものが描かれています。塩野さんも同世代の28歳、20代前半からの心境の変化などはありますか?

「あまりないんですが…そういう風に言われると、改めて“アラサー”って思いますけど(笑)」

――20代前半の頃とはご自身を取り巻く環境も変わったのではないかと思いますが、そういった変化が自分にもたらしたものは?

「具体的にはわからないけど、あるとは思います…が、自分の芯の部分は変わっていないと思うんです。19、20歳の頃から『達観しすぎ』と言われていましたし…。先ほどの4人の会でも、まさにそんな感じの話をしていたんです。『変わったところはあっても、根っこの考え方とか振る舞いとかは基本的には変わっていないよね』って」

――20代前半の頃、「徐々にたくさんの役を演じられるようになって、それが自信につながってきた」というお話をされていました。今はいかがですか?

「自信につながってきたところもありますが、より多くの現場を経験するにつれ、“世界は広いな”と感じるようにもなりました。“敵わないな”と思うような人に出会って自信を喪失しそうになる時もあります。最近の10代の子たちとか、本当にすごいと思うし。でも、やっぱり応援してくれる人がいるから頑張れますね。こんな僕でも好きでいてくれる人がいて、応援してくれる。それが活動の励みになっています」

英治は場を和らげる愛すべきキャラクター


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――本作は、美大出身の千春(前田敦子)、ナカムラ(成海璃子)、英治が同級生の自死をきっかけに再会し、一緒にご飯を食べる仲になるという物語。塩野さん演じる英治は、自死した同級生の元カレで、繊細ながらも明るくおしゃべり上手な青年です。役作りはどのようにされましたか?

「監督からは、『愛すべき人になってほしい』と言われました。3人でいる時、英治が一番その場を盛り上げて、関西弁で場を和らげる役割を果たすので、そういう部分は常に意識しています」

――3人の関係性についてはどう捉えていらっしゃいますか?

「雰囲気は違うけど、一緒に暮らせるだけあって、ハートの部分では近しい3人なのかなと思います。強く生きてはいるけど、どこかみんな繊細で。たまには違う意見を言い合ったりもするけど、やっぱりどこかで“こういう時ってこういう風に感じるよね”という感覚を共有できる3人ですね」

――一番共感できるのは誰ですか?

「ナカムラかな。僕はどちらかというと英治みたいにずっと気丈に振る舞っていられる性質ではなく、思ったことが表に出てしまったりするタイプ。その辺りはナカムラに近いかなと思います」

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――原作の漫画でもご飯がおいしそうに描かれていますが、見どころは?

「もちろん、登場するご飯はどれも本当においしいものばかりです。それだけではなく、ヒューマンドラマとしても見ていただける作品になっていますね。自分という人間の在り方を確立しながらも、日々仕事や恋愛に揉まれ、時には悩みながら生きていっている等身大の3人が描かれています。3人が愛されるドラマになったらうれしいです」


(撮影/倉持アユミ 取材・文/高瀬純)

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ドラマプレミア23「かしましめし」第1話は?

第1話
上司のパワハラで心が折れ、仕事を辞めた千春(前田敦子)。婚約破棄されたばかりのナカムラ(成海璃子)。恋人との関係がうまくいかないゲイの英治(塩野瑛久)。同級生の死をきっかけに再会したアラサーの3人は、それから定期的に集まっては一緒にご飯を食べるようになり…。仕事でやりきれないことがあっても、恋愛で挫けても、美味しいごはんをみんなで分け合えば救われる。そんな3人の、愛おしく“かしましい”日常生活。

【プロフィール】
塩野瑛久(しおの・あきひさ)
1995年1月3日生まれ。東京都出身。2011年、「第24回ジュノン・スーパーボーイ・コンテスト」をきっかけに翌年デビュー。スーパー戦隊シリーズ「獣電戦隊キョウリュウジャー」(テレビ朝日系)、ドラマ「ブラザー・トラップ」(TBS系)、「リエゾン -こどものこころ診療所-」(テレビ朝日系)、「バツイチがモテるなんて聞いてません」(MBS)、映画「HiGH&LOW THE WORST」(2019年公開)など出演作多数。「来世ではちゃんとします」シリーズ(テレビ東京系)の“Aくん”役も務める。
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